韓国は「主権免除」を無視出来るのか?

※コイツ等には常識は通用しない。
 
日韓関係が悪化の一途を辿っている原因は
 
「韓国が国際法を守らない」
 
事に尽きるのだが、その愚を再び犯す事になりそうだ。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/05a37c7679a51b22724332e7982a0270b29c9289

 

 


所謂慰安婦問題で韓国の自称元慰安婦が日本政府を相手に連中の言う「強制連行」損害賠償を求める裁判の判決が今週出るこの裁判、日本は「主権免除」を理由に裁判そのものに応じていないのだが、それ故に判決で「原告勝訴」となる公算は高いだろう。そういう判決が出た場合、韓国は「国際法を全く理解していない」事を再び公言するに等しい、と言う事を公言するに等しいのだが。
 
「主権免除」とはある国が他国の司法の支配には服しない、つまり自国の法律で他国を裁けない、と言う意味である。これは当然の「国家としての権利」として認められているので日本の主張は常識的なものなのだが、韓国にはそういう常識は通用しない。判決で立証されたかどうかすら怪しい「日本による慰安婦強制連行」認定され、賠償を命じる判決が出ても不思議はない。何せ所謂徴用工問題で最高裁たる韓国大法院でさえ国際法の原則を理解していない事が既に証明されている。地裁レベルなら尚更の事であろう。
 
※その上「強制連行」の証拠は何一つない。
 
更にこれまで韓国が何度も「慰安婦の強制連行」を主張していながら客観的な証拠を挙げてそれを立証したケースはない。そもそもそんな事実がなかったのだから「なくて当然」なのだが「自称元慰安婦が主張したから」事実だと言うのは裁判以前の問題としておかしいのだが、コイツ等には「事実かどうか」よりも「反日かどうか」の方が重要な問題なのだろう。そもそも裁判としての体をなしていない。
 
更に1億歩譲ってそれらの問題を韓国側がクリア出来るだけのロジックを持っていたとしてもそもそも「所謂慰安婦問題」は韓国建国前の事であり、当然その時点で韓国と言う国はなく、当然そこに適用される法律も存在していない。如何なる法律であってもそれ自体が出来る前に起きた事象については適用出来ない、と言うのが法学の常識だが、それは韓国の憲法にも明記している。それにも関わらずここでそれを無視した判決を出す、と言うのであれば
 
「如何に韓国の裁判所が法学を理解していないか」
 
と言う証明にしかならない。そんなおかしな判決を出す、なんて真似は裁判官としての矜持がそれを許さない、と言うのが通常の対応だが、コイツ等にそういう常識を期待してはならない。
 
※コイツの方針は「反日」足を引っ張られる。
 
仮に賠償を命じる判決が出ても日本はそもそも裁判それ自体を認めていないので控訴すらしないだろう。原告勝訴の判決が出れば少なくとも韓国内ではそのまま確定する事になるが、日本がそれを受け入れる事はなく、日韓関係は更に悪化するだけの結果しか生まない。文在寅は「対日関係の改善」をすべく色々対応を模索している模様だが、ここで「慰安婦への賠償判決」が出れば100%水を差される事になる。文在寅が「反日」なのは今更言及するまでもないが、それでも「日本との関係を改善しよう」と言うコイツの方針は「反日」によって足を引っ張られる結果ともなるのでなんとも皮肉な話だが、それもこれもコイツ等のしてきた所業が原因であるので勝手にジレンマに悩んでいれば良い。
 
また、「主権免除」を認める判決になったとしてもそれは「常識的な判断」と言うより「政権の意向を忖度した」結果だと見るべきであろう。この件でも文在寅政権が裁判所に何らかの働きかけをした可能性は否定出来ない。所謂徴用工問題での大法院の異常判決の際も事前にそういう判決を出すであろう人物を送り込んでいた実績があるだけに「韓国司法の公平性」は信用ならない。
 
いずれにしても日本としてはこの判決がどの様な物になるのか注視はしているだろうし、そうでなくてはならない。おかしな判決出れば即座に反撃するだけの準備は出来ているだろう。日韓関係を更に悪化させるだけの判決を出す度胸がこの事案を扱う裁判官にあるのか?そういう意味でもこの判決は注目に値すると言えるだろう。