韓国と同じ徹は絶対に踏んではならない。

※ブラックジョークか?
 
新型コロナウイルスの押さえ込みに成功したと見られていた韓国で再びクラスターが発生した事について、欧米のメディアは冷ややかに伝えている模様だ。
 
何処だったかは失念してしまったが、以前ネットで
 
「緊急事態宣言が解除されても最低2週間はそれまで通りの生活を継続しないと再び感染拡大が発生しかねない」
 
と言う意見を目にしていた。「緊急事態宣言解除=安全宣言」ではない、と言う意味で注目に値すると思って納得したものだが、その意見が正しい事がこの韓国でのクラスター発生で証明されたと言える。
 
文在寅は「韓国は防疫対策で世界をリードする国になった」なんて言っていたがこうなってはブラックジョークにしか思えない。…なんて言うとあんまりなので真面目にフォローすると
 
「防疫対策として採られた措置を解除して即『これまでの日常』に戻すと再び感染拡大が発生しかねない」
 
事を世界で最初に実証したのだから、そういう意味では確かに
 
「防疫対策(の後始末で)世界をリードした」
 
と言えなくもない。結局まともなフォローは「無理だった」と言う事なのだが…
 
※全てが「水の泡」となる可能性まである。
 
韓国でのこのクラスターは最悪千人単位での感染拡大の可能性がある。その全てが感染した、とまでは言えないが、少なく見積もっても数十人単位、下手すりゃ数百人単位の感染者が発生、そしてそれらの感染者及び感染が疑われる人々もそれぞれ「通常の日常」をこの数日で送って更なる感染者拡大に貢献してしまった恐れがある。実際にこの一件のクラスターがどれだけの感染拡大に繋がるかなど予想も付かない。
 
日本でも「緊急事態宣言の解除」が取り沙汰されてきた上に、東京でも新規感染者の数が軒並み減少している。それはそれで評価すべき事だが、だからと言って気を緩めると一瞬で全てが「元の木阿弥」と化すのがこのウイルスの「更なる恐怖」なのだと認識しなくてはならない。
 
欧米もそうだが、日本もこの韓国のケースは「反面教師」として認識しなくてはならない。マスゴミはこういう事こそ「韓国を見習うべき」と主張するべきなのだが、コイツ等にそんな事を期待するのは野暮だ。マスゴミなどアテにせず、自分自身で自分やその家族、周囲の人々に迷惑をかけない様に振る舞わなくてはならない。それは緊急事態宣言が解除されても同様であり、問題の核心は
 
「緊急事態宣言が解除された後の行動」
 
にあるのである。
 
これまで自粛自粛で多くの人が散々な苦労をしたり、苦しい思いをしている。一刻も早く「通常の日常」を取り戻したい気持ちは判るが、最終段階で気を緩めて一瞬で「元の木阿弥」になってしまうのでは目も当てられない。日本は絶対に「韓国と同じ徹」を踏んではならない。それだけはどんなに苦しくても忘れてはならない。そういう事実が一人でも多くの人に認識される事を切実に願う次第である。