外交成果を捏造する韓国高官

※要するに成果を捏造した訳だ。
 
韓国外交部の高官がアメリカを訪問し、会談の成果として
 
「米韓の局長級実務者協議体である(仮称)『同盟対話』を新設する」
 
としたものの、アメリカ側はこれについて一切の言及はなかったと言う。会談の内容について米韓で食い違いが発生している訳だが、第三者目線で言えばこういう時に疑うべきは「韓国側の見解」である事は言うまでもない。
 
 
「(ビーガン)副長官と(崔)次官は防衛費分担特別協定(SMA)を話し合い、米韓同盟が堅固な力を再確認しつつ、今後数世紀の間、インド・太平洋地域の平和と繁栄のための力として維持され得るよう同盟を強化する案を話し合った」
 
としており、韓国側の崔鍾建が発表した「同盟対話」については一切の言及はない。特に対北朝鮮関連では米韓には既に「ワーキンググループ」が設置されているのだが、そのワーキンググループの設置を主導したのは今回アメリカ側の代表を務めたティーブン・ビーガン国務副長官だった。当時ビーガン副長官はアメリカの北朝鮮特別代表だったのだが、このワーキンググループ自体「南北関係を阻害する」として韓国与党の批判の対象になってきた。
 
つまり崔鍾建は会談相手が設置を主導したワーキンググループが韓国側の原因でまともに機能していないにも関わらず同一問題を話し合う新たなワーキンググループの設置を主張し、相手側の同意もないまま「会談の成果」として発表した事になる。人はそれを「成果の捏造」と言うのだが。
 
※今に始まった事ではないが。
 
アメリカ側は
 
「米韓同盟が堅固な力を再確認しつつ、今後数世紀の間、インド・太平洋地域の平和と繁栄のための力として維持され得るよう同盟を強化する案を話し合った
 
としている。つまり「対支那包囲網」への参加を迫った訳だ。言い換えれば
 
「韓国にアメリカと支那、どちらの陣営に付くのか踏み絵を迫った」
 
と言う事だが、恐らく韓国側は適当な理屈で逃げたに違いない。それを誤魔化す為にこの様な虚偽発表を考え付いたのだろう。崔鍾建は
 
「両国の報道資料は互いに強調したいことを強調するもののため、米韓間で互いに立場が違うとかいうことではない」
 
等と言っているが、アメリカ側は発表した資料で
 
「域内安全保障促進に向けた日本との協力」
 
を強調している。対支那包囲網への参加や日本との安全保障分野での協力など、韓国として「素直にYESとは言えない」話を突き付けたものの、会談は平行線に終わったのだろう。つまり会談は失敗で成果は皆無だったと言う事だ。
 
アメリカまで行って結果がコレではまともに発表など出来る筈もない。だからと言ってやる事がコレではガキ以下のレベルだが、高官が平然とそういう事を仕出かすのが韓国であって、こんな相手を信用出来る道理も理由も義理もない。この会談は米韓のものであって日本は直接的に関係はしないがこの様な記事から「韓国の本性」を理解する必要性はあるのだと言える。コイツ等は信用に値しない。