韓国大統領VS韓国検察

※法秩序を破壊する大統領と法相のコンビ。
 
韓国法相の曺国(チョ・グク)の疑惑を巡って
 
「大統領VS検察」
 
の場外バトルが勃発している模様だ。そもそもそういう事が起こる事自体が「異常」であり、韓国が「法治国家でない」何よりの証明、とも言えるが当人達にはそういう意識は一欠片もないようだ。…外から見ている限りでは「こんなオモシロイ」事はそうそうお目にかかれないだけに「他人事」として楽しんで見ていられる、と言う要素はあるが、自国でこんな事が起きたのでは堪ったものではない。日本が「法治国家」で良かった、と心から思う。
 
 
※この時点で大問題。
 
今回の「大統領VS検察」騒動の発端は曺国を巡る一連の疑惑に絡んで
 
「検察が曺国の自宅を家宅捜索した
 
事だったと言える。そもそも現職の法相が例え「本人は無関係」だったとしても家族親族に疑惑が噴出し、逮捕者が出るわ自宅は家宅捜索受けるわでどう「国民に示しが付く」と言えるのだろうか?この様な事態は曺国を法相に任命する前、疑惑が囁かれていた時点で容易に「予見し得る事」であった。それにも関わらず法相任命を強行したのは文在寅だ。責任は当然に付いて回る。
 
※日本ならこれ一つで確実に大臣の首が飛ぶ。
 
しかも家宅捜索の際に曺国は本人も認めている通り「現場の検事と電話でやり取りしていた」事が判っている。「体調不良の曺国の妻の事を考慮して欲しい」と言う内容だったと釈明しているが、その通りだとしても現職法相が一事件、それも自身の家族が被疑者の事件の現場に電話で要請を行う事自体、「指揮権の濫用」「政治権力の捜査介入」と言った印象を与えかねない「極めて不適切で危険な」言動であると言える。日本の法務大臣にも「検察への指揮権」があるのだが、その発動が囁かれたケースは何度かあるものの「確実に発動された」と言い切れるのは一度だけ。しかも直後に時の法相は辞任している。まるでミツバチの針だが、少なくとも日本ではそれだけ「検察の独立性」を重んじているのである。尚、日本において「法相の指揮権が発動」されるケースとして想定されているのは「外患罪」や「内乱罪」「破防法適用」と言った「国家そのものの安全に関わる」ケースだと言うから「それだけ重大なもの」なのだと認識しなくてはならない。
 
その重みを文在寅は判っているのかどうか?相当に怪しい。何せ報道官を通じて
 
※それは文在寅の「個人的怨恨」でしかない。
 
とか、
 
※そうやって検察権力を削ごうとしている。
 
と、「悲願」とでも言うよりないレベルでの「検察改革」を掲げている。韓国検察はかつて「朴槿恵名誉毀損」事件で訴追された当時の産経新聞ソウル支局長の裁判で
 
2ちゃんねるの書き込みを証拠に使おうとした」
 
レベルなので文在寅の相手としては適切なのかも知れないが、だからと言って文在寅政権ほど阿呆ではないだろうし、まだ救いがあると言える。そんな検察を「改革」しようと言う文在寅。真の狙いは
 
「改革による検察権力の弱体化」
 
だと言うから聞き捨てならない。
 
文在寅がこれに拘るのは若い時に逮捕、投獄されたから、と言われている。自身をそんな目に合わせたのも、また、検察に強大な権限を与えたのも朴正煕。だから文在寅はその恨みを晴らすべく娘の朴槿恵を追い落とし、断罪し、そして検察を弱体化させようとしているr、と言う訳だ。
 
個人的な怨恨を政治に持ち込む時点でどうかしているが、文在寅とはそういう小物なのである。検察が抵抗するのは当然であろう。だからこそ、任命を強行した曺国を「クロ」として挙げる必要があるのである。
 
こんな事が起きている時点で韓国は「法治国家」とは到底言えないが、外から見る分にはこれ程オモシロイ事はない。どういう結末になるのか?それはそれで見物である。