記事短評~銀メダルで罪人?

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※え、銀メダルで罪人?いや、普通に誇っていいのに…

北朝鮮の場合、スポーツでも「負けたら炭坑送り」などと言われる事はよく聞く話だが、どうも「完全な与太話」ではないらしい。
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http://www.sankei.com/smp/premium/news/160820/prm1608200023-s1.html

北朝鮮で「英雄」と称されながら金メダルを逃した重量挙げのオム・ユンチョルは自らを

「銀メダルに終わった罪人」

と蔑んだと言う。個人競技で銀メダルなら充分立派だと思うが、この国の場合、韓国メディアによれば

自己批判書を書かされるか、政治的責任を負わされる可能性さえある」

と、言うから笑えない。スポーツに「政治的責任」もへったくれもないのは常識だが、その通りなら「北朝鮮の常識は世界の非常識」を地で行く展開である。実際かつて体操で北朝鮮代表だった脱北者

「国際大会を前に北朝鮮選手たちは自らの目標を表明するが、後の結果がその目標から違った場合は罰を受けることがある」

朝鮮日報に語っている。

北朝鮮について韓国メディアによれば

「権力を安定させるには五輪での好成績が必要と考えていることが挙げられる」

そうだが、「負けて懲罰」では却って萎縮して不本意な結果になっても不思議はない。もう少し「広い心」でスポーツを見る方が自身の為になりそうだが、こんな異常な統治方法の国と独裁者と、それを盲信する民族にはそれを求めるだけ野暮なのだろう。憐れむべき事である。