国賊野党の主張の逆こそが正解

※何でも反対すればいいと言うものではない。
 
イランがイラクの米軍基地を攻撃し、「アメリカVSイラン」の緊張がこれまでにない程高まっている中東情勢。本格的な軍事衝突も懸念されるだけに日本としても「他人事」「対岸の火事」では済まされない。
 
理由は幾つか挙げられる。日本は石油の大半を中東からの輸入に依存している。従ってこの地域で軍事衝突が発生し、石油の輸送ルートが遮断されるなどして国内への石油供給が滞ればその瞬間に日本経済、国民生活に重大な影響が出る可能性が出てくる。勿論備蓄はあるにしても、それを危険が払拭される前に使い切ってしまえば「Xデー」が先送りされるだけで結果は大差ない。
 
また、アメリカは日本にとって同盟国であり、同時にイランとも友好関係が存在する。その両国が本格的に軍事衝突などしようものなら板挟みになる事も十分有り得る訳で、日本の「国益」と言う観点から見ても「アメリカVSイラン」の軍事衝突が発生して「日本の利益になる」事など何一つとしてない。「世界平和」と言う観点から見れば尚更の事である。
 
従ってこの問題を「日本が仲裁に動く」などして問題解決に寄与する事こそ「日本の国益」に繋がるのであり、同時に「世界平和に資する行動」だと言えるが、国賊野党の連中にはその意味が理解出来ない模様だ。
 
 
立憲、国民、共産等の「国賊野党」は国対委員長会談を開き、
 
「情報収集目的の海上自衛隊中東派遣」
 
閣議決定の撤回を求める方針で一致したらしい。何も判っていない阿呆共でしかない。
 
安倍首相に対し、情勢の説明を国会や国民に求めていく、と言う方針は理解出来るが、「戦争になりそうだから兎に角逃げる、関わらない」と言う方針でどの様にしてこの地域からの安定した石油供給を担保すると言うのか?また、自衛隊の艦艇と違って石油輸送のタンカーは武装などしていない。国賊野党の主張はそんな危険海域を丸腰で航行しろと言っているに等しい。寧ろ付近の海域で収集した情報を提供し、安全な航海に資する活動を行うと共に、万が一の事態が発生した場合、護衛してくれる自国の艦艇があればどれだけ航海する人達は心強いか?国賊野党の連中は安全な所に居るから所詮は「他人事」としてしか物事を考えられないのだ。当事者の立場に立って物事を考えられない時点で為政者としては失格であろう。四の五の言う前にそういう姿勢こそが
 
「国民から信頼されず、政権交代を果たせない」
 
根本的な原因なのだが、それが理解出来るのであれば最初から「国賊野党」になど居ないであろう。
 
※「積極的平和主義」が試される局面でもある。
 
勿論この様な事態が発生する事は望ましい事でないのは論を待たないが、日本が望まなくてもこの様に「眼前に危機が迫る」事は起こるものだ。こういう時こそ安倍首相の言う「積極的平和主義」の出番ではないのか?国賊野党は安倍首相やる事を逐一批判・反対するのではなく、この様に安倍首相を後押しし、結果安倍首相の対応が失敗に終わればそこで「その対応を批判する」方針にしておけば良かったのだ。それ以外にも国賊野党には
 
アメリカとイランに『日本国憲法9条の精神を説く』」
 
と言う重要な仕事があるではないか。何故国賊野党議員やその支持者の誰一人としてそれを行おうとしない?憲法9条が人類共通の「平和の理念」だと言うならそれを中東に持っていってその意義を説くべきではないのか?そう言う観点からもこの中東情勢に対して「傍観」と言う回答は有り得ない。国賊野党はここでも「言動不一致」を露呈しているのである。
 
※「9条信者」に対する世界の反応。
 
こんな連中の言うことをまともに受け止める必要はない。日本が自衛隊を派遣するのはアメリカの為ではなく他ならぬ日本自身の為だ。それはイラクの大統領も説明を受けて理解している。それにどちらも揉め事日本を巻き込む意味もメリットもない。日本は日本の為になる行動を起こすべきである。