日本が韓国のサミット参加に反対

※コイツとは価値観が違う。
 
秋以降に予定されているサミット。今回の議長役のトランプ大統領は先に
 
※ゲスト選定は議長国の裁量だが。
 
と、招待するゲスト国に言及していたが、日本は「韓国の参加に反対」と言う立場をアメリカに伝えていたのだと言う。
 

日本、拡大G7の韓国参加に反対 対中、北朝鮮外交に懸念(共同通信) - Yahoo!ニュース トランプ米大統領が5月に表明した先進7カ国首脳会議(G7サミット)拡大構想を巡り、日本政府高官が米政府に対し、韓国の参加に反対する考えを伝えていたことが27日、分かった。中国や北朝鮮への外交姿勢がリンクYahoo!ニュース

 

トランプ大統領はサミットを構成するG7について

 

※それでも「価値観の共有」と言う原則は必要だろう。
 
と、述べていた。発言そのものには一理あり、何時までもG7が世界のトップであり続けている訳ではない。特に経済分野ではそうだと言わざるを得ない。だが、G7は
 
「自由と民主主義」
 
を基調とする国々で構成されている事は紛れもない事実で、その代表格としての存在意義は健在だと見る事も出来る。
 
そういう意味で言えば特に今年のサミットは「コロナ後」の世界の趨勢の道筋を決める、と言う意味で例年以上に重要な意味を持つ。コロナが支那発祥である事は事実であり、情報隠蔽による被害拡大の責任を世界が一丸となって支那に問わなくてはならない。その他にもそれに乗じて支那の横暴、侵略行為は止まる所を知らず、と言った状態だ。それらに対して世界が「NO」を突き付けるべきなのは明白で、また、その旗手はG7であるべきだ。で、あればG7だけでなく「サミット参加国」が一丸となって明白なメッセージ支那に突き付ける必要がある。
 
※コイツは「世界の癌」である。
 
ところが文在寅に関して言えば韓国国内の情勢だけを見ても明らかに「自由と民主主義」と言う価値観を共有しているとは思えない言動が目立つし、そもそもコイツが支那北朝鮮に批判的な言動をしている場面は殆どない。要するに「自由と民主主義」と言う価値観を共有している、と言う事をサミット前提にするのであれば文在寅はその場に相応しくない、と言う事だ。そういう理由で日本が韓国の参加に反対するのはそれなりの根拠と理由がある、と言う事だ。尤も同じ事はロシアにも言える事なのだが。
 
勿論サミットに「どの国をゲストとして招待するか?」と言うのは議長国の裁量であり、アメリカの判断になる。「トランプ大統領が最終判断する」と言うアメリカの回答は当然だが、問題は「日本の真意がキチンと伝わるかどうか」であろう。トランプ大統領と安倍首相の個人的な信頼関係は十分と言えるだけにこの問題が日米関係に影響する事はないと思えるが、アメリカには
 
「韓国は『自由と民主主義』陣営の敵なのか味方なのか」
 
と言う点をハッキリさせたい、と言う思惑もあるものと思われる。そういう意味では韓国を敢えて招待する、と言う選択肢もあるだけに「韓国をサミットに招待しない」事が正解とは言い切れない。難しい問題ではある。
 
いずれにしても記事が懸念する様な「外交の優位性」などさしたる問題ではなかろう。安倍首相と文在寅の外交力の差は歴然で韓国がサミットに参加しようがしまいがその差が簡単に埋まるものではない。また、日本が反対したからと言って日韓関係の悪化に繋がる、と言っても既に関係は最悪で、その原因は全て韓国側にある。今更感全開であり、気にする様な事ではない。是非はさておき、それを「主張する」事に意味がある、とすればそれはそれで一つの正解、と見て良い。どうせここで日本が韓国のサミット参加を後押しした所で連中がそれを恩義に感じる事はないのだから。