己の身の程を知らない文在寅と韓国メディア
※何と言っても「外交の天才」ならぬ「害交の天災」だからなぁ。
G20サミットが始まり、参加各国首脳間での2国間会談、と言うのも数多く開かれる。それは今回議長国の日本に限った話ではなく、参加国それぞれが各個に行うものだ。「外交の天才」と言われている(らしい)文在寅も例外ではなく、ロシア、支那、インド、インドネシア、カナダ、アルゼンチン、オランダ等と首脳会談を行う予定なのだと言う。
安倍首相は文在寅との会談を拒否した。韓国が所謂徴用工問題で犯した「国際法違反」自ら「どう是正するのか?」と言う答えを用意出来なかったからだ。そんな状況では会談しても問題解決に繋がらない事は明らかで、「対話の為の対話」など首脳レベルで行う事ではない。そういう事なら事務レベルで十分だ。
韓国外交に関するこの社説の見解は「概ね正解」と言えるだろう。2国間会談ではそれなりに「成果」と呼べるだけのモノは得られる可能性はあるが、「東アジアの平和と安定」と言うテーマで見れば北朝鮮は「共通の敵」、韓国は「共通の眼中外」でしかない。
日米は既に「日米韓」から「日米豪印」の支那包囲網へと方針をシフトしている。「日米韓」首脳会談は「話すら出なかった」と言うのだから日米両首脳の「韓国への態度」は言わずもがな、である。それもこれも原因は文在寅にあり、
「三不」と言う約束を日米に無断で習近平に約束してしまったからだ。その「三不」には「日米韓の安保協力を軍事同盟に発展させない」と言う項目があった。日米同盟、米韓同盟は明らかな軍事同盟だが、日韓の間に「同盟」と呼べるだけの関係は存在しない。「共通の同盟国」としてアメリカがいて、自由主義陣営として東アジアの平和と安定の為に「アメリカの両翼」として足並みを揃える必要はあったのだろうが、文在寅はその意味を理解せず、「日本とは同盟国にならない」と言う表面上の事柄に騙され、「反日」に引きずられて習近平の罠に嵌まった。文在寅の「三不」はアメリカの東アジア戦略を破綻させた、と言う結果をもたらした、とも言える。