愚劣極まるハンギョレの社説


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文在寅は韓国大統領としての年頭記者会見でこんなバカな事を言って

「最終的かつ不可逆的に」

解決した問題を

公式的な合意をした事実は否定できない」

と、認めつつも蒸し返す異常ぶりを世界中に向けて発信した。そんな文在寅に近い左派ハンギョレ新聞は10日の社説でその前日に外相の康京和が発表した日韓慰安婦合意検証を受けた韓国政府の立場表明について何か言っているのだが、出てきたのは「愚劣を極めた駄文」だった。


ハンギョレの立ち位置からすれば「合意破棄・再交渉支持」であろうが、タイトルの

「世界基準に合う慰安婦問題解決を日本に求める」

からして噴飯ものである。

「所謂慰安婦問題」を2国間の問題として「世界基準に沿って解決」と、言うなら

国際法に基づいて解決」

するよりあるまい。流石に「軍事力で解決」なんて主張する人は日韓双方とも居るとは思えない。2015年の日韓慰安婦合意は「条約」「協定」と言った類の性質ではないのは確かだが、日韓の間には「日韓請求権協定」が現在も有効な協定として存在している。

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その日韓請求権協定では請求権に関する問題が「完全かつ最終的に解決された」と明記している。しかも対象は「国及びその国民」である。従って「既に解決済み」と言うのが

国際法に則った」

結論である。日韓慰安婦合意の是非云々以前の話だ。コレが

「世界基準に合う」

結論である。それも理解しないで

「世界基準に合う慰安婦問題の解決」

などと言うハンギョレは「単なる馬鹿」でしかない。この程度のレベルのメディアが持ち上げ、同様の妄言を吐き続けている文在寅も同じ穴の狢でしかない、と言う事だ。「世界基準」と言う言葉を使うのであれば最低限これ位の理解をしてからにして貰いたい。

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康京和も触れているが、韓国側はこの「所謂慰安婦問題」について

「日本政府が法的責任を認めて謝罪・賠償する」

事を求めている。と、言うよりそれが要求の核心だ。それが満たされたからと言って「ゴールポストが固定される」事にならないのは河野談話の作成経緯やその後の韓国側の対応を見れば明らかだが、「それが満たされない限り」韓国側が「ゴールポストを動かし続ける」事だけは確かであろう。

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だが、その韓国側の要求の核心である「法的責任」は「世界基準」に照らして考えれば「存在しない」ものである。慰安婦を「募集」していた証拠はあっても「強制連行した」記録はない。しかもこの当時軍人相手の「公娼」は合法的なものだった。また慰安婦を「性奴隷」にした証拠はアメリカ政府が15年かけて調査しても何一つ出て来なかった。現在「慰安婦」と言う制度が許容されないのは万国共通の認識だが、だからと言って

「現在の法体系や人権感覚で過去の行いを断罪する事は出来ない」

のもまた「世界基準の」「法学の常識」である。無知蒙昧のハンギョレならともかく、法律家出身の文在寅でさえ実践出来ない体たらくでどうして「世界基準」を語れると言うのだろうか?

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官房長官はこの様に反論したが、菅官房長官の言う

「政権が代わっても国同士の約束は実践されるのが国際的原則」

に変わる「何が」韓国側の主張を「世界基準に合う」要素なのか?ハンギョレはそれを明確にするべきであろう。出来るなら問答無用で行うべきだし、出来ないなら菅官房長官の主張を認めるべきであろう。どちらを選ぼうがそれはハンギョレの勝手だが、メディアとして恥ずかしくないだけのロジックを用意出来るのだろうか?結論はハンギョレの主張を待つまでもなく自明の事であろう。

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メディアの劣化は国家の劣化を招く。日本も他人事ではない。それだけは韓国を反面教師としてに学ぶべき事であろう。この様な事を言う阿呆をのさばらせてはならない。
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