河野防衛相の置き土産

※その福島ソウルの放射線量は大差ない。
 
ソウルの日本大使館が「オモシロイ」事を始めた。
 

 
 
上記画像の通り、「東京」「福島市」「いわき市」「ソウル」の測定された空間放射線量を毎日更新していく、と言うのだ。韓国人に科学的根拠を説明しても無駄かも知れないが、こういう情報を発信する、と言う事に意味があると言えるだろう。それに対する韓国側の反応として、以下に中央日報の記事を紹介したい。
 
 
先ず、「誰がこんなオモシロイ事を考えたのか?」と思う人も居るだろう。答えは以下に。
 
 
「やはり」と言うべきか、河野防衛相が外相だった時にそういう指示を出していたのだと言う。これだけでも十分に「ポスト安倍」を担う資質はあると言える。是非ともそうなって貰いたい、と思う数少ない政治家の一人だと不肖筆者としては思っている。
 
さて、記事が書かれた時には25日正午の情報として
 
「ソウル0.119マイクロシーベルト
 
となっていた。
 
また、不肖筆者がアクセスした際には27日正午の情報として
 
 
となっていた。特にソウルの放射線量は韓国側の測定値を引用している上、出典も明確にしてある。しかも日本語版と韓国語版のページをわざわざ用意してくれている親切ぶりだ。数字だけを見れば
 
「東京や福島が放射線で危険」
 
なんて言うのは「根拠のない出鱈目な主張」だと否応なく痛感出来る筈であろう。このデータを目の当たりにして尚、
 
「福島は放射線で危険だ」
 
なんて言う様な奴は「己の思考回路を疑う」と共に「放射線について『一から学び直し』」、「それを理解するまで放射線原発について一切語らない」事をお薦めしておきたい。
 
一応フォローしておくと、朝鮮半島の地盤には花崗岩が多いとされる。その花崗岩には放射性物質ラドンが多く含まれるので原発とは無関係に放射線量は必然的に高くなる。数字だけ見れば確かに
 
「ソウルの放射線量は東京の約3倍」
 
と言うのは事実だが、自然条件、と言うハンデがそもそも存在している事には留意しておくべきである。…尤も韓国はアスファルト放射性廃棄物を混ぜて道路舗装している様な国だ。自然条件だけで「3倍」もの差を全て説明出来るとは到底思えない。
 
また、記事も指摘しているが、気象条件によっても線量は変動する。例えば雨が降れば線量は増えるが、雪が積もれば逆に減少する。だが、それでも中央日報の言いたそうな
 
「比較材料としては不十分」
 
と言う反論の根拠とするには程遠い。また、測定方法や測定機器の違い、と言った差も「誤差の範囲内」と言えるであろう差を生むことは十分に有り得るが、大使館が掲載した情報を根底からひっくり返す様な劇的な差を生むものではない。要するに韓国人がどれだけ喚こうが、また、韓国メディアがどれだけ反論を試みようとしても
 
福島市ソウルの放射線量は同レベル」
 
と言う事実を覆す事は出来ない。韓国はオリンピックでの放射線の影響を危惧しているが、
 
「ソウルでオリンピックを開催しても放射線の問題が出なかった」
 
事実を踏まえればオリンピックの競技を福島で行っても何ら放射線の影響はない事は確かである。ましてやその「3分の1」線量の東京には「何を言わんや」である。
 
通常の思考回路の持ち主であれば「反論の余地がない」事は明白だが、相手は韓国人である。この手の「科学的根拠に基づく説明」が基本的に通用する相手ではない。だが、それでも大使館がこの様な情報を発信する事には大きな意味がある。さて、韓国はこれにどの様な妄言で対抗するのか?ブログを書く際のネタとしては極上のものが期待出来る。そういう意味では今後楽しみな一件であると言えるだろう。