ハンギョレの屁理屈

 

※それを「合意違反」と言う。
 
ジュネーブで開催されている国連人権理事会で韓国が明白な「合意違反」となる所謂慰安婦問題への言及行い、それに日本政府が反論する形になったが、それを報じる韓国ハンギョレ、屁理屈を並べ立ててまで自分達の正当性を主張したいらしい。浅ましいにも程があるとはこの事だ。
 

 

 

ハンギョレは韓国政府の主張は「慰安婦問題は人権問題」と言う一般論だと言う前提で、同時に「韓国政府は、被害者中心主義の視点で 元慰安婦たちの尊厳と名誉を回復するために努力する」「生存者はすでに90代にはいっていて、多くはない」と言う発言は問題解決に向けた韓国政府の努力言及しただけだとして、それに日本が反論するのは不当だとしている。ハンギョレ知らないだけで世間ではそういうのを「屁理屈」と言うのである。
 
2015年の日韓慰安婦合意では「今後国際会議などの場で所謂慰安婦問題に関して互いを非難しない」と言う項目があった。そもそも韓国政府の言う「被害者中心主義」と言うのは「この問題の解決に日本政府の謝罪と賠償を求める」と言う意味なのだから言い換えれば
 
「韓国政府は自称元慰安婦の尊厳と名誉の回復の為に日本の謝罪と賠償を求める」
 
努力をする、と公言したに等しい。そもそも韓国政府は2018年から「慰安婦合意で問題解決はしていない」等と言い出しているが、今回の発言はその延長線上だと別の韓国メディアは分析 している。
 

 

 

 

要するに「どう考えてもそうだ」としか解釈のしようはないだろう。ハンギョレの主張が「屁理屈」でしかない理由はこういう事である。
 
ハンギョレのレベルが低すぎるだけ。
 
勿論日本政府は
 
「わが国(日本)としては、慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決を確認した日韓合意に照らし、このような発言は全く受け入れられない。昨日ジュネーブにおいて山崎在ジュネーブ国際機関代表部大使から韓国側に申し入れを行ったところでおり、また、この後、答弁権行使を通じて我が国の立場を主張する予定」
 
と、して反論すると言う。
 
逆に言えば韓国側がどういう場であれ所謂慰安婦問題を蒸し返すのであればその都度日本は反論として
 
「所謂慰安婦問題は2015年の日韓合意で『最終的かつ不可逆的に』解決済み」
「合意内容に『国際会議の場でこの問題で互いを非難しない』と言う項目がある」
「韓国はこの問題を以後蒸し返さない事を約束した」
「だが現実に韓国政府は日本政府がこの問題に関する履行義務を全て果たしたにも関わらず一方的に合意違反となる行為を繰り返している」
 
と、主張すれば良い。そうすれば誰が聞いたっておかしな事を言っているのは韓国側だと否応なく理解出来る筈だ。…通常の思考回路があれば、の話だが。
 
そもそもこの場は国連人権理事会であり、その成立前にあった出来事に言及する事はそもそも不可である。国連人権理事会成立前の出来事も人権問題として提起出来るのであれば例えばアフリカ諸国は欧米にかつての奴隷制度の問題を提起する事だって出来る事になる。流石にそんな事をする国はないだろうが、それなら今度は「何故韓国『だけに』その様な主張が許されるのか?」と言う話になってしまう。要するに韓国がそういう主張をすればする程国連人権理事会は「人権問題」を討議する場でありながら「差別」を内包し続ける事になるのだ。こんなバカな話があって良い筈はないし、そういうジレンマに誰も気付かない程この理事会は阿呆しか出席していないのか?それならこんな理事会を幾ら開催して議論した所で「人権問題」などを解決する力などある筈もないし、その力が出る事もない。つまり開催するだけ「時間の無駄」だと言う事である。「人権」と言う金看板を掲げるしか能がない偽善者共にはそれを理解する知能を求めるのは野暮なのかも知れないが。
 
※それが国連人権理事会の実態なのだろう。
 
国連人権理事会の実態がどうであれ、日本はこの件で韓国を永遠に黙らせる必要がある事に変わりはない。その為にも「所謂慰安婦問題は2015年の日韓合意で解決済み」と言う「事実」をその度に主張しなくてはならない。面倒なのは確かだが、この合意は韓国が自分達の望む解決策に拘れば拘る程国際会議の場で「韓国の『道徳的優位性』」が失われ仕掛けになっている。勿論それを活かすも殺すも日本政府の匙加減一つだが、韓国に容赦する理由など何一つとしてない。所謂慰安婦問題の真実を公言し、発表出来る機会を韓国が与えてくれるのだ。遠慮は無用、有り難くそうさせて貰えば良い。