新元号「令和」の意味を考えてみた
※元号には「日本の伝統や心」を反映させるべきだろう。
注目を集めた「新元号」は
「令和」
と決まった。
「出典が万葉集」
である事であろう。確認されている範囲で言うなら
「日本の古典から出典された」
元号も「史上初」である。
※新元号「令和」の出典。
新元号公表後の記者会見で安倍首相は
と、新元号に
「日本の伝統や心」
を大切にして育て、後世に継承して行こう、と言う思いを込めた事を明らかにしている。
「天地人全てを統べる絶対権力者」
なので
「皇帝が『天をも支配している』」
象徴として考案されたものだ。
近代以前は支那はもとより、日本や朝鮮半島、またベトナムなどの「漢字文化圏」で用いられていたと言う。だが現在「元号」を使用しているのは日本だけだ。支那朝鮮、と言った連中は元号の由来を逆手にして天皇陛下を「日王」等と貶めるが、そういう輩に限って「日本に天皇が存在し続けている理由」を理解していないと言える。
先述した様に「元号」は元々「皇帝」と言う絶対権力者が「時をも支配している」事を知らしめる為の「象徴」であった。従って
と言う論理で何かと難癖を付けるのだが、そもそも「天皇」と言う存在は支那皇帝の様な「絶対権力者」ではない。それどころか基本的には「民主主義を超越した」統治形態である「君民統治」を実践し続けてきた世界でも稀有な存在だ。支那皇帝と同列に扱う事自体が根底から間違っている。ましてや朝鮮王など引き合いに出している時点で「とんでもない無礼」である。元号についてアレコレ言う前に先ずはその意味を理解する事が先決である。
また、漢字にはそれぞれ意味がある。調べてもると、こういう意味はあるのだが、
「争いのない立派な国」
「(今以上に日本を)良い国にしよう」
と言う解釈も出来る。そう考えるなら
「新時代に相応しい元号」
と言えるのではないだろうか?不肖筆者個人としては「良いセンスの元号」だと評価したい。