習近平の自業自得

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新疆ウイグル地区で起きた爆発事件、死者3人のうち2人が実行犯で、負傷者が79人だという。

http://www.zakzak.co.jp/smp/society/foreign/news/20140502/frn1405021810005-s.htm

支那当局はウイグル独立勢力によるテロと見做して背後関係を調べていくようだ。

周知の事だと思うがウイグル地区は元々支那の領土ではない。初めて支那支配下になったのは清朝の時代だ。だから1933年に「東トルキスタンイスラム共和国」また1944年に「東トルキスタン共和国」として独立をしたものの、支那はこれを武力で制圧、「新疆ウイグル自治区」として強権・高圧的支配かつ住民を弾圧して「核心的利益」などと吹聴しているが何の事はない。武力で奪った領土は武力を用いて守る、自らの侵略行為はそうやって有耶無耶にするという事だ。その意味ではチベットも同様だが。そしてその矛先は日本の尖閣諸島にも向けられているのだ。何故かそれを理解しない日本人がいるのが不思議で仕方ないが。いずれにしてもこういう地球の癌をのさばらせてはならない。

閑話休題、事件当時習近平が同地区の視察に来ていた。習近平からすればこの地でのテロ取締り強化を指示した矢先でのテロだ。習近平面子丸潰れ、ご苦労さん。

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※既にテロ対象にされているのだろう。


…というより今回は標的が習近平本人だったのではないかとも言われている。そうでなくてもウイグル族による支那共産党独裁体制への宣戦布告と解釈する人もおり、単なるテロ事件では済まない空気の様だ。

http://www.zakzak.co.jp/smp/society/foreign/news/20140501/frn1405011548008-s.htm

支那共産党ウイグル族に対して更なる高圧的な姿勢で臨んで来るだろう。それが更なる反感を買い、またテロ事件と悪循環に陥る可能性は高いだろう。支那共産党のしている事は前世紀の植民地支配下の搾取と変わらない。支那のやる事は世界の1世紀遅れだが、本人達が気づいていない。情けない話だが。

ウイグル族イスラム教徒だそうだが、弾圧の過程で如何なる口実であれ、モスクなど宗教的施設に共産党が手を出そうものならウイグル族どころかイスラム教徒を敵に回す事になる。そうなったらタリバンアルカイダなど支那に何をするのか判らない。タリバンアルカイダが「敵の敵は味方」とアメリカと接近したりなんかしたら…?

…とは言えテロという手段は例え標的が習近平であっても賞賛出来るものではない。仮にテロで習近平を抹殺したとしても世界はウイグル族の独立を支持したとしてもテロ行為は間違いなく非難するだろう。だが、仮にそうなっても当の支那及び属国には非難する資格などない。

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※テロリスト礼賛の愚かな事例。

…民族独立を掲げてそれを理由に要人暗殺をする事をテロと言うならそれをやった安重根を英雄視しているからだ。「反日」という為だけにそういう狂った視点でテロリストの記念館を建てた国と称える属国である。同じ行為で安重根が英雄でウイグル族がテロリストに区別出来る理由はない。こういうのを因果応報、自業自得、身から出た錆という。