民主主義の仮面を被った茶番劇だった香港の議員選挙

 
 

※選挙をやれば「民主主義」ではない。
 
香港では議会である立法会の選挙が行われていた。支那共産党によって「自治」を奪われ、「自由」「公正」と言う要素が一欠片たりともない状況での選挙が「民意の反映」な訳ない。「選挙をやれば民主主義」ではないのだが、その意味は一般の香港人には理解されていても支那共産党にはその理解はないらしい。
 

 

 

 
※選挙前から予想されていた。
 
今回の選挙から支那共産党のせいで「自由公正な選挙」ではなくなった。それ故関心も低く、投票率は30%程度だと言う。政治的無関心が懸念される日本でさえそこまでの数字にはならない。如何に香港人が失望、もしくは絶望しているかは明らかだ。
 
※これが「真の民意」だろう。
 
この選挙が「どう『自由公正』でないのか?」と言うと、
 
※立候補に条件がある時点でおかしい。
 
立候補には
 
・当局による「愛国者」認定
・親支那派10人の推薦
 
と言う「条件」が必要だった。支那共産党に批判的な「民主派」は条件をクリア出来る筈もなく、事実上選挙から排除されていたに等しい。日本では年齢と供託金や運動経費と言った物理的問題さえクリア出来れば誰でも「無所属新人」で立候補出来る。自民党総裁選や立憲民主党代表選の様な「組織内選挙」ならともかく「公的な」「普通選挙で」立候補に推薦やら条件が付く時点で「民主主義の選挙」ではない。こういう選挙は独裁体制や共産主義下などの体制での選挙での「典型的特徴」だ。そんな選挙をやって
 
「選挙をやっているのだから民主主義」
 
と言うのは世間では「羊頭狗肉」と言う。支那が起源の言葉なだけに本場は流石にやる事が違う。
 
※世間はそれを「羊頭狗肉」と言う。
 
支那派の候補者は14人いたと言うが、当選したのは僅か1人。恐らく全員が支那共産党によって「民主派」の偽装工作を施されたニセ民主派だろう。香港人の言う「香港の自治」は「支那共産党」と相容れない。民主派を名乗って「愛国者」などあり得ないからだ。
 
いずれにしても定数が90、表向き「親支那派」でないのは1人なので実質議席独占だ。この1人は「反対票を投じる」のが任務なのだろう。そうやって「独裁体制」等の批判をかわす狙いがあるのだろうが、そんなバレバレの偽装工作に騙されるアホは民主主義社会には居ない。マスゴミももっと「オール与党」とか「香港版大政翼賛会」とか言ってやれば良いのに。
 
欧米のメディアは既にそうだが、香港のこの選挙は「民主主義の選挙」とは認める事は出来ない。支那共産党はこれで「民主的な選挙」をアピールしたつもりなのだろうが、却って異常さが露呈しただけの逆効果でしかない。支那共産党にその意味は判らない。何故なら奴等の存在そのものが「民主主義の対極」なのだから。