GSOMIA破棄の意味を判っていない韓国の愚

※頭を冷やして考え直すのはお前達だ。
 
11月22日に日韓GSOMIAの期限が迫っている。日本としては破棄されても特段「困る」と言う事はないとされている。アメリカとの関係が良好な為だ。一方韓国は?と言うと、このまま破棄すれば絶対確実にアメリカを怒らせる。アメリカの反対を押し切っての破棄であればアメリカがどういう形で「報復する」のか予想も付かない。最悪「米韓同盟破棄」「在韓米軍撤退」なんて事態も有り得るが、文在寅からすれば「渡りに船」なのか、そんな事は「何処吹く風」と言わんばかりに「日韓GSOMIA破棄」へまっしぐらだ。そして当初からの目論見通りの
 
「GSOMIA破棄を対日交渉カードに使う」
 
と言う「世紀の愚策」に執着する姿は滑稽を通り越して「哀れ」としか思えない。
 
 
 
韓国大統領府国家安保室長と言う肩書を持つ鄭義溶とか言う高官は国会による大統領府への国政監査の場で
 
「延長できるかどうかは日本側の態度にかかっている」
 
と発言。要するに
 
「日本が輸出規制強化を撤回すればGSOMIA延長を前向きに再検討する用意がある」
 
と言う意味だ。韓国側はこの様に「何としてでも」日本の「輸出管理体制強化」撤回させたい、裏を返せばそれだけ「この措置が効いている」と言う事なのだろうが、日本側としては当初から
 
※日本としてはそれは「交渉の対象にならない」のだが。
 
と、韓国の決定を批判し、「それとこれとは話が別」と言う姿勢を鮮明にしている。勿論韓国がGSOMIAを本当に破棄した所で日本としては「痛くも痒くもない」のであればそもそも韓国側が狙っている
 
「GSOMIA延長と輸出管理体制強化の撤回」
 
と言う取引は最初から成立しない。日本側から「GSOMIA延長論」や「その為の譲歩を求める声」がまるで出てこないのもその「自信の裏返し」と言えそうだが、韓国側とて日本の要人の関連発言はそれなりに注視している筈であろう。それにも関わらず「自分達の姿勢が通用する」と信じてこの様な発言をしているのであれば「本物の阿呆」でしかない。話を持ってくる前に「豆腐の角に頭をぶつけて」出直して来る事をお勧めしておく。
 
※そうなっても韓国は判らないのだろう。
 
だが、藁ってばかりはいられない。GSOMIAが破棄され、アメリカが報復措置として「米韓同盟破棄」「在韓米軍撤退」なんて動きを見せた場合、日本の防衛線は38度線から一気に対馬海峡まで「下がる」事になる。そういう状況下では「韓国と言う国の存在」など問題にならない。あった所で「支那北朝鮮の属国同然」でしかないし、仮に北朝鮮に吸収されてしまえば尚更だ。次の大統領選挙まで持ちこたえて「親米保守」政権でも誕生すれば話は別かも知れないが、文在寅が大統領である限り「その危険性」はとんでもなく高い、と考えざるを得ない。それ以前にそうなった場合、文在寅の任期中に韓国が健在である保証など何処にもない。何かあってもアメリカは勿論、日本も「救いの手」を差し伸べる事はない。「自業自得」「身から出た錆」「因果応報」と傍観しているだけだろうし、そうでなくてはならない。
 
いずれにせよ、韓国は自らの決断に「自分で責任を持たなくてはならない」事に変わりはない。その覚悟があってのこの発言ならともかく、この連中にそんな度胸はないと言える。後で泣きっ面引っ提げて来ても「時既に遅し」なのだが。それを予見して「愚劣な決定を思い止まらせる」人物が「いない」事は韓国にとって不幸な事だ。結局「GSOMIA破棄のツケ」は「韓国が自分でケツを持たなくてはならない」のである。文在寅がどうするのか?それはそれで見物である。