相変わらず論点が理解出来ていない韓国メディア

※首脳会談一つで関係改善するなら苦労はない。
 
昨年末に行われた日韓首脳会談。日本人は冷静に捉えている様だが、韓国人はそうでもないらしい。そんな意識の差がこの様な記事を生むのであろう。
 
 
 
日本人は日韓首脳会談を冷静に受け止めているが、韓国ではそうではない、と言う事を如実に示していると言える。常識的に考えれば首脳会談一つでここまで拗れた日韓関係が改善するなら誰も苦労はしない。また、その日韓首脳会談で安倍首相は文在寅
 
国際法遵守」
 
を要求したが、文在寅から確答はなかった。その時点で「関係改善」に期待を持てない事は自明の事である。
 
予め決められた法や規定を遵守する事は少なくとも日本では当然の事として受け止められる。韓国がそれについてどうだかは知らないが、同様であるなら現在の言動は明らかに矛盾している、と言うだけだし、そうでないなら「相容れない」と言うだけの事だ。現在の日韓関係は安倍首相が「ボールを投げた」形になっている。それに対して文在寅がどう対応するかが問題なのだが、韓国は自分達の要求ばかりで何ら返答はない。それで「関係が改善する」と考える方がどうかしているのであって、
 
「日本人の3人に2人が関係改善に期待していない」
 
事が驚きなのではなく
 
「この現状で16%もの人が『日韓関係が改善する』と考えている」
 
事の方が驚くべき事である。相変わらず論点がズレている。
 
また、この記事からはそういう事実は判っても「それを受けて韓国はどうするべきなのか」と言う観点は読み取る事は出来ない。そこまで考えなければ「道は開けない」のだが、そういう発想に至れない時点で韓国メディアのレベルは「推して知るべし」である。そもそもこういう観点に触れられない記事に意味はない。
 
韓国側も「本当は問題の本質を理解している」のであればそれを言えない時点で「言論の自由」が存在するのかどうかに疑問が湧く。そうでなくても「答えを知っていながら」それを歪めようとしている時点で「誠意がない」事は明白である。そんな相手に妥協する必要も理由も一切合切ないのは明らかで、安倍首相の対応は100%正しい。韓国側は「被害者が納得する解決策」と言うが、法的に韓国の言う「被害」そのものが最初から存在しない。だから韓国の言う様な結論になる事はないのである。記事を書くならそこまで言及しておかなければ意味はない。韓国メディアはもう少し考えてから記事にした方が良い。