民主党のダブルスタンダード。どっちが立憲主義の破壊者か。

結論から言ってしまえば民主党には期待する要素は皆無」と言う事なのだろう。

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http://www.sankei.com/politics/news/150719/plt1507190016-n1.html

それにしても枝野幸男、ふざけた発言をするものだ。

「国会内の戦いだけでは勝ち目がないのは確かだ。『国民世論対安倍晋三首相』との構図で廃案に持っていく」

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※プラカード作る暇があるなら対案を考えろ!
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民主党の職務放棄の瞬間。

…一体どういう了見なのだろうか?対案一つ提出出来ない審議拒否に加えて本会議では反対討論を行って採決放棄。しかも質問時間の割り当ては与党1対野党9だった。本来は議席数に応じて配分されるのだから与党の質問時間の方が多い筈なのだが…そういう民主党の(民主党だけではないが)対応がそもそも国会内の戦いで勝てない根本的な原因ではないのか?国民世論がどうこう等と言う前にまずは自分達の反対の理論武装が先決の筈だ。国民世論と言うのはあくまでもバックにあるべきものであり、それを先頭に立てようなどと言う発想は議員として失格、無能の証明に他ならない。党内意見も集約出来ずに相変わらずの玉虫色の妥協案で審議に臨んだところでこうなるのは自明の理であろう。下らないプラカードなど作る暇があるなら党内意見の集約を諮った方が有意義な時間の使い方であったのは間違いない。それすら理解できないのか? 今からでも民主党は自分達を「事業仕分け」したらどうか?いやいや、自分達で自浄は民主党には出来ない相談であろう。もっとも外部から厳しく「事業仕分け」などやろうものなら存在そのものが「不要」判定になってしまうだろうが。

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http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/domestic/17822/result

もっとも国民世論を頼りにすると言っても調査主体によって大きくブレがある。例えば新聞では安倍内閣の支持率は軒並み低下している。産経新聞の調査でさえ不支持が支持を上回ったと記事にしている。↓

http://www.sankei.com/politics/news/150720/plt1507200031-n1.html

…が、上記画像のYahoo!意識調査」では法案の賛否がほぼ拮抗しているのが現状である。当然ながらコメントで明らかに安倍内閣支持と受け取れる物もかなり多い。内閣支持率でもネットでは新聞と違う結果になっているのが実際のところだ。世論調査からだけでは見えない賛成派はどうやらかなりの数がいると言えそうだ。これでは「反対派の世論」が何処までアテになるかは正直怪しいのではないだろうか?考えようによっては安倍首相が法案について丁寧に説明するなどして法案への理解が進めば民主党がアテにしていた「国民世論」とやらが気が付いたら「反対」が過半数割れしても何ら不思議はないレベルなのだが…?既に…

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※反対派もこんな出鱈目ぶりではどうしようもなかろう…

民主党が与党だった時は「政治主導」などと景気の良いことを言っていた野党に戻ったら「政治主導」出来ないのか?こういう時に「政治主導」出来ないで政権の座に返り咲こうなんて虫が好すぎるにも程がある。…筆者は民主党公式、岡田克也小西洋之Twitterに安保法制の件で質問を投げ掛けたのだが(罵詈雑言ではなく真面目に)、返答は一切無い。これでは話にならない。

またこれは民主党に限った話ではないが、「安保法制が違憲だ」と批判する政党に限ってどういう訳か憲法15条1項に
「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」
と明記されているにも関わらず外国人参政権付与の推進に賛成なのである。しかも此方は外国人参政権付与を求める裁判で最高裁が全て請求棄却の判決を出しているにも関わらず、である。
以下は外国人参政権付与が争われた裁判で平成7年2月28日、最高裁第三小法廷での判決文である。
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Wikipediaから引用。

民主党はこの判決文の「傍論」を根拠にこれを政治的に悪用して外国人参政権付与の陰謀を未だに画策している。これでよく「安保法制が違憲だ」等と言えるものだ。最高裁判決が先に存在する分こっちの方が違憲立法であるのは明白であり、しかもより悪質である。立憲主義の破壊」とはこういうのを言う。安保法制の違憲を主張するなら同じロジックでまずは外国人参政権付与の陰謀を全面撤回せよ。そうでないなら安保法制への批判を全面撤回せよ。そして自分達で対案を出して正々堂々正面から与党と議論せよ。

民主党とは所詮はこの程度のレベルでしかない


のである。言う事もやる事も、そして支持することも愚劣そのものでしかない。