破滅へ突き進む韓国
※防衛相会談は平行線…
バンコクで行われた日韓防衛相会談、日本側はGSOMIAの維持を要求したが、韓国側はあくまで
「日本の輸出管理体制強化撤回」
がその条件だと言う立場を堅持し、会談は平行線に終わった。
だが日本がその様な措置を執ったのは
「韓国の管理体制が不十分で協議を要請しても応じなかった」
事がその理由だ。徴用工問題に関する異常判決や、自衛隊機への火器管制レーダー照射事件、文喜相の上皇陛下侮辱発言、慰安婦合意の白紙化など、日韓関係を悪化させる要素が重なった為、「それらへの報復」と言う見方もあり、韓国ではそれが主流だが、輸出管理体制強化も原因は
「韓国側の対応」
に問題があるからであってそれを棚に上げた責任転嫁、と言うのが「韓国の主張」の実態である。
「日本の主張に理がある」
事を理解しているのと
「韓国の対応が余りにも酷い」
からである。
そんな現状に弁護士の八代英輝氏は
「韓国が折れるのか、破棄を暫定的に延長するのか、その二択」
と、TV番組で発言した。
常識的な判断力があれば
「韓国にとって日本と北朝鮮のどちらが安全保障上の脅威か？」
その答えは自明の事である。それが判らない、若しくは判ろうとしない愚物を大統領にしてしまった事が韓国最大最悪の「黒歴史」である。日本でも民主党政権、と言う形で同様の過ちを犯したが、日本はそれを乗り越え、恐らく同じ過ちは繰り返さないだろう。台風被害の復旧議論はどこ吹く風、で政権スキャンダルに大騒ぎする野党やマスコミに国民は愛想を尽かしている。
さて、八代英輝氏の指摘、「日韓の問題を日米韓の問題にした」と言う指摘はその通りだろう。文在寅政権は「事の本質」をこの期に及んでもまるで理解していない。勿論「一手先の展開」も読めていない。GSOMIA破棄はアメリカの顔に泥を塗る行為に等しい。そういう事はトランプ大統領が「最も嫌う事」であろう。文在寅が北朝鮮に融和的なのは勝手だが、それはあくまでも「米韓同盟」や「国連の枠組み」の前提下で行われるのが当然であり、文在寅はそれを無視している。それでは他国の理解は決して得られないが、この阿呆の場合、「法や制度より自分の理想が優先」なのだろう。それが弁護士出身の大統領の言動、と言う時点で狂っている。
※大統領でも話は一緒。
八代氏は
「韓国が折れるのか、破棄を暫定的に延長するのか、その二択」
と言うが、実際には「破棄一択」であろう。どういう形であれ、「GSOMIA維持」を前提にした韓国の譲歩は少なくとも韓国内では
「アメリカの圧力に屈した」
「日本の輸出管理体制強化を認める」
としか受け取られない。そうなれば国会などでの政権追及は必至、また世論調査で
※未だ騙されている韓国人は多数となっている模様。
過半数が「GSOMIA破棄に賛成」と言う結果も出ている。それらを無視してGSOMIA維持など文在寅に出来よう筈もない。来年には韓国で総選挙が予定されている。そこで負ければ文在寅は残り任期をレームダック状態で過ごさなければならず、また、自身の任期が終わる際の大統領選挙で「政権交代」と言う結果を残す事にもなりかねない。そうなったら退任後の自身の身の安全すらままならない。自分が前政権にしてきた事がそのまま自分に跳ね返る事にもなる可能性はある。これまでの政権では「反日」で一定の求心力は維持出来たかも知れないが、文在寅は明らかに「一線を越えている」のだから「元には戻れない」し、「新たなカード」も切れない。「破滅に向かう」と判っていてもそれに突き進むしかない。それが文在寅の現状なのだろう。だから「韓国が折れる」と言う選択は考えられない。
「GSOMIA暫定延長」と言うのも現実味に欠ける。そもそも暫定延長しても「時間稼ぎ」以上の意味は生まないし、時間を稼いで協議に臨んだとしても
「そもそも噛み合わない話」
なのだから妥協のしようもない。
だから韓国は八代氏の言う選択は行えない。GSOMIAは破棄され、アメリカは韓国に報復措置を執るだろう。それに韓国は耐えられるのか？次の焦点はそこになる。
