中途半端な感が否めないアメリカのコロナ起源の報告書
※期待外れの感は否めない…
コロナウイルスの起源についてバイデンは情報機関に調査を命じていたが、その結果が公表された。が、それは
「世界の期待に沿えない中途半端なもの」
と言う感の否めない代物だった。90日、と言う調査期間が足りなかったのか?それとも決定的証拠を把握するに至らなかったのか?はたまた支那の証拠隠滅工作が先だったのか?いずれにしても事態の進展に繋がらない事に変わりはない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dad790c3a0dc2cc45389a6376aeb4ef1d1daec7e
報告書ではコロナウイルスが「生物兵器として開発されたものではない」という結論で「おおむね」一致。同ウイルスが「遺伝子操作の産物だった」との説についても、大半が「信頼性は低い」と評価した。 ただ、新型ウイルスの起源については、4機関と国家情報会議(NIC)が動物との接触による自然発生の可能性が高いとした一方で、1機関は研究所流出説を支持。3機関は結論が出せなかった、と言う結果だった。
問題の核心は「コロナウイルスは武漢研究所由来なのか否か?」だが、「武漢研究所由来と断定」出来るだけの証拠はアメリカも得られなかったと言う事か?そもそもの起源が動物(コウモリ)かどうかなど枝葉でしかなく、世界が知りたいのは
「コロナのパンデミックに武漢研究所が何処まで関与しているのか」
である。少なくともこの研究所がコロナと関わりが指摘されているコウモリを取り扱っていた事や、不自然なデータ消去など、「疑う要素」は多数あり、支那はそれらの疑問を氷解させるだけの証拠を出していなければ説明もしていない。それどころか調査の妨害やWHOの報告書に武漢研究所に触れない様に圧力をかけたりと
「疑惑は深まった」
と言う結果しか生んでいない。
だが、この程度の報告書でも支那の反発を生むには十分だったらしい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/679fd90082bb63d55f9e4f8a5c00e362c09cf9b0
逆ギレしてアメリカの研究所の調査を要求したりと責任転嫁に必死だが、ならばアメリカは
「武漢研究所への国際調査団の受け入れ」
を条件に受けてやれば良い。
「コロナの起源がアメリカ」
だなんて本気で信じているのは支那か北朝鮮位だろう。どうせ何も出てこないのは明白なのだから支那に恥をかかせて逆ギレの余地を潰してやれば良い。
バイデンはアフガニスタンで失敗した直後なだけにここで汚名返上しなければアメリカ大統領の沽券に関わる。ここで本気にならなければアメリカは世界の失望を買い、支那の増長を許す理由になる。その意味ではここは「アメリカの踏ん張り所」である。バイデンに次の一手はあるのか?世界はまだそれを期待している。