腐敗極まる韓国司法の実態

※どーすんのこれ?
 
韓国で「司法の独立」を揺るがす醜聞である。
 
セウォル号沈没事故当日の朴槿恵行動に関する「噂」を記事にした当時の産経新聞ソウル支局長が名誉毀損で訴追されたものの無罪となった裁判でこの裁判に介入した疑惑のある判事が弾劾裁判にかけられる事になった。この一件が韓国に「司法の独立」が存在しない事を浮き彫りにしている。
 

 

 

簡単に経緯を言うと問題の判事は産経元ソウル支局長裁判に「記事は虚偽」と判決文に盛り込むよう要請した、と言う疑惑が持たれている。尤もこの判事は職権濫用で訴追されたものの、一審判決は無罪だったのだが。
 
ところが真の巨悪はこの判事ではない。実はこの判事は昨年一度辞表を提出したのだが、大法院長は辞表の受け取りを拒否。理由は
 
「辞表を受け取ったら国会が弾劾出来なくなる」
 
と言う事だった。これがスクープされた際、大法院長は一旦はこの発言を否定したものの、証拠となる音声記録出た途端、一転、事実を認めて謝罪した。これが韓国司法の実態なのであった。
 
要するに判事を通常の刑事裁判で有罪に出来なかったから国会による弾劾裁判で有罪にしよう、と言う事であり、同時に司法のトップは何処からどう見ても「政権を忖度した」としか思えないレベルの発言をしていた。韓国に「司法権の独立はない」=「近代国家としての体をなしていない」と言う事である。こんな体たらくだから国際法はおろか、自国の憲法の規定まで疎かにしてしまうのだろう。一連の流れに韓国野党は
 
「弾劾されるべきは大法院長」
 
と主張しているそうだが、これは正論であろう。この大法院長こそ文在寅が抜擢し、それ故に司法権の独立を損ない、おかしな判決を連発させて日韓関係韓国の「司法権の独立」を破壊した張本人である。自称元徴用工や自称元慰安婦関係の国際法違反の出鱈目判決にコイツが何処まで関与していたか定かではないが、そんな事は最早関係ない。先述の
 
「辞表を受け取ったら国会が弾劾出来なくなる」
 
発言一つで判事失格であり、同時にこんなのを大法院長などにした文在寅任命責任も問われて当然の案件である。
 
しかも問題の判事は今月一杯で定年だと言う。その時点で弾劾裁判自体一種の「見せしめ」でしかなく、そもそも1ヶ月以内に刑事裁判の結果を覆す判決が出ようものならそれこそ裁判の公平性が疑われる。恣意的な判決の疑いは消えず、弾劾裁判に関わった国会議員の職権濫用が疑われる案件と化す悪循環となるが、そうなったら弾劾裁判における国会議員の職権濫用は誰が裁くのだろうか?この一件、最初の疑惑を追えば追うほどドツボに嵌まり、無理筋を連発しなければならない状況になっているが、文在寅はその事実を理解しているのだろうか?否、していないからこそこの様な状況になっているとしか言い様はない。大元を辿れば文在寅司法を思い通りにしようとした事が原因であるが、その時点で韓国の三権分立は音を立てて崩壊していたのだ。これでは韓国が「近代国家としての体をなしていない」と見なされても文句は言えまい。「司法権の独立」こそ近代国家の根本である。日本は明治時代既にそれを確立させ、それ故に日本は唯一欧米諸国との不平等条約を改正出来たのだ。韓国はそういう歴史に学んではどうか?
 
いずれにしても日本はこんな国を「自分達と同等」として対応する事自体が根本的に間違っている。特に文在寅が大統領である限りそういう感覚は間違っても持ってはならない。尤も文在寅以前から韓国司法がそうであった疑念は消えない。大統領が代わるからと言ってここまで腐敗した司法が劇的に改善されるとも思えない。要するにこういう面でも「韓国は相手にしない限る」と言う事だ。この一連の醜聞それを明らかにしたに過ぎないと言える。