手順前後の文在寅ワクチン接種計画

※それも実力。それとも…？

韓国でコロナワクチンの供給が不安定となっている。「1ヶ月に3回も計画変更」、大統領自ら「8～9月には支障ない」と言ったそばからその約束は不透明になるなど、混乱している模様だ。

韓国としては供給元のモデルナに違約金を請求、と言いたいらしいが、それも法的には無理らしい。「韓国らしい」とも受け取れるが。

https://news.yahoo.co.jp/articles/91400565fa0c7e252aafa2037926a8c6dfcaa65e

モデルナのワクチンも効果はかなりのものらしく、不肖筆者の周りでも「接種一回で」「家族が感染して濃厚接触者」でも本人は無事、と言うケースを複数確認している。

だがモデルナには自前の生産工場がないらしく、生産を他の製薬会社に委託するよりない。供給が不安定な理由はそれなのだろうが、モデルナは老舗ではなく、新興勢力なので致し方ない部分はある。まぁ、瓶のラベル貼りも韓国に依頼していたし。

韓国としてはワクチン接種計画を立てても肝心のワクチンがなければ話にならず、そうなれば理由はどうあれ、不満は政府に向かう。韓国政府はそうなった場合「モデルナに賠償請求」と言いたい所だが、現実は

「ワクチンの具体的な供給日程は協議を通じて決めるもので、契約書上に明示されていないため、供給に支障が生じたことを契約違反と判断するのは難しい」

らしい。そりゃそうだ。コロナワクチンはどの国だって喉から手が出る程欲しいものだ。モデルナとしても韓国だけを特別扱いする訳にはいかないのだから。

だが、こういう事態を招いた原因は他ならぬ韓国政府にある。文在寅は「10月末迄に国民の70%に接種完了」とか目標を掲げたが、その要のワクチン確保すらままならないのに先にそんな目標を公表したからである。

確保したワクチンの量を前提に計画を立てるのが普通だが、文在寅は先に計画を立て、後からその計画に必要なワクチンの確保に動いた訳だ。こういうのを「手順前後」と言う。それは時として致命的なミスに繋がりかねないが、文在寅は今回まさにその愚を犯した。記事はまるでモデルナが悪いかの様な印象を与えるが、実際は文在寅に原因があるのだ。流石「文在寅応援団」のハンギョレなだけの事はある。

従ってこの件、文在寅の無能が原因であり、モデルナに非はない。と、言うかこういう時の為に「ワクチンスワップ」があるんじゃなかったのか？勿論日本が助けてやる類の話ではない。困っている他国を助けるのは余裕があるなら当然だが、韓国より厳しい状況の国を優先すべきなのは明らかだ。「韓国は先進国」と言うなら自力でどうにかすべきである。先進国ならそれ位の実力はあって当然なのだから。