サヨクの言葉狩り

 
不肖筆者はここで正直に告白するが、まさか、このブログで「サヨク御用達」の「週刊金曜日」から記事を選んでブログを書く事になるとは思いもよらなかった。だが、非常に興味深い内容なので敢えて採用した。
 
毎日新聞に掲載された読者投稿の川柳に
 
「台風も日本のせいだと言いそな韓」
 
と言う作品が掲載されたのだが、これが一部で「嫌韓を煽る」と批判され、毎日新聞
 
嫌韓をあおる意図はなかったが〈「嫌韓をあおる」と受け止められた方がいらっしゃったという事実については、真摯に受け止めております〉」
 
と、釈明、だが、明確な謝罪がなかった事で
 
「不誠実」
 
等と更なる批判を浴びる結果となっている模様なのだ。
 
※韓国が日本に責任転嫁する際の常套句。
 
だが、現実問題として韓国が問題の責任を日本に転嫁する、と言うのは事実以外の何物でもない。例えば自衛隊機への火器管制レーダー照射事件では
 
※この対応が責任転嫁でないなら何だと言うのか?
 
と、「自衛隊機の低空威嚇飛行」と言う嘘出鱈目を並べ立てて責任転嫁を謀った。これ位の事は韓国では日常茶飯事であり、朝飯前の事だ。今更
 
嫌韓を煽る」
 
等と批判する程の事でもない。
 
また、川柳と言うのはそもそもからして「風刺」や「皮肉」を込めるものである。上記の様に
 
「韓国が日本に責任転嫁している」
 
と言う「事実」を踏まえればこの程度は「皮肉」で片が付くレベルの話であろう。この川柳批判する人は大方サヨク思想の持ち主なのだろうが、「言論の自由」とか「多様性」を主張する割に寛容さに欠けている。こういう皮肉の一つも言えない程「韓国は特別な国」だとでも言うのだろうか?
 
同時に掲載された川柳には
 
「催促や抗議にミサイル使う国」
 
と、北朝鮮を揶揄する内容の物や
 
「本当に盟友なのか地位協定
 
と、アメリカへの不満を示す内容の物もある。これらの川柳への批判や抗議、と言った声はどうも聞こえないのだが、問題視すべきは寧ろそういう事であろう。
 
※北も南も同一民族なのだが?
 
北朝鮮も韓国も民族としては同一、と言う点に異論の余地はあるまい。それにも関わらず北朝鮮への揶揄には何も言わず、韓国への皮肉は決して許容しない。その姿勢こそが「差別を煽る」と言う事なのだが、毎日新聞に掲載された川柳を批判する人にはその意味が理解出来ていない様だ。そんな程度のショボい見識で口を開いところで実際そうなった様に「言論の自由」を抑圧する結果しか生まない。他者を批判するのは自由だが、最低限批判する側にそれなりの見識がなければこの様に「逆効果」になりかねない。「差別反対」と言うのは当然だが、それを口にしながら自分達の気付かない所で「新たな差別」を煽っているのでは元も子もない。先ずはそういう視点を身に付ける事から始めてはどうか?
 
批判を受けて「◯◯という意図はなかったが撤回する」という体質がマスメディア業界にも蔓延しつつあるのではないかとも思わせる、憂慮すべき事態〉
 
と、週刊金曜日は言う。そうだと思える部分もあるが、それ以前の問題として
 
「韓国への批判=差別」
 
と言うおかしな見解が蔓延している事の方がよっぽど問題であろう。そういう誤った見解が韓国への「特別扱い」を助長し、更なる差別を煽る。その悪循環を断ち切らないとメディアの異常性は解消されない。「ジャーナリズム」を掲げるなら右からでも左からでもそういう所に切り込まなければならないのだが、週刊金曜日にそれが出来るか?この記事で投げ掛けている事はそのまま自分達にも降りかかってくる、と言う事実を週刊金曜日も認識すべきである。