人身事故を無免許運転で起こしながら隠蔽して当選した木下富美子

 

※とんでもない外道だったと言う訳だ。
 
先日行われた東京都議会議員選挙で板橋区から都民ファースト候補として立候補し、当選した木下富美子。選挙期間中の7月2日に人身事故を起こし、しかもその際コイツは無免許運転であった事が判明。大変な騒ぎになっている。都民ファーストとしてはコイツを除名したものの、コイツがこのまま都議になってしまう事には変わりはない。勿論こんな無法が許される筈もないのは論を待たないであろう。
 

 

 

木下富美子は「免停期間が終わっていると思っていた」と言う趣旨の釈明をしているが、そんな事はあり得ない。不肖筆者は経験がないが、免停を喰らうと免許証は預けなければならず、その際に
 
「免停期間中に運転をした事が発覚すれば無免許運転となる」
 
事は明確に告げられると言う。また、通常であれば免停明け後に免許証を返して貰って初めて運転が再開出来る手筈だが、免停最終日が土日祝前日であった場合、免許証だけは前日、つまり免停最終日に返却して貰う事も可能だと言う。だが、だからと言って免許証を手にして即運転再開、とはならない事は言うまでもない。
 
相手に怪我をさせた、と言う事で立派な人身事故そのものだが、無免許運転状態、と言う事で悪質さは倍増、しかもコイツは選挙運動真っ只中であった。選挙終了後にマスコミが報道して事態が発覚したが、投票迄に事態を知っていればどれだけの有権者がコイツへの投票を回避していたか?事件そのものや発表の遅れが選挙結果に大きな影響を与えた可能性は極めて高く、警察の対応にも疑問が出ている。
 

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※事態は想像以上に深刻である。
 
それだけでも十分に問題なのだが、コイツへの疑惑はそれどころではない。コイツは事故を起こした事実を「選対には話したが、他には話せなかった」などと言っているそうだが、その「選対」とは都民ファーストの選対ではなく、自分の選対に過ぎなかった、と言う指摘がされている。同じ都民ファーストの議員が「党への報告は報道後」と暴露しているそうだ。
 
また、応援してくれた区議には
 
「(今回の)事故を起こした事で免停になる」
 
と言う話し方で、無免許運転状態だった事を隠蔽しようとしていた疑いも出ているのだ。
 
それだけではない。そもそも事故があったのは午前7時半頃らしく、コイツの言い分通りでもそもそもそんな朝早くに免許証の返還がされているとは思えないし、仮に返還がされていたとしてもこういうケースで免停明け以前に免許証を受け取る際には「免停期間満了まで運転しない」との書面にサインすることになっているそうだ。で、あればコイツの言い分は最初から通用しない。どう考えても「明確な故意犯」として処罰すべき案件である。
 
更にコイツは2月から免停を喰らっていたと言う。免停の最大日数は180日だから、コイツはそれを喰らっていた可能性が高い。それだけ悪質違反の常習者である裏返しである。しかも
 
※写っている原付は何なのか説明責任がある。
 
この様に免停中に日常的に運転していた事を疑わせる写真や証言が続々と出て来ている。それが事実なら悪質さは更に増す。情状酌量の余地はなく、実刑に処されても不思議はないレベルであると言えるだろう。
 
即座に議員辞職すべきなのは論を待たないが、コイツにその意思はない模様だ。従って今回の選挙結果を受けて新たに開かれる都議会で最初にやるべき事はコイツを除名する事である、と言うのは既に規定路線だと断言して良い。都民ファーストがコイツを議員辞職させずに除名にしたのは3ヶ月以内に議員辞職されると次点候補が繰り上げ当選してしまうからであろう。板橋区で今回次点だったのは自民党候補だった。補欠選挙まで粘らせて新たに候補を立てて議席を死守する肚なのか?そういう党利党略が通用する場合ではない。そもそも都民ファーストはコイツを除名したからと言って責任を逃れる事は出来ない。実際に事故を起こした報告があったのはいつなのか?など事情をキチンと都民に説明する義務がある事は言うまでもない。
 
尚、コイツがこれだけの事件を起こしても逮捕されないのはコイツが「上級国民であるから」ではなく、逮捕しなくても既に裁判で有罪に出来るだけの証拠を確保しているとか、この立場で逃亡など出来る筈もない、と見ているからであろう。一部で誤解がある様だが、逮捕とは被疑者の逃亡や証拠隠滅を未然に防ぐ為に行われるものであり、刑事裁判手続きの必須条件ではない。コイツは逮捕されなくても有罪になる事は間違いない。報道通りなら情状酌量の余地はなく、実刑が相当であろう。現在捜査の焦点の一つに「免停期間中の運転の有無」があると言えるだろう。本人はSNSなどでそれを疑わせる写真を削除している模様だが、時既に遅し、でその写真は既にネット民に確保され、拡散されている。コイツはもう詰んでいる、と言えるだろう。後は厳正な刑事処分下る事を待つばかりである。