文在寅の狙いは「朴正煕の完全否定」である
※コイツこそ諸悪の根源。
最近の日韓関係悪化の直接の原因は
「昨年の韓国大法院による徴用工関連での『国際法無視の異常判決』」
にある事は疑いの余地はないだろう。日本は当然ながら判決を「国際法違反」として韓国に具体的措置を要求し、日韓請求権協定に基づく協議や仲裁の申し入れを行ったが、韓国はこれをも無視する、と言うこれまた「国際法違反」の対応で応じた。
韓国から出てきた「具体的対策」と言うのは
「所謂徴用工問題に関係する日韓企業が資金を出し合って自称元徴用工への賠償に充てる」
と言う「話にならない」案だった。その案は日本が即座に拒否したにも関わらず、駐日大使が当時の河野外相に再び持ち出し、
※それでも韓国は理解しない。
河野外相がマスコミのいる前で「敢えて」話を遮って「一喝」したにも関わらず、今月に入って韓国側が伝えてきた案、と言うのは
「日韓企業及び韓国政府がカネを出す」
と言う先の案に「毛が生えた」程度の代物でしかなかったのだと言う。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190917-00000042-sasahi-kr&p=1
※「日本企業がカネを出す」と言う発想から脱却しない限り話は進まない。
以前文在寅は
※「知恵を集めた」結果がこれらしい。
この様な事を言っていた。「問題解決」の為に「知恵を集めた」結果がコレだと言うなら文在寅もそうだが、周囲にまともな人材は居ない様だ。日韓請求権協定関わらず「個人請求権残っている」と言う意見散見されるが、その趣旨は
「個人請求権は残っているが、相手国に対してその権利を行使出来ない」
と言うものである。だから日本は「国際法違反」と言っている訳で、この件は韓国政府が
「司法判断は尊重するが、日韓請求権協定によって日本に対する個人請求権の行使は出来ない。従って判決に示された賠償は韓国政府が支払う」
と言ってしまえばそれで済んだ話なのである。しかも韓国政府中枢の内、少なくとも文在寅はその意味を理解している筈だ。本気でこの様な対応をしているなら「救いのない阿呆」確定だが、そうでないなら間違いなく「嘘を吐いて対応」している、と言う意味だ。こんなのが大統領である事は「日韓双方にとって不幸な事」であると断言して良い。
※最初から韓国は「日本企業がカネを出す」点に拘っている。
文在寅の本音がどうであれ、韓国側は「日本企業がカネを出す」と言う点に拘っている。大法院判決を尊重する立場、と言う見方も出来るが、その大法院判決は何処まで行っても「国内問題」に対してのもので、国際法が国内法に優先、と言うのは「法学の常識」である。大法院判決を尊重する、と言う立場で国際法に挑もう、と言うのは「厚顔無恥」を通り越した
「阿呆の所業」
である。
それが判らないのなら文在寅を「相手にする」事自体が根底から間違っているが、文在寅の狙いはそうする事で日韓基本条約をベースにした日韓関係を「完全に破壊したい」のだろう。何故なら日韓基本条約は朴正煕の残した物。朴正煕の全てを否定したい文在寅からすれば「清算すべきもの」だからだ。そんな手に乗るのは得策とは言えない。安倍首相が行っている「戦略的無視」はそういう意味でも「正しい対応」だと言えるであろう。やはりコイツ相手にしてはならない。