日本産水産物を産地偽装していた韓国

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※黒山島の場所。

「詐欺」「偽証」「性犯罪」は韓国では日本と比べて非常に発生件数が多い犯罪だと言われている。今回はその中の「詐欺」について。韓国で

「黒山島産以外の魚では料金は受け取らない」

と公言していた料理店、実は日本からの輸入品を使用していた事が発覚し、警察に摘発される事態となった。


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https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b0cd15afee6e0e9072e5cb6f2fba85c1e61e62

韓国・ソウル周辺の京畿道で水産物を取り扱う店、流通・加工・販売業者480ヶ所を一斉捜査した所、57件の産地偽装等の違法行為の摘発があったと言う。率にして軽く10%を越えているが、この時点で「韓国の食」に信頼が置けない事は明白である。


また、プデチゲで知られるソウル近郊の議政府市なる所では「黒山島産以外の魚では料金は受け取らない」と公言していた料理店、実は日本からの輸入品を使用していた事が発覚している。実際には過去4年の間に5500キロ以上の日本産ガンギエイを低価格で仕入れて販売していたと言うのだ。どう考えても立派な詐欺だ。



日本でもエイはメジャーな食材とは言い難い部分があるが「何故エイだったのか?」と言う疑問を持つ人もいるだろう。調べてみると韓国にはエイを使った「ホンオフェ」なる珍味があり、それは韓国でも高級料理として扱われていると言うのだ。…理由はこれか。


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※韓国人でも苦手な人がいると言う「ホンオ」。でも高級料理扱い。

この「ホンオ」、簡単に言うとエイの切り身を発酵させた刺身なのだと言う。「ホンオ」とは韓国語でエイを、「フェ」は刺身を意味するらしい。だから「ホンオフェ」では「エイの刺身」と言った所か。

この料理、日本の刺身と違って「発酵」させる。だが、エイやサメの身は鮮度が落ちるとアンモニア臭を発生させる。従ってこのホンオ、強烈なアンモニア臭がする、との事でそのレベルは「世界第二位の臭さ」と言われているらしい。…余談だが1位はニシンを発酵させた缶詰「シュールストレーミング」である。日本にもくさやや鮒ずし等、「強烈な臭い」の料理は存在するが、その強烈な臭いは日本の如何なる料理のそれをも軽く凌駕する程だと言う。

日本産ガンギエイを低価格で仕入れてホンオに加工して高級料理として高値で販売する。儲けの効率としては抜群で、商売としては間違ってはいないのだが、「黒山島産でなければ料金は受け取らない」と公言しておきながらコレでは「詐欺以外の何物でもなく」弁護の余地もない。同時に産地偽装で摘発された業者の割合から見ても韓国ではこういう事は珍しい事ではないのだろう。モラルが問われる。

また、何だかんだ言っても摘発された産地偽装の本来の原産国の割合から見て、韓国は日本に頼る部分は大きいのだろう。だが、こちらが韓国に頼らなければならない要素など殆どない。ビジネスでも「採算が合わない」なら容赦なく切り捨てられる。外交は「浪花節」ではない。例え向こうが日本を必要としていても日本の国益にそぐわない存在など要らない。日本にとって韓国とはその程度である。政府から一般国民に至るまでその認識が必要である。