支那を「犯罪国家」と認定したアメリカ

政権交代の最後っ屁じゃないぞ。
 
政権交代直前のタイミングでアメリカが支那によるウイグル族への「ジェノサイド」公式に認定した。勿論支那これに反発するのは当然の成り行きだが、これはアメリカの国内事情による「新政権への枷」ではなく「アメリカと言う国としての態度表明」であると解釈すべきであろう。
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cf598dd8e73c071941b5665b03c64c5a51433b8

 

 


バイデン陣営も記事にあるように同様の見解を示していた、との事なのでバイデン政権が発足してもいきなりこの見解を覆す様な真似はしない、とも言える。それを見越してなのか、それともこのタイミングと言い、トランプ大統領
 
「私達は何らかの形で戻ってきます」
 
と言う発言と関連があるのか?深読みし過ぎる嫌いもあるが、表向きだけを言えばアメリカは支那
 
「犯罪国家」
 
と認定した事に変わりはない。
 
※何かまだあるのか?
 
これについて日本政府は
 
新疆ウイグル自治区における人権状況を懸念を持って注視している。中国側にしっかりと伝えていきたい」
 
と、述べるに留まり、積極的な対応をする様子は見られない。
ジェノサイド、となれば国際法上の「人道に対する罪」に該当するのだから「支那の国内問題」等と言う言い訳は通用しない。これはナチスによるホロコーストと同列の行為である。要するにこれ以降支那を擁護すればアメリカから「ジェノサイドの同調者」と見なされても文句は言えないレベルの話である。目先の経済利益に目が眩んでそれが判らないのでは政治家として先見性に疑問が沸く、と言う評価は免れないが、それを判っているのだろうか?まぁこれは日本に限った話ではないのだが。
 
ナチスを「絶対悪」「人類の敵」と言うのであれば同列の行為をしている支那共産党も同様の認識でなければならない。「思想信条の自由」などと言う言葉で片付けられるものではないのだ。また国際法上の犯罪行為である以上、傍観者でいる事も出来ない。こういう問題に真摯に対応してこそ国際社会で発言力が付く。日本政府は早急に態度を明確に表明する必要がある。そうでなければアメリカとの関係も怪しくなり、安倍政権下での外交成果を一瞬で水泡に帰してしまう事も有り得るのだから。
 
更に最悪のケースとしてバイデンが速効で政権運営に行き詰まれば経済的膠着打開と国際社会での名声復帰の一石二鳥を狙って「ウイグル族解放」を名目に戦争を仕掛ける事も考えられる。そうなった時、日本はどうするのか?双方に良い顔をしよう、なんて考えが通用しない事は韓国が既に証明している。この一件は単なるアメリカの外交方針でもなければ支那の国内問題、と言うだけの問題ではない。国際社会全体への問いかけでもあるのだ。日本も無関係ではいられない。