東京オリンピックを機会にした日韓首脳会談が不要な理由

 

※そもそもお呼びではない。
 
韓国から「外交妄言」飛び出した。文在寅東京オリンピックにおける訪日について国民疎通首席秘書官朴洙賢とか言うのが7日、MBCラジオの電話インタビューで、この件に関し、
 
「日本政府が開催国なのだから、首脳会談をやろう、こういう議題でやろう、と答えをくれるのが正しいのではないか」
 
と述べ、日本側が首脳会談を提案すべきだという認識を示したのだ。コイツ、阿呆か?
 

 

 


※そもそもそんな要素はない。
 
コロナ禍真っ只中でのオリンピック開催に疑問を挺する方もいるだろう。そもそも政治とは無縁であるべきオリンピックだが、この状況下での開催は「次のオリンピックが北京」である事と関係あるのだろう。IOCは早口に言ってしまえば
 
「東京では中止若しくは延期だが、北京は通常に開催」
 
と言う事態だけは何があっても避けたいのではないだろうか?コロナが支那由来なのは誰の目から見ても明らかだが、その原因となった国で通常開催される、と言う事の方がよっぽど大きな問題である、と言う事だ。しかも支那にはウイグルやって来たチベット、香港等の人権問題もあるコロナ禍を口実にオリンピック開催を中止するなら東京ではなく北京だ。そういう思惑があるからこそではないだろうか?そうでなくてもオリンピッククラスの国際大会がコロナのせいで開催出来ない、と言う事態を避けたいのは誰もが思っている事ではあろう。コロナ禍前提でどうしたら開催出来るか?知恵と工夫の手本を日本が世界に示す機会、と前向きに捉えるしかない。
 
それはさておき、オリンピックとなれば開会式や閉会式に各国首脳が訪問して、開催国首脳との外交、と言うのが行われるのはお約束なので韓国がそういう機会、と捉えるのはそこまでおかしな事ではないが、コイツ等は
 
※その発想が間違っている。
 
「首脳会談前提」
 
であり、しかも
 
「日本が日韓首脳会談開催を呼び掛けるなら行ってやる」
 
と言うスタンスである。何を勘違いしているんだコイツ等?
 
日韓関係が険悪で非常に厳しいのは言うまでもないが、その原因は悉く
 
「韓国が国際法や国としての約束を守らない」
 
事である。その解決策を用意して来る、と言うなら日本としても首脳会談に応じる余地はあるのかも知れないが、韓国側が描く青写真は
 
「首脳会談を行って首脳同士の合意で事態を進展させる」
 
と言うものであり、既存の国際法を遵守する、前提にするとは一言も言っていない。既存の国際法より新たな首脳間合意を優先する、と言う意味でそれこそ
 
「ムービング・ゴールポスト
 
そのものである。日本が
 
※韓国より会談を優先するべき国は多数ある。
 
と、日韓首脳会談に消極的な理由はこういう事なのだろうが、韓国はその意味を政府高官に至るまで理解していないらしい。これで「話になる」と思っているのだから呆れてしまうレベルの外交音痴である。
 
サミットの際に菅首相文在寅に話し掛けられるまで無視していた事、話をした、と言っても「挨拶程度」でしかなかった事はそういう流れなのだが、コイツ等にその理解を求めるのは無理があるのだろう。だから日本政府は例えば官房長官の会見等でハッキリ言ってしまえば良い。
 
「韓国が首脳会談を要求しているのは首脳同士の合意で事態を進展させる狙いがある様だが、それこそ『ムービング・ゴールポスト』であり、それは受け入れない」
 
と。
 
ここに来て文在寅、と言うより韓国が首脳会談に拘るのは
 
「そうしなければならない何らかの事情」
 
が韓国にあるからなのだろう。それは経済的なものなのか?それともアメリカからの圧力があるからなのか?いずれにしてもある意味で切羽詰まった、追い詰められた状況である事は想像出来る。で、あればここで日本が手を緩めたりしてはならない。こういう手合いの阿呆には身を以て自分達の愚行の意味を知らしめなくてはならないからだ。従ってここでの日韓首脳会談は「拒否」が正解である。