森友学園問題を追及してもブーメランの民進党
※クソの役にも立っていない。
世間を騒がせ続ける「森友学園問題」。野党から追及の標的にされている稲田防衛相、森友学園の訴訟に関与していないとの答弁を撤回し、謝罪したことで民進党は鬼の首を獲ったが如く大騒ぎである。
「国会の場で確認もせずに嘘をつく。都合の悪いことは忘れる。記憶にないという。これが通じれば、何でもありじゃないですか」(舟山康江)
「閣僚は国会で、事実に基づき誠実に答弁する責務がある」(風間直樹)
「国会は神聖な場だ。嘘をついて、『見つかったら撤回します』という軽い場ではない。非常に罪は大きい」(山井和則)
「国会で虚偽答弁を続けるような人物が閣僚の座にとどまってはいけない」(升田世喜男)
※現状では「ポスト安倍」は厳しいだろう。
…勿論理由はどうあれ不用意な答弁をした稲田防衛相にも問題はある。こういう事をしている様では現状では「ポスト安倍」には力不足だと言わざるを得ない。この経験を糧に更なる精進が出来れば判らないが、現在のままではどう好意的に見ても「安倍首相の期待に応える事が出来ているか」には疑問符が付くのは避けられない。
しかし、である。民進党に稲田防衛相を
「虚偽答弁」
と、批判出来る筋合いがあるのか?と、言われるとやはりそこは民進党。御約束の「ブーメラン」は待っていた。
http://www.sankei.com/politics/news/170316/plt1703160001-n1.html
※何を言ってもこうなる。
トップバッターはやはり蓮舫。
「あそこまで堂々と『会ったこともないし、弁護を担当したこともない』と言い切っていたので、とてもではないが、記憶違いで済まされるものではない。都合の悪い事実を隠しているとしか受け止められず、納得できない。辞任を求めるかどうかは答弁を聞かないとわからないが、答弁に納得できなかったら、迅速に判断せざるをえない」
そう発言していたが、自身の二重国籍問題を巡っては台湾籍の存在を認めた時、
「私の記憶の不正確さで混乱を招いたことをおわびしたい」
「記憶が不正確だった。私としては(台湾籍は)抜けたと思っていた」
と、発言していたのはもうお忘れか?それまで蓮舫は
「私は生まれたときから日本人」
と、強調していた筈だが…?
※こうやって嘘出鱈目を垂れ流したのはお忘れか?
次に山井和則。昨年1月8日の国会で質問に立った際、こんなやり取りがあったな。
山井「現行法ではギリシャ国債を買うことができます。ギリシャ国債のようなリスクの高い債券を持つことができるのは国民への裏切りです!」
塩崎「山井先生。落ち着いて。よく聞いてくださいね? 我が国は、ギリシャ国債は、持っていません」
山井「聞こえません!政府がどこの株を持っている、持っていないと表明することは違法行為です!犯罪です!よって、ギリシャ国債の保有禁止法案が無いことと、今の答弁を無かった事にした事と合わせて! 日本政府はギリシャ国債を持っているかもしれないとして議論を進めます! 持ってないと表明するのは違法行為ですから! よって、リスクの高いギリシャ国債を持っているかもしれないのは国民への裏切りです! いいですね!」
塩崎・麻生・安倍 (爆笑)
塩崎「山井先生……聞いてください……ギリシャ国債は、持っていません……www」
安倍「あなた。なんにも分かってないんだから、何も経済を知らないのにギリシャ国債なんて
流言の流布はやめてくださいあなた」
また、以前記事にもしたが、伊勢志摩サミットの風刺画を巡っても
山井「ここにも描いてあるように、安倍さんの顔で日本の津波からG7の首脳の方々が
『あの大馬鹿野郎から逃げようぜ、逃げたほうがいいよ』
という、これイギリスのTIMESという有力新聞ですよね。つまり、安倍総理が国内で国民に言っていることは、捏造なんじゃないの?ということですよ。」
と、波に描かれた顔がボリス・ジョンソンであるにも関わらず平気で嘘を垂れ流していた。その場で官僚に間違いを指摘され、恥を掻いたのは言うまでもないが、それで「どの口が」言えると言うのだろうか?
※勿論稲田防衛相にも適用されるんだよな?民進党?
いやいや、それどころではない。民主党政権時代の平成22年12月に、当時の菅直人内閣が政府の公式見解として閣議決定した答弁書、自民党の森雅子氏が質問趣意書で
「閣僚が国会において虚偽の答弁を行った場合、この閣僚にはどのような政治的・道義的責任が生じると考えられるか」
と問うたのに対し、菅内閣はこう答弁している。
「答弁の内容いかんによるものである」
蓮舫や山井和則に稲田防衛相の事をあれこれ言う資格があるのだろうか?
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/841515188645855232
そもそも稲田防衛相が森友学園の弁護をしたのは政治家になる前の話なのだが(稲田防衛相の初当選は2005年)、稲田防衛相の答弁が事実に反していた事よりそれを「罪」であるかの如く大騒ぎする民進党の感覚の方が問題である。北朝鮮の核やミサイル、支那の侵略行為など、日本の「平和と安全」に対する脅威はそっちのけで閣僚やあわよくば首相をも追い込み、その首を獲るのが民進党の国会対応なのか?
※森友学園問題での民進党ブーメラン。
https://twitter.com/YES777777777/status/841996630899355648
口から出るのは「提案」ではなく「批判」と「反対」ばかり。しかもその「批判」や「反対」のロジックは悉く「ブーメラン」となって自らに突き刺さる。勿論「国益」の何たるかなど理解している様子は微塵もなく、最優先事項は「政局」。こんな連中に政治をさせる事がそもそも問題なのである。それに比べれば森友学園問題など枝葉でしかない。森友学園の問題は別の方向で「新たなる火種」が発生した模様だが、それについては情報の信憑性に疑問の声もある事から事実がハッキリするまで静観しておくべきだろう。いずれにしても民進党の存在こそが正常な国会運営や国政上の「癌」である事に変わりはない。一日も早く「駆除」するべきなのは言うまでもない。
※民進党は駆除するべきだ。