韓国人の歴史改竄工作その2

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※当時の状況では「日本人」と言うよりない。

尹東柱と言う戦前戦中の時代の詩人がいる。今度は彼の国籍について韓国人は

「修正を要求」

と言う愚行を始めた。コイツ等歴史の学び方、と言うものを知らないらしい。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/2eef548221ed20532d81a25bbe23229a682ac2b1

ウィキペディアには尹東柱の概要は以下の様に記されている。

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ウィキペディアでの概要。

それによると尹東柱は1917年に当時の満州で産まれた。民族としては朝鮮民族である事は間違いない模様だが、1917年と言えば既に日韓併合後。彼の両親は当然「日本人」として扱われていた。血統主義で考えれば当然「尹東柱は日本人」と言うよりない。

一方支那百度なるポータルサイトでは彼は国籍は「支那」民族としては「朝鮮族」と表記されていると言う。出生地主義で考えれば当時の満州中華民国の領土であった訳だから当然そうなる。国籍をどの様に考えるかで結果は変わってくるものの、血統主義、出生地主義、いずれも採用されている方式であるからどちらも正解であると言える。

いずれにしても少なくとも

「韓国人が主張する『尹東柱の国籍は韓国』」

でない事だけは確かである。何故なら尹東柱の出生時点で「韓国」は地球上の何処にも存在していなかったからだ。百歩譲って「所謂大韓民国臨時政府」を認めるとしてもあれは1919年に樹立宣言しているのだから尹東柱の出生後の話でそれは通用する考えではない。

尹東柱は日本に渡り、立教大学同志社大学で学んでいる。既に戦中ではあったが、それでも戦争に動員される事はなく、そこで朝鮮語もしっかり学んでいたと言う。また、彼の様にこの時点で大学で自由に学べる境遇だった、と言うのは珍しい事だったらしく、彼自身「安定した留学生活が出来ていた」事を自覚していたらしい。そして彼が朝鮮語を学んでいた、と言うのは「日本が朝鮮半島統治にあたって言語を奪った」と言う韓国人の考えが間違いである裏返しでもある。

とは言え、彼は民族独立運動や日本の朝鮮半島統治政策を批判したりもしていたため、治安維持法違反で検挙され、裁判の結果実刑となり、獄死したと言う。

それでも進学を容易にする為に彼は「創氏改名」に応じて「平沼東柱」と言う日本人名を名乗っていた。経歴からすれば「日本人」として扱われても当然である。

この様な「当時の事情」を考慮せず、自分達の感覚ででしか歴史を考察出来ないから韓国人の歴史認識は異常な代物にしかならないのだが、政府もメディアもその意味を理解していない。寧ろメディアがその無知蒙昧に「火に油を注ぐ」形になっているのだが、その意味も判っていない。歴史に対する理解がある日本人はそういう韓国の愚劣ぶりの意味が判るから嘲笑の対象になる。「歴史も法も当時の時点での基準で考察する」この常識が理解出来ない限り何を言っても韓国の主張は日本では通用しないどころか嘲笑と軽蔑の対象にしかならない。韓国は先ずそれを理解すべきだ。