盗人猛々しい韓国防衛白書

※此方を見なくて良い。
 
韓国の2020年度の防衛白書が公表され、その中で北朝鮮については前回同様「敵」とする表現は避けたが一方で日本については「同伴者」から単なる「隣国」表現を格下げした。大いに結構な話であろう。
 

 

 

日本も韓国については「共通の価値観を持つ」と言う表現を各白書等で使用しなくなっているが、これに対抗しての措置と受け取って良いのだろう。だが、言い換えればここに来て漸く韓国も
 
「日本とは価値観が違う」
 
事を公式に認める様になったと言う事でもある。
 
そもそも韓国に「共通の価値観を持つ」「同伴者」等と言われても迷惑以外何も生まない。国際法や国としての約束を守らない様な国に同類視される等堪ったものではない。冗談も休み休みにして貰いたいものだ。そういう意味ではその部分には外務省や防衛省は抗議すべきではないだろう。尤も竹島の不当な領有権主張等、抗議すべき点は多々あるのだが。
 
コイツ等の本音としては支那北朝鮮を「共通の価値観を持つ友好国」、日本を「敵」としたかったのかも知れないが、そこまで露骨に本音を出すとアメリカに何を言われるか判ったものではないだけにこの辺りで妥協しなくてはならなかったのだろう。尤もその方が我々には判りやすく、そして清々しいのだが、流石の文在寅でもその任期中に建前を崩す所にまでは至らなかった、と言う事か。
 
また、この韓国防衛白書は日韓関係悪化の原因として「日本の半導体原料の輸出規制強化」を挙げている。そいつも元を正せば韓国の振る舞いが「国として信用に値しない」からなのだが、そういう反省等一言半句もない。その時点で話にもならないレベルであると同時にこの措置が韓国に相当効いている、と言う事なのだろう。どんな理由や事情があろうが文在寅の任期中にこの措置を更に強化する事はあっても緩和する選択はあってはならない。文在寅北朝鮮原発建設援助しようとしていた疑惑が出ている。そんな相手に軍事転用可能な物品を売る、と言う行為がどれ程危険な真似であるかは自明の理であろう。どうしてもこの輸出規制を緩和したいのだとしてもそれは最低でも文在寅が退任し、次の政権が国際法や国としての約束を遵守し、日本やアメリカと共同歩調を取る事を確認してからでなくてはならない。自分達のした事を棚に上げてそれを理由にした相手の態度の変化に逆ギレしている様な相手と友好関係や信頼関係を構築など出来る筈もない。それは我々の通常の人間関係でも同様の筈だが、韓国に限ってはそれは通用しないとでも言うのだろうか?それこそ「韓国優遇」と言う名の差別助長以外の何物でもないのだが。
 
いずれにしてもこの程度の相手の挙動に一喜一憂して眼中に入れるべきではない事は明らかである。コロナ対策は当然としても、外交でも支那包囲網や北朝鮮対策等、文在寅の様な小物より優先すべき課題は幾らでもある。そういう当たり前の事をメディアもキチンと報じるべきなのだが、朝日新聞にそれを期待するのは野暮である。だが、それこそメディアが言う「政権監視」そのものである。単なる表面的な事実だけでなく、そこまでやって始めてメディアは大きな口を叩ける、と言うものである。