ネットでの言論弾圧

ケント・ギルバートさんがFacebookで公開している情報である。
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ケントさんによると、一部の著名な保守系論客のTwitterアカウントは

Yahoo!リアルタイム検索で『つぶやいた言葉で検索してもヒットしない』」

のだそうだ。不肖筆者の場合、当該アカウントの大半をフォローさせて貰っているのでTwitterを見ていれば彼等のつぶやきを見る事は出来るので気が付かなかったが、これは

「ネットでの自由な言論」

と言う観点から問題であろう。

コレが「何らかの障害やエラー」なら早急に復旧させれば済む話だが、「仕様」であるならYahoo!の「中立性」に疑問を持たれても仕方ない事だ。ある事象に賛成する意見もあれば反対する意見があっても良い。それらを勘案して「自分なりの意見」を導き出すのが「本来あるべき姿」なのだが、「一方の意見を検索出来ないようにする」と言うのは「報道しない自由」と同義の

「悪質な情報操作」

でしかない。それが「保守系に偏っている」と言うならそれもまた「言論弾圧」の一環として受け止めて良いのだろう。明らかな「フェイクニュースやデマ」「差別発言や単なる誹謗中傷」「犯罪行為、またはそれらを助長する発言」などなら話は別だが、そうでないなら即座に修正すべきなのは論を待たない。

TwitterFacebookなどでは「発言が広範囲に拡散され得る」特徴がある。「諸刃の剣」ではあるものの、理由はどうあれ合法的な

「個人の思想信条に基づく自由な言論や表現」


「拡散させない自由」

など存在してはならない。こういう事が起きている事は

「ネットでの『自由な言論空間』の存在」

に対する挑戦である。特定の意見に反対なのは自由だが、反対意見を主張するならそれを論破出来るだけのロジックや証拠を当人にぶつけるべきであろう。それをせずに「土俵の仕様変更」で「当該言論を表に出さない」のは管理者権限の濫用であり、卑怯者がする事だ。「言論弾圧」と言う「民主主義の危機」はネットの世界でも目に見えずとも確実に迫っている。実に嘆かわしい事である。