早くも日本上陸のオミクロン株
※コロナの主な変異株。
南アフリカで新たに発生したコロナウイルスの変異株「オミクロン」。瞬く間に世界に拡散してしまったが、日本にもあっさりと上陸してしまった模様だ。岸田首相は早期の水際対策を採った、と思ったが、それでも間に合わなかったと言うべきなのだろうか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/b05abd989b891e9235cb65de064c56ad4cd282f2
※残念だが水際対策も間に合わなかった。
オミクロン株に感染していたのはナミビアから日本にやって来た外交官だと言う。ナミビアを出国した時点では無症状で、自身は7月に2回目のモデルナのワクチン接種をしていたと言う。当然本人は隔離だが、同行していた家族は今の所陰性だと言うが、油断はならない。また、彼の乗っていた飛行機には70名程が乗っていたそうだが、当然全員濃厚接触者だ。(現状では全員陰性らしい。)水際対策を採ったのは結構だが、いきなり正念場になってしまった。
※オミクロン株の感染力は強力。
現在判っているオミクロン株の最大の脅威はその感染力であろう。香港では感染していた人が知らずにノーマスクで廊下に出ただけで向かいの部屋の人を感染させた可能性が指摘されている。で、あれば洒落にならない感染力だ。マスクは問答無用の必須アイテムだ。また、今回のナミビア外交官のケースから判る様にワクチンを2回接種したからと言って安心は出来ない。3回目の接種も受けた方が良いかも知れない。場合によっては4回目の接種、なんて事にもなるかも知れない。何処までも質の悪いウイルスだ。
当然ながら手洗い消毒も今まで以上に怠ってはならない。厄介なウイルスだが、感染が確認されているEUではこれによる重症化や死亡例は今の所ないらしい。不幸中の幸いと言うべきか。最近の日本では感染者が激減して気が緩みかけていた部分はあったかも知れない。再び気を引き締め直す機会だとでも受け止めて自身で出来る感染症対策を継続するしかない。その積み重ねがやがて社会全体に実を結ぶ事になるのだと信じるよりない。
※このウイルスを絶滅させても誰も困らない。