マグロの初セリを見た中央日報の異常な見識

 

※見るからに良い雰囲気を出している(と思う)。
 
毎年1月5日は恒例の「マグロの初セリ」が行われ、その最高落札額はニュースのネタになるのは年初の風物詩だ。豊洲市場での今年の初セリの最高落札額は1688万円だったそうで、キロ単価に直すと約8万円。我々が普段スーパー等で目にする刺身の柵を一つ買おうとすると福沢諭吉が1枚簡単にサイフから消え去ると言えばその価格の恐ろしさを実感出来るだろう。
 
その初セリを韓国メディアも取材していた様だが、その割には随分おかしな見識の記事が出来上がった様だ。見る目がないのか?それとも歪曲しなければ記事を書けないのか?いずれにしても愚劣にも程がある。
 

 

 

2019年の初セリでの3億3360万円に比べれば今年の1688万円は確かに数字上は物足りない。だが、あの時はすしざんまいの社長と香港のバイヤーが激しく競り合った結果であり、あの時が単純に常軌を逸していただけだ。今年はそういう「激しい競り合い合戦で落札価格が暴騰」する要素が最初からなかっただけで、初セリとしては「適正価格」と言う声が大半だ。そういう声は取材しなかったのか?中央日報
 
要するに中央日報が言う様に「マグロの初セリはその年の日本経済の見通しを示すバロメーター」にはならない。何を狂った見識を出しているんだか?
 
また、マグロに限っては目利きが非常に難しいと言う。不肖筆者も毎日の様に何らかの魚を選んで買って食べているが、そういう経験もマグロに関してはまず役には立たないのではないかと思っている。
 
中央日報にそんな矜持はない。
 
プロは尻尾の切り口の断面で良し悪しを判断すると聞くが、不肖筆者などが見ても何も判らないと断言出来る。一応内臓を除去する為に切った腹の断面も目利きのポイントになると言う。これなら何とか判りそうな気もするが。また、肩口の肉付きの良さなど、他の魚にも言えるポイントはあるのだろう。水揚げされたばかりの生マグロなら兎も角、冷凍物となるともうお手上げだ。そういう点から冒頭の写真を見る限り「良さそう」とは思うが、実際の所は現物を見ても不肖筆者の様な素人には判るまい。いずれにしても素人の及ばないレベルで「目利きのプロ」が適正価格で競り合った結果の落札額だ。その年によって「高値が付くであろうマグロ」とか「良いマグロ」とされるマグロがどれだけ水揚げされるかどうかなど予測は不可能なのだからそもそも他の年の初セリと比較する意味からして「ない」と言える。中央日報の見識はここでも間違っていると言えるだろう。
 
※史上最高額の5万5600分の1で買った本マグロ。
 
また、この記事では「鮮度が重要なマグロの刺身」と書いているが、実際にはマグロに関しては魚の中でも「熟成させて」用いられる事が多い。それはマグロが
他の魚に比べて巨大なので、旨味成分が生成、蓄積される時間的余裕があるからだ。こういう初セリに出てくるマグロは体重200kgを余裕で越えるが、それは大概の力士の体重をも上回る数字なのだ。「マグロの身は牛肉に近い性質」と言われるのはそういう意味なのである(牛肉も2週間程熟成させているそうだ)。また、現在では他の魚でも熟成させて使う料理店は増えていると言う。勿論魚である以上鮮度も重要な要素に違いはないが、鮮度だけを追求するのが能ではない、と言う事だ。その魚を熟成させて一番美味しい食べ頃を見極めて客に出す「目」も料理人に要求される時代になっているのだ。中央日報の主張はその意味では数十年は遅れている。因みに上記の本マグロはその史上最高額の初セリの数日後に今はなき浦安の魚市場で見付けたマグロだ。売場に1匹のみしか居なかったので選択の余地などそもそもなかったが、店のオバチャンの好意でキロ2000円と本マグロ1本買いとしては初セリとは逆の破格の値段で売ってくれた。3kgのマグロだったので何と6000円。すしざんまいの社長の落札額の5万5600分の1の値段でしかないが、それでもメジマグロとしては十分に美味しいマグロだった。(サイズ的にさすがにトロなどなかったが。)勿論「高いマグロだから美味い」とは限らない。そもそも初セリでは「ご祝儀相場」と言って通常より値段が高騰する。そういう習慣についてもこの記事は触れていないが、本当にキチンと取材したのか?中央日報?韓国ではそうかも知れないが、少なくとも日本では「数字だけが全て」ではないのである。
 
※それは時として判断を狂わせる事もある。
 
この記事を書いた中央日報の記者は「自分の目で見た事実」こそ「嘘偽りない真実」と思い込んでこういう記事を書いたのだろうが、実際には「事実」と「真実」は「似て非なる」ものである。また、「数字だけでは計れないもの」と言うのも存在する。特に日本はセリ限らず「目に見えない」部分が大きく作用する事が他国に比べて大きく、「ご祝儀相場」を込める気持ちなどはその典型だろう。他国でこういう初セリの様な習慣があるかどうかは知らないが、仮にあったとして日本人がそこで「ご祝儀相場」と言う気持ちを込めて大金で競り落としたとしても外国では「日本人がカネに物を言わせて競り落とした」位にしか思われない、なんて事もあり得る。「見ただけの事実」が全てではない。特に他国の事を記事にするならそういう「その国での習慣」を理解した上で記事を書くのは当然の様に求められる事であるが、この記事からはそういう精神は微塵も感じない。そんな代物を韓国内だけで勝手に配信するなら兎も角、当の日本で日本語に翻訳して記事として配信するなど「愚行の極み」でこの記事におけるヤフコメを見れば一目瞭然で判る様に「批判一色になる」のは必然の結果である。そういう予測は出来ないのか中央日報
 
結局中央日報は年初から躓く様な失敗をしたに等しい。他国の心配などをする前に先ずは自分達の「メディアとしての在り方、矜持」から見直して見てはどうか?それとも敢えて自分達の取材の結果を歪曲してこうなったのか?もしそうならメディアとして在り方からして間違っているし、そうでないなら「単なる実力不足」だ。これが韓国のトップメディアなのだから情けないにも程がある。日本も余り人の事は言えないが、今年もこれでは「メディアの健全化」は日韓共に期待出来なさそうだ。その点だけは「日韓共通のアジェンダ」だと言えそうだ。
 
 
 

新年早々の立憲特大ブーメラン

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※説明責任な。

立憲民主党に新年早々「特大ブーメラン」だ。「Coose Life Project」なるネットメディアに番組制作費として1000万ものカネを出していた事が暴露されたのだ。当該メディアは勿論だが、立憲民主党にも説明責任があるのは言うまでもない。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/fcff119ed00e6683d2343d104e89b84c8328a306
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※ブーメランお疲れ様。

「Coose Life Project」とは元テレビ番組制作者らが作ったネットメディアで「クラウドファンディングで運営」する事を掲げていたと言う。主張は左に寄ったものばかりだと言うから「見る意味があるかどうか」は言うまでもないだろう。出演者もそういう界隈からばかりだった様だ。

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※少なくともコイツ等ではない。

だが、実際には「立憲民主党が」広告会社や制作会社経由で1000万円以上の資金を出していたと出演した連中に暴露された。暴露した連中の名前を見るとやはり「左に寄った」思想の者ばかりだが、左から見ても醜悪極まるレベルだった、と言う事なのだろう。

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※だから左から政治を語ってはならない。

「Coose Life Project」はネットメディアであるが故に放送法が要求する「公正中立」「不偏不党」には縛られない。だから番組の主張がどれだけ左に傾こうが、立憲民主党の主張に近かろうが問題はないが、政党がスポンサーとなり、しかも「クラウドファンディング」を謳っていながらそれを隠蔽していたのであれば話は別だ。暴露が事実なら「Coose Life Project」にメディアを名乗る資格はない。

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※批判する資格はなかった訳だ。

立憲民主党の杉尾秀哉、小西洋之の2人がTwitterアカウント「Dappi」を名誉毀損で訴えた際、このアカウントの主が法人で、自民党自民党議員と取引があった事が判り、立憲民主党は国会でその関係を追及した。少なくとも「Dappi」の会社が自民党自民党議員と取引があり、正当な報酬として対価のカネを受け取るのは何の問題もない。またそういう縁で自民党シンパになり、自民党を擁護し、野党を叩く投稿をしてもそれは「言論の自由」の範疇だ。だが、「Coose Life Project」と立憲民主党の場合、立憲民主党がスポンサーそのものとなっており、広告会社や制作会社経由でのカネの流れ、となると事実上の「裏金」とも解釈出来る。しかも原資の一部には「国民の税金」から出ている政党助成金が含まれる事も考えられる。要するに国会で追及した「自民党とDappi」の関係より「立憲民主党とCoose Life Project」の関係の方が数段悪質だ、と言う事だ。しかもそんな真似までして先の総選挙ではあの惨敗だった訳だ。情けないにも程がある。


※「Coose Life Project」は説明すると言うが…

「Coose Life Project」は本日には説明をすると言う。それは結構だが、暴露が事実なら立憲民主党にも説明責任が発生する。この件こそ曖昧にしてはならない。国会で追及すべきではないのか?政党が番組のスポンサーをやっていたなど「前代未聞の不祥事」である。だから「左に思想が傾いたヤツは政治を語ってはならない」のである。立憲民主党、新年早々特大ブーメランお疲れ様である。

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マスゴミの「日韓関係、失われた10年」と言う虚像

 

※つーか日本には不要な相手。
 
時事通信が「日韓関係、失われた10年」などと題して日韓関係の悪化を嘆く記事を出しているが、真相は寧ろ逆だろう。マスゴミが幾ら「韓国との友好の必要性」を説く記事を出した所で「韓国の『反日』の実態」は広く日本国民の知る所となった。「嫌韓」とはそれに対する自然な反応であり、差別でもヘイトでも何でもない。「人間として当然」の反応なのである。マスゴミは記事を書く前に先ずはその事実を認識するべきである。
 

 

 

 
※それが実態。
 
現在日韓関係の問題、とされている問題には共通した特徴がある。それは
 
「韓国が国際法や国家間の合意などを無視した難癖を付けている」
 
と言う事だ。日本が韓国にそういう真似をした事があっただろうか?「韓国との友好の為に日本が譲歩すべき」と言う考えをお持ちなら是非ともその様などんな事実があったのか?例示して貰いたいものだ。
 
勿論国家間の揉め事を武力ではなく「対話で解決」する事は必須である。だがそれはあくまでも「ルールを理解している事」が大前提だ。韓国はそういう前提にも達していないレベルでしかないのである。「話せば判る」と言うのは韓国には通用しないのである。これが前提にない主張は幾らした所で意味はない。
 
※韓国は口を開く前にルールを理解するのが先。
 
それは韓国で「誰が大統領なのか?」や「保守なのか革新なのか?」と言う命題は一切関係ない。「目糞鼻糞」程度の違いでしかない。そもそも現職の文在寅もそうだが、その後継候補も弁護士出身、そしてその対抗馬も元検事と法曹資格を持っていてあのザマなのである。…これでどうして韓国に「法の遵守」を期待出来ると言うのか?マスゴミや「韓国との対話」を重要視する一部勢力はこの前提を欠いて「韓国は日本と同レベルで話が出来る」と言う前提でその主張をしているが、実際にはその前提からして韓国には欠如しているのは明白である。従ってこれらの連中の主張は「前提からして間違っている」事は必然の結論なのである。
 
※それが日本国民。
 
首脳が相互に訪問し合う「シャトル外交」は10年途絶したままだと言う。現在では政治家もマスコミもそんな言葉は使う機会さえなく、我々一般人からすれば「そんな言葉があったのか?」と言う程度の代物だ。それで日本が何か困った事はあったか?つまり日本は「韓国がなくても困らない」のであって日本が無ければ困る韓国とは根本的に違う。その差を認識しなければ日韓関係を正確に分析する事も出来まい。まぁマスゴミは意図的にそれを無視しているのだろうが。
 
国際法を理解しない、実践出来ない様な国は世界から孤立する。支那は既にそういう道へと進んでいる。愚かにも韓国はそれに追随しようとしているだけでしかない。そんなバカな真似に何故日本が付き合わなければならない?韓国の「国際法無視」を認めるのは日韓関係だけに留まらず、世界の国際法秩序を崩壊させる端緒にもなりかねないのだ。だから韓国を「無視する」対応は必然であってそれは差別でもヘイトでもない。ルールを理解しない輩にはそれなりの報いがあって当然なのだ。日本が韓国にするべき事はその一点に尽きる。
 
そういう事態への理解が進んだ、と言う意味では日本国民にとってこの10年は「失われた10年」ではなく「相当の進歩があった10年」である。今更韓国に下手な譲歩などしようものなら世論がそれを許さない空気が既に出来上がっている。政治家やマスゴミの韓国に対する虚像が国民の知る所となってしまっているのだ。もう誤魔化しは効かない。マスゴミもその現実を理解する必要があるが、コイツ等にそれを期待するのは野暮だろう。そうやってマスゴミも国民からの信頼を失って行く道を歩むのだ。それを理解しないでこの様な記事を書くのは愚劣さの証明にしかならない。この様な事態を打破する方法は一つだけ。それは
 
「韓国が自らの過ちを認めて国際法を遵守する」
 
事のみである。それがない限り日本は突き放すだけである。そうやって今年も日韓関係はマスゴミ目線では「破滅に向かう」のかも知れないが、正確には「健全な方向へと進んでいく」のである。

 

 

対日関係改善を放棄した文在寅

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※無責任なヤツ。

文在寅の奴が「新年の辞」と称して残り任期の抱負を語った様だが、そこでは「南北関係の改善」に言及はしても「対日関係の改善」に言及する事はなかった。まぁ実際の所は

「言及しなかった」

のではなく

「言及出来なかった」

と言う方が正確な表現なのだろうが。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/a89043a0c972c532057a87c95cc147e39adef30e

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文在寅にそういう精神はない。

文在寅が大統領である間、日韓関係は悪化する要素ばかりで「最早改善不可能」と言うレベルだと言っても過言ではない。様々な問題があるが、そのいずれも

「韓国の国際法無視」

がその根本的な原因となっている事に変わりはなく、幾ら「国際法上取るべき義務」を口にしてもこの国では「対日譲歩」「弱腰」と批判され、「親日」とレッテルを貼られるのがオチだ。そうなれば政権がレームダックと化すのは間違いなく、「自ら地雷源に飛び込む」に等しい愚行となる。幾らコイツが「稀代のアホ」でもそれ位は理解しているのだろう。だから「言及出来なかった」のではないか。

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※と、言う評価からは逃れられない。

いずれにしてもここで対日関係改善に関する発言がなかった以上

文在寅が対日関係改善に乗り出す事はない」

と見て間違いなく、理由や事情がどうあれ文在寅

「対日外交は次期大統領に丸投げ」

と言う事だ。日韓関係の悪化、更に日本人の韓国に対する印象の悪化など、ネガティブ要素は全て「コイツ一人の責任」なのだが、自分はその後始末は何もせず後任に丸投げして逃亡する訳だ。コイツは知らないのだろうが、世間ではそれを「無責任」と言う。


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※自分のやらかした事の責任は取れ。

韓国の大統領は1期5年で再選不可。従って文在寅の任期切れはそのまま「奴の引退」を意味する。ムショ行きの始まりとか言わない。韓国が対日関係を改善するには「全面降伏」しかないが、それは奴の任期の残りや次期大統領が誰かに関わらず「唯一の結論」でしかなく、韓国には「いつ、誰がその決断をするのか?」と言う命題しかない。ただしやればそいつは「親日大統領」としてレームダックと言う代償を払う事になるが、そんなおかしな国にしたのは自分達なのだから誰を責めても何にもならないが、そういう常識や道理を周知させるのはコイツの残り任期での最優先事項であり、少なくとも北朝鮮との関係改善云々より大事な事だ。まぁ奴の脳味噌がそれを理解するとは思えないが。

いずれにしてもそういう構造である以上、日本から動く理由も必要もないが、韓国から動く事も期待してはならない。つまり日韓関係改善の可能性など「ない」のだ。悪化する可能性は大いにあるが。

これ程の外交的失策は韓国の歴史でも稀であろう。その意味でコイツは「名を残す」事になるだろう。…勿論「悪名」としてだが。コイツの失敗は「理想ばかり追って現実を無視した」事に尽きる。日本にもそういう政治家は居るが、こういうタイプの人間は「政治家として不適格」なのである。日本人はコイツを反面教師にして理想家を政治家にしないようにしなくてはならない。

新年早々越境を見落とした韓国軍

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※監視カメラに映っていても見落とし…

新年早々韓国軍が「やらかした」。元旦に一名の韓国人らしき人物が軍事境界線を越えて北朝鮮入りしていたそうなのだが、韓国軍の監視カメラにその一部始終が映っていたにも関わらず見落とし、更にその事実を把握するのに3時間近くかかったと言うのだ。どうやら韓国軍の

「新春隠し芸」

はコレだったらしい。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/dbf1acc014cdfcc03c164d29fe9157e370d126d0

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警備体制、どうなってるの?

韓国側は事態を把握して

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北朝鮮も気付いていないとか?

自国民の保護を求める文書を北朝鮮に通知したそうだが、安否は不明だと言う。この時点で韓国軍の失態は明らかであり、監視体制や責任者の責任が問われるのは必至である。…新年早々何をやっているんだか。

だが一方の北朝鮮側も

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北朝鮮も正月満喫なのだろうか?

特に動きは見られないと言う。北朝鮮も正月満喫で弛んでいるのか?境界線を越えたのが韓国人なら「不法侵入者」以外の何者でもないのだが。

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※どっちもどっち、って事か?

韓国側が事実を知らせた以上、北朝鮮が「知らない」なんて事はあるまい。一昨年には北朝鮮は泳いで北朝鮮に行こうとした韓国人をハチノスにした上、コロナ防疫を口実にその遺体を焼く、なんて非人道行為をやらかしている。北朝鮮とて韓国でのコロナ感染状況は知ってはいるだろう。自称「コロナ防疫が完璧」な北朝鮮で韓国から不意にやって来た人間に無反応なのは明らかに不自然である。普通なら韓国からの越境を見逃せば「大失態」として責任者は公開処刑されても不思議のないレベルの案件である。北朝鮮も正月満喫で弛んでいるのか?それとも…?

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※裏事情があるのか?

「まさか」とは思うが、この越境した人物、正体は韓国人ではなく「北朝鮮のスパイ」で文在寅の奴はそれを知っていた、なんて事はあるまいな?だとしたら韓国軍が監視カメラに越境の一部始終が映っていたにも関わらず見落とした事や北朝鮮がその事実を知りつつ特段の反応がない事も合点は行く。文在寅北朝鮮の対応を見れば奴がそれ位やりかねない事は想像出来る。この推測が事実で明るみになれば文在寅は任期終盤で大失態をやらかした事になり、間違いなく汚点を残す。大統領選前なら選挙にも影響する案件となるが、実際の所はどうなのだろうか?いずれにしても新年早々韓国軍が「笑いのネタ」を提供してくれた事に変わりはない。今年も連中はやってくれそうだ。

富士山噴火はいつ起きても不思議はない?

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※今年の富士山での初日の出。

日本を代表する山である富士山。その美しい姿とは裏腹に富士山は「れっきとした活火山」であり、

「いつ噴火してもおかしくない」

状態なのだと言う。また、南海トラフ地震と連動する可能性まで取り沙汰されており、そうなれば日本に未曾有の被害をもたらす事は確実だ。新年を機にその備えは怠らず、我々一人一人が認識しなくてはならない。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/a6c056515c4c6f411934baa4d15d4b261183aeb1

富士山が最後に噴火したのは1707年の「宝永噴火」である。そしてこれが記録に残っている中では最大級の富士山の噴火である。その凄まじさは下記の画像の如く中腹に新たな火口を形成し、現在も「宝永火口」として生々しい姿を我々に見せている。

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※宝永噴火を描いた当時の絵。

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※画像中央付近にあるのが宝永火口。右が宝永山。

特に甚大な被害を受けたのは小田原藩で、「自力復興は不可能」と判断して領地の半分を幕府に差し出して助力を求める事態に追い込まれ、20年経っても復興出来なかった地域があった程だったと言う。しかも小田原藩内の米の収穫量が噴火前の水準に回復するのに90年近くかかったと言うのだから、江戸時代の技術、と言うハンデを考慮してもそれが如何に甚大な被害だったのかは容易に想像出来るだろう。

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※富士山は南海トラフの延長線上にあるとも言える。

記録によると宝永噴火の7週間前に「宝永地震」と言う南海トラフ地震が発生している。東日本大震災と同レベルだったと言う推定もされるこの地震だが、その翌日には富士宮付近を震源とする地震が発生、そして富士山の噴火に繋がった、と言う。宝永地震が富士山の噴火を誘発した様にしか思えない。事実、宝永噴火以外でも富士山の噴火と大地震に「密接な関係」が疑われるケースは多く、そもそも富士山が

南海トラフの延長線上」
「プレートの境界線付近に位置する」

事から考えても日本付近の大地震が富士山の噴火を誘発する可能性は高いと考えざるを得ない。実際東日本大震災直後(4日後)には富士宮市震度6強地震が発生し、火山学者の多くが「富士山噴火」を覚悟したと言う。幸い噴火はしなかったが。また南海トラフ震源とする大地震は今後数十年以内に起きる、と言うのが殆どの識者による共通の見解だ。人間から見れば数十年は長い歳月だが、地球からすれば一瞬に等しく、その意味では

「富士山の噴火は目前」

とも言える。

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※宝永噴火と同レベルで想定される被害の一端。

勿論政府や周辺自治体も無為無策ではなく、ハザードマップなどで周知を呼び掛けている。我々が知っている最大級の噴火である宝永噴火をベースに考えるのは間違いではないが、「それ以上」の未曾有の規模になる可能性だってあり得る事は留意しておかなくてはならない。また、この手の被害予測は「単発」前提であり、宝永噴火同様の経緯であればまず南海トラフ地震で大被害を受けた後、富士山噴火が「泣きっ面に蜂」の様に襲い掛かる事になる。

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※悲劇の序章でしかない可能性も…

つまり最悪のケースとして東日本大震災クラスの大地震南海トラフ震源として発生、震度7地震と30mクラスの津波で太平洋岸は大被害を受ける。その復興どころか被害状況の全容把握の前に

「富士山噴火」

と「追い打ち」される、なんて事もあるのだ。そんな事になれば政治がどう、とか言う問題ではなく、間違いなく東北以南の地域は麻痺状態となり、被害規模は予測が付かない。

…等と新年早々不安を煽る様な事を言うのは不謹慎だが、日本がそういう立地なのは否応なしに受け入れるしかない現実だ。また、地震の予知や発生を未然に防いだり、火山の噴火を回避する術など人類は持ち合わせてはいない。だからこそ日々の心構えと備えがモノを言うのである。

金星に生命体が存在する?

 

※地球に最も大きさや組成が近いのが金星。
 
「明けの明星」「宵の明星」とも呼ばれ、太陽、月に次いで明るい天体である金星。地球と大きさも比重も殆んど変わりなく、「双子惑星」とまで言われる程だが、現在の所、生命体の存在は確認されていない。だが、
 
「金星に生命体が理論上存在出来る」
 
と言う説が発表されたと言うのだ。一体どういう事なのだろうか?
 

 

 

 
※地球と並べてみるとその大きさが極めて近いのがよく判る。
 
「太陽系内での生命体存在の可能性」と言うテーマでは専ら火星がメインで、次いで土星の衛星タイタンや木星の衛星エウロパ辺りがその候補として挙げられる事はあっても「金星に生命体の可能性」は殆んどと言っても良い位顧みられなかった。その理由は簡単である。

※金星は岩石ばかりの荒涼とした惑星だった。
 
金星は分厚い大気に覆われている為、外から地表の様子を窺う事は不可能だ。勿論既に金星の大気圏内に探査機を突入させ、地表の様子を探るミッションは行われている。その結果判った事は…
 
地表の温度は摂氏430度を越え、気圧は90気圧。これは地球では深海900mでの水圧に匹敵する。大気の成分はその殆んどが二酸化炭素。その上大気圏中層には硫酸の雲が存在し、そこから硫酸の雨が降っている。…それが金星の姿であった。勿論液体の水など存在出来る筈もなく、地表は果てしなく岩石が広がる荒涼とした惑星だったのだ。
 
※探査機が明らかにした金星表面の様子。
 
…少なくとも地球上に存在するどんな生命体であっても金星で生存する事は不可能。そう考えられた為、「金星に生命体の可能性」は殆んど考察される事すらなかったが、金星の大気成分の研究結果からその可能性がある、と言う説が出てきたのだ。
 
その根拠はアンモニアの存在。アンモニアは水素窒素の化合物だが、金星に水素は殆んど存在しない為、アンモニアは存在出来ない、とされていた。材料が無ければ作りようがないのだから当然であろう。だが、実際に金星の大気からアンモニアは検出されていると言う。これが謎を呼んだ。その説明として出てきたのが「生命体によるアンモニア生成説」と言う訳なのだ。
 
アンモニアがあれば硫酸を中和する事も可能で、その結果酸性度は地球の生命体でも適応可能なレベルにまで低下させる事が出来ると言う。また、金星の表面温度は摂氏430度を越える、と言ったが、金星の大気圏内には気圧や温度が地球環境に極めて近くなるエリアが存在する事も判っている(ただしそこは硫酸の雲の真っ只中だが)。従って自らアンモニアを生成し、大気圏内の一定のエリアを浮遊し続ける事の出来る生命体であれば「理論上は」金星に存在する事も出来る、と言う事になる。だが、そんな都合の良い能力を持った生命体などあり得るのだろうか?
 
※金星大気の様子。
 
実は「いる」のである。それも人間の身近な所に。人間の胃の中には自身でアンモニアを生成し、人間の胃酸を中和する能力のある微生物が存在しているのだと言う。この微生物と同様の能力を持ち、かつ金星の環境でエネルギー源をどの様に確保するのか?と言う問題さえクリア出来れば微生物程度であれば「理論上」金星に存在する事も可能、と言う事になる。…あくまでも「理論上」の話だが。
 
※金星には未曾有の暴風が吹き荒れている。
 
だが、実際には生命体の存在は困難を伴う。金星には「スーパーローテーション」と呼ばれる暴風が吹き荒れている。その勢いたるや秒速100mにも達し、4日で金星を1周してしまう程だ。勿論地球上こんな暴風が吹いたなど聞いた試しはない。金星では地表50km程の高度では気温75度約1気圧、55kmで気温27度約0.5気圧と判明している。従ってこの範囲内であれば地球によく似た環境があると言える。が、微生物程度の大きさの生命体が存在するとしてスーパーローテーションの風に吹かれ続けてこの高度を維持できるのだろうか?仮に高度60kmまで吹き上げられれば-10度、0.2気圧だが、高度40km地点に下ろされると気温143度、3.5気圧となる。気圧の変化は兎も角、気温の変化には耐えられそうもない。まぁ、クマムシの様な「クリプトビオシス」の能力でもあれば生存出来る可能性もあるにはあるが。
 
いずれにしてもこの説を提唱した科学者自ら民間の金星探査プロジェクトでその仮説を実証すると言うが、これで本当に金星に生命体を発見できれば大偉業となる。可能性は高いとは言えないが、他にも「生命活動の痕跡ではないか?」と言われる様な現象が金星では観測されている。例え微生物でも生命体は生命体。期待はしても良いのではないかと思える。結果が楽しみではある。