言語道断の賞味期限切れ食材転売業者。厳罰は当然だ。

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※問題のビーフカツと流通経路

カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍ビーフカツが横流しされた事件、委託料を受け取りカツを廃棄するはずだった産業廃棄物処理業者「ダイコー」が、0円のカツを製麺業者「みのりフーズ」に1枚約33円で売り、さらに3社が転売。愛知県津島市のスーパーで店頭に並んだ際には約80円になっていた。

「みのりフーズ」の実質的経営者は

「ダイコーからは帳簿を残さず、箱の詰め替えを指示されたが、廃棄物とは知らなかった」

と述べておりまた同社から仕入れた業者も

「問題があるものとは思わなかった」

「大手チェーン店の過剰在庫が格安で出回ることはよくあり、不思議には思わなかった」

等と、述べている。
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http://www.sankei.com/smp/west/news/160118/wst1601180013-s.html?pdm_ref=rna

「食の安全」の根幹を揺るがすこの事件、委託料を受け取って「廃棄する」筈の期限切れ食材をあろうことか転売して不正に利益を上げていた「ダイコー」なる産廃業者も相当悪質ではあるが、それを買っていた「みのりフーズ」も「ダイコー」から仕入れていた食材はCoCo壱番屋」のカツ以外にもマグロや焼き鳥など段ボールにして約200箱分の冷凍食品が岐阜県の調査で見つかっている。そして「その大半が賞味期限切れ」だったと言うからこちらも同等かそれ以上の「ワル」である。
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※他にも色々同様の事をやっていた。かなりのワル。
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岐阜県から早速調査が入っている。
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※賞味期限は伊達や酔狂で決まるものではない。

「賞味期限切れだったが、試食で問題がなかったので販売した。廃棄物とは知らなかった」

等と言っている様だが、「廃棄物」と知っていようが知っていまいが、例え試食で問題が無かろうが賞味期限と言うものは伊達や酔狂で決めるものではない。消費者が自己責任で無視するなら兎も角、業者である以上、それを無視すると言う行為「自社にモラルがない」と公言るに等しい。消費者の「食の安全」と言う観点から言うのであればこういう業者には消えてもらった方が良いのは言うまでもなかろう。

こういう事件が明るみになると加工食品と言うものは消費者から見れば信用できなくなる。野菜や一匹丸ごとの魚の様に「誰が見ても加工していない」商品を中心に買って自炊でもしていない限り安心は出来ないのだろう。…それでも「産地偽装」と言う形で不正は後を絶たないのだから、何を信用すれば良いのやら…?である。

…それにしてもこの事件、その悪質さは相当なものである。徹底的な調査と関係者への責任追及は当然である。そして再発防止の対策を消費者に明確に示さない限り信用回復は難しいのではないだろうか?まだまだこの業者の闇は深そうである。
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※他にもマルコメ味噌もやっていた…