最低最悪な文在寅の疑惑
※事実なら大統領失格だ。
夕刊フジが朝鮮日報の記事を紹介しながら報じた所によると昨年行われた蔚山市長選挙、当選したのは文在寅の友人とされる人物なのだそうだが、その直前に再選を目指していた現職の周辺の捜査指示を大統領府が出していた、と言うのだ。
選挙は昨年6月に行われたのだが、3月に突如当時の現職市長の側近が「生コン業者の選定で特定業者に便宜を図った疑いがある」として、市役所の秘書室長室など5カ所に家宅捜査行われた。指示を出したのは曺国だと言う。最近法相を辞任したあの「タマネギ男」だ。何処まで行っても「疑惑まみれ」の男の様だ。
しかも曺国は2012年にこの選挙で当選した宋哲鎬の後援会長だったと言うのだから尚更怪しい。尚、この件で疑惑をかけられ、送検までされた関係者は全員、選挙が終わった9ヶ月後に「嫌疑なし」となっていたそうだ。
市長選挙直前に現職市長側近の疑惑が浮上し、選挙後に「嫌疑なし」として疑惑が終結するタイミングと言い、当選した人物は文在寅の友人であると同時に捜査指示を出した疑惑が浮上した曺国がかつて後援会長を務めていた。外形的には
と言う筋書きは十分に成り立つ。だが、この疑惑を「クロ」と断じるには
が必要になる。勿論大統領府は疑惑を全面否定しているが、実際に捜査に関わった刑事や検事からそういう証言でも出てくれば「疑惑は深まる」結果になるだろう。そもそも曺国の名前が出てきている時点で韓国人でなくても一連の騒動を知っていれば「怪しい」と感じるのは必至だ。選挙における不正は民主主義の根幹を揺るがす問題だ。それを文在寅自ら犯した、または文在寅は無関係でも大統領府の人間が疑惑に関与していた、となれば確実に「文在寅の政治生命に関わる問題」となる。文在寅本人が関与していたなら尚更だが、大統領府の人間が関与していただけでも内容が内容だけにその管理責任を免れる事は出来ない。それどころか「大統領の資格を問う」理由にもなるだろう。疑惑が「クロ確定」またはそれに限りなく近い状況にでもなれば野党から「大統領弾劾」の声が出てくるだろう。そうでなくても韓国は来年総選挙が控えている。文在寅がこの件での対応を間違えれば間違いなく選挙に負ける。そうなれば残り任期の「レームダック」は避けられない。「反日」カードも出尽くした。北朝鮮ばりの「瀬戸際外交」もGSOMIAの件の様に失敗した。この疑惑から国民の目を反らさせる材料は「ない」のだ。敢えて言うなら「野党大物にそれ以上のスキャンダル」が出てくる事を期待するよりないが、そんな都合の良い話がそうそうある訳ない。「疑惑を捏造」する様な真似を仕出かさないとも限らないが、下手にやれば逆効果となる。リスクは大きい。