アメリカ大統領をこの期に及んで失職させようとする意味

※本当に余命数日の政権か?
 
トランプ大統領を巡ってまたもや不可解な動きだ。民主党アメリ憲法修正25条のトランプ大統領への適用を要求、以下の記事の通りそれを拒否されると弾劾決議案を提出、と放っておいても「余命数日」の政権である筈のトランプ大統領への執拗な攻撃を繰り返している。どう見ても民主党の動きは常軌を逸しているとしか思えない。
 
https://www.afpbb.com/articles/-/3325678

 

 


このアメリ憲法修正25条とは大統領が存命かつ職務遂行不能、と判断される場合、閣僚の過半数の同意によって大統領を罷免出来る、と言う内容だ。勿論発動された前例はない。記事の通りペンス副大統領はこれを拒否したが、民主党はそれを受けて大統領弾劾決議案を提出。下院の過半数で弾劾の可否を決定、そして「有罪」とするには上院の3分の2以上の賛成必要だ。残り任期から考えても、また議会勢力から考えても弾劾成立は現実的ではない事は明らかだが、それでも民主党は弾劾決議案提出を実行した。不可解にも程がある。
 
大統領就任式は20日だ。選挙結果通りであればトランプ大統領の残り任期は10日もない。先日の議会乱入事件の責任をあくまでも問う、と言う主張は一見判らなくもないが、政権交代後にこの件にどう対処するか明確にしてそれを実行した方が新政権の出だしとしては得策なのではないか?事態を受けて下院議長のナンシー・ペロシ
 
「大統領が錯乱し、不安定で、正気を失った扇動行為を続けられるようにしている。」
 
何度も言うが、トランプ大統領の残り任期が後数日であるならこの期に及んでトランプ大統領が何を言おうがしようが「無駄な抵抗」でしかない筈だ。そういう「勝者の余裕」とでも言うべき要素が民主党からは全く感じられないのだ。幾ら日本の国賊野党と言えども総理大臣が退陣を表明した後に内閣不信任決議案を提出する、等と言う真似はしまい。民主党のやっている事はそういうレベルの事であるとも言えそうだ。何故か?
 
このまま選挙結果通りにバイデン大統領に就任するとしてもトランプ大統領は「選挙結果を最後まで認めず」「大統領就任式にも出席しない」と言う事でそれだけでも十分に政権の終わり方としては見苦しい。それでも飽き足らずペロシの表現を借りれば
 
「錯乱して正気を失った大統領」
 
として罷免、若しくは弾劾、と言う形で「任期満了させずに」「退任」ではなく「失職」と言う形にしようとしている。そこまでする必要はあるのか?そういうペロシの方こそ
 
ペロシの方こそ狂ってるだろう。
 
トランプ大統領の演説原稿をその場で破り捨てる、と言う真似を仕出かす狂人ぶりを発揮している。トランプ大統領ペロシ、どっちがより狂人であるかは一目瞭然であろう。
 
具体的にそれが何かは不明だが、少なくともこれらの民主党の対応から連中にはトランプ大統領を「任期満了で退任」させられない何らかの理由があり、それ故に「狂人として任期満了させずに罷免、若しくは弾劾」で「失職させなければならない」事情があるのではないかと推測出来る。審議は不明だがネットでは
 
アメリカ大統領選挙への外国からの干渉が確認された」
 
と言う趣旨の情報も出回っている。その通りであればそれを根拠に戦時中、と言う事でトランプ大統領が「戦時大統領」として居座る事も不可能ではないらしい。で、あれば民主党の対応と辻褄は合うし、逆に言えばバイデンが大統領に就任する、若しくはトランプ大統領を即座に失職させる事でこの件を闇に葬ろうとしているのではないか?とも推測出来てしまう。その通りならこの数日で事態は大きく動く事になるだろう。これから何が起こるのか?トランプ大統領の打つ手に注目が集まる。