トランプ大統領がWHO脱退を表明

※とうとう言っちゃった。
 
トランプ大統領がとうとう「WHOからの脱退」を表明した。
 
トランプ大統領は先に「30日以内のWHOの抜本的改革」を要求していた。とは言ってもそれから実際には10日余りしか経っていない。この御方、相当気が短いのか?それともWHOの対応に見切りを付けたのか?
 
※また責任問題が増えたな。
 
WHOは「テドロスの肝煎り」改革として「財団設立」を発表していた。これは民間からの寄付を集める為で、テドロスは「アメリカの資金拠出停止とは無関係」と言っていたが、トランプ大統領が求めていたのは「組織の在り方」であってそれは特定国との癒着が指摘される様なやり方ではなく「全ての国に対して公平中立であれ」と言う意味だ。例えテドロスの言う通りこの「財団設立」がアメリカの資金拠出問題と無関係だとしてもそれは「トランプ大統領の要求に対する答え」にはなり得ない。テドロスはどうやらその意味を理解出来ていないらしい。
 
WHOが支那の「操り人形」同然の組織と成り下がり、今回のパンデミックに対応出来なかった事は誰の目から見ても明白だ。将来再びこの様な新種のウイルス発生し、人類に多大な被害をもたらす代物で、今回同様、もしくはそれ以上のパンデミックとなる可能性は常に付きまとう。そうなった時、WHOがまともな対応を取れるのか?そんな保証は何処にもない。それどころか発生国を庇い、パンデミックに貢献する様な組織に高いカネを払う位ならそのカネ自国の公衆衛生対策充てた方がよっぽど合理的だ。今回のコロナ禍、WHO未加盟の台湾は自力で防疫対策を成功させた。WHOなど存在しなくてもどうにかなる、と言う証明になるだろう。それらの要素がトランプ大統領に「WHO脱退」と言う決断を後押しさせた事は想像に難くない。
 
問題は「その後」である。WHOからすれば「最大の資金拠出国」を失うのだから資金難に陥る事は確実であろう。民間からの寄付、と言った所で現在そんな事をする余裕のある企業などそうそう存在しない。コロナ禍からの業績回復が最優先である事はどの企業にとっても同じ。そもそも「パンデミックにおいて役に立たない」組織に投資する意味が何処にあるのだろうか?通常の経営感覚では「無意味な投資はしない」のだが。
 
と、なれば「鬼の居ぬ間の洗濯」とばかりに支那が更に関与を深め、チャイナマネー汚染が更に深刻化する展開となるだろう。そうなればトランプ大統領の批判が正しいと証明される訳だが、その時気付いても遅い。チャイナマネー汚染からの脱却を早期に図るか、それともそんな組織に無駄な投資を続け、いざと言う時に酷い目に遭うリスクを抱え込み続けるか?答えは自明の事であろう。これは日本だけではない。世界の全ての国に対して言える事だ。トランプ大統領はその「きっかけを作った」だけでしかない。日本政府にも賢明な判断を期待したい。