自分の身は自分で守る。緊急事態宣言を待つべきではない。

※もう四の五の言ってる場合ではない。
 
新型コロナウイルスの感染状況が悪化の一途を辿っている。4日には新規感染者が368人に達し、東京都ではその内118人の感染が確認されている。政府は事態を受けて情勢分析行っていると言うが、それが小田原評定では意味がない。
 

 
※言われる前に自分で判断、行動しよう。
 
最早四の五の言ってる場合ではない。緊急事態宣言が出るとか出ないとか考える方がどうかしている、と言っても過言ではない。自分で「緊急事態宣言相当」だと判断し、予想される事態を想定して行動するよりない。実際の宣言の有無など関係ないだろう。
 
ここ数日で新規感染者が急速に増えているのは報道を見れば一目瞭然。その多くが「感染経路不明」との事だが、2週間前にしていた行動の結果である。緊急事態宣言が出ていなくても出ればどういう事になるのかは既に報道されている。
 
※緊急事態宣言前に自分で出来る事もある。
 
その中には「外出自粛」「学校や大規模施設の使用制限」「イベント中止」等、緊急事態宣言を待たずとも自分達の判断で出来る事もあり、それらは既に知事が要請を行っている所もある。読者様諸兄は立派な「大人」なのだから法で決められた事を実行される前にその内容を知っていれば情勢を踏まえて事前に自身でその必要性を判断、それに従った行動をしている事であろう。それで良いのである。事態を理解していながら「法の発動要件を待つ」なんて愚の骨頂、自身の安全は自身で守る行動をして然るべきである。それが出来ないのは「自分が三流」と言っているに等しい。
 
政府も議論で時間を無駄に費やすべきでない事は明らかな状況だと言える。週明け早々に緊急事態宣言を出すべきだし、そうなる公算は高いだろう。どうせコロナ禍で経済へのダメージは既に発生しており、緊急事態宣言を出したからと言って「一気に悪化」する訳ではなかろう。その意味では「焼け石に水」にしかならない。問題はそれをどう立て直すかだ。緊急事態宣言を出した事による影響など考えている場合ではない。
 
だからと言って何も「即刻スーパーで買い占めしろ」と言う訳ではない。必要なものは必要な時に買いに行けば良い。物流が即座に止まる訳ではないのだから。国民だって既にそういう事態は覚悟している。緊急事態宣言の発令を躊躇する理由などもうない。我々には「既にそういう事態」だと言う認識が必要である。