フェイクニュースを流す中央日報

フェイクニュースを垂れ流すメディアをどうにかしてはどうか?
 
韓国・中央日報がとんでもないレベルのフェイクニュースを垂れ流していた。こういう事をしているのではその国のお里が知れる。まぁ、「韓国らしい」と言ってしまえばそこまでの話なのかも知れないが、余りにも悪質過ぎる。
 
 
この記事だけを読んでは判らないが、少なくとも記事では「アメリカとの通貨スワップ」を締結した、と明言しているが、実際に締結されたのは「為替スワップ」だと言うのだ。FRBでもその様に発表している。
 
 
※韓国と通貨スワップを締結しても日本にメリットはない。単なる韓国援助だ。
 
通貨スワップとは自国通貨の下落や信用低下、と言った事態が発生した際にドル調達を容易にする仕組みである。韓国が他国と締結している通貨スワップは「その国の通貨とのスワップ」が多いと言うから、その場合、結局調達した外貨をドルに替える必要がある。調達した通貨の対ドル相場次第ではそれでも足りず、デフォルト発生、なんて事故も起きかねない。韓国が日本との通貨スワップ熱望するのは「ドルでのスワップ」だからである。因みに日本はアメリカと「期間金額無制限」スワップ協定があるのでドル調達に困る、なんて事態はあり得ない。勿論「円」に対する信用もあっての事ではあるが。
 
※6ヶ月後、韓国がこう言われているかも知れない?
 
これに対し、「為替スワップ」とはFRBから対象国の中央銀行を通じてその国の各銀行へ「ドルを貸付する」仕組みである。従って当然借入には担保が必要な場合が多く、当然金利も発生する。今回の米韓為替スワップの期間は6ヶ月。信用枠の設定に近い通貨スワップに比べると圧倒的に期間が短い。そこに疑問を持って調べた結果がこうであった、と言う訳だ。
 
またFRBはこの一件について
 
「世界のドル資金調達市場でみられる緊張および国内外での家計と企業への信用供与における緊張を緩和させることが目的」
 
と声明を出している様だ。このコメントから一部では
 
「海外進出しているアメリカ企業は不況下では撤退する傾向にあるが、その際、その国の通貨をドルに替えて撤退する。その為のドルを対象国に用意したのではないか」
 
と言う見方もあるらしい。実際、韓国同様に為替スワップを締結したのは韓国以外にオーストラリア、ブラジル、メキシコ、シンガポールスウェーデンデンマークノルウェーニュージーランドと結構な数の国と締結している。これらの国に共通して言えるのは「ドルがないと経済基盤は軟弱」と言う事らしいから、そこから考えると
 
コロナウイルスによる経済ダメージの懸念が特に深刻」
 
FRBに判断された国がこれらの国なのかも知れない。いずれにせよ「為替スワップ」で借り入れたドルを市場介入などに使う事は出来ないらしい。恐らく通貨スワップでは効果がある「市場への見せ金」と言う側面もないのだろう。つまりこの「為替スワップ」は韓国が期待している様な「経済苦境を救う特効薬」にはなり得ないと言う事だ。前述の見方が正しければこの「為替スワップ」は
 
FRBが在韓米企業や米国民を救済する為の措置」
 
に過ぎず、韓国にプラスの側面があるかと言われれば「疑問」と言うよりないのだろう。
 
だが、「約束を守らない」事には定評のある韓国だ。このスワップで調達したドルを平然と「目的外使用」するなど容易に想定出来るが、それをやれば間違いなく「FRBからの信用」を失い、その後のドル調達に大きな支障が出るだろう。短期的には兎も角、長期的には絶対に損だが、目先の事に囚われて「越えてはならない一線」を平気で越えるのが韓国だ。その後の動きには注視が必要だ。
 
※間違っても韓国に救いの手を差し伸べてはならない。
 
そしてこの様なフェイクニュースを垂れ流すメディアは「万死に値する」レベルだ。通貨スワップと為替スワップの違いも判らず記事にしたならその無知蒙昧は筆舌に尽くし難いレベルだし、意図的ならメディアとして在り方が根本的に間違っている。今回の新型コロナウイルス自体の流行もそうだが、それが世界経済に及ぼす影響は甚大である事は言うまでもない。その中でも韓国を筆頭にFRBが為替スワップを締結した国はコロナウイルスによる経済ダメージの恐れが特に深刻だと言うのであれば、日本はそのとばっちりを受けない様にする必要があるだろう。少なくとも韓国には「援助しない」事は絶対条件だ。日本だってもう無傷ではない。自国への悪影響が懸念される事態に自ら首を突っ込む余裕も必要もない筈だ。そういう意味でもこの様なフェイクニュースを見破る事が政府だけでなく、国民にも求められているのである。