京都産業大学が獣医学部新設を断念した理由

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※こう言い切った。

14日に京都産業大学が記者会見し、加計学園の件に関して自身が撤退した理由を

「人材確保が間に合わなかったため」

とし、野党が主張する

「広域的に獣医師養成大学が存在しないところに限り新設可能」

という条件については

「広域的にということで対象外になったとは思わなかった。我々の構想は綾部市で、京都市ではないので」

と、野党の主張を「全面否定」した。
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綾部市はここ。

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加計学園」に関する一連の「経緯」の「もう一人の当事者」と言うべき京都産業大学「初の」記者会見で明らかにされた

京都産業大学側の事情」

である。これだけ「加計学園」で騒いでおいて今に至るまで野党もマスコミも誰一人話を聞いていなかったのか?それだけで「『不公正』なのは『選定プロセス』より野党の『追及姿勢』やマスコミの『報道姿勢』である」と言う事が判る。

獣医学部新設に「岩盤規制」がかかっている以上、「教えられる人材の確保」というのも困難な話だ。加計学園では10年以上前から「そのための」計画を練っていたのに対して京都産業大学如何に優秀でもそれ以下の準備期間で加計学園以上の計画を出すのは非常に厳しいのは致し方ない。京都産業大学では

獣医学部は諦めて『生命科学部』の新設を目指す」

との事で、その生命科学部でライフサイエンスに取り組み、鳥インフルエンザなどの感染症研究に注力する、との事だ。与野党問わず、それが可能になる様な協力を行うべきなのは言うまでもなかろう。

京都産業大学が会見で明らかにした事を前提にすれば
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玉木雄一郎が言った疑問にも明確な答えが出る。「追及すべき根拠」が崩れたにも関わらず、それでも野党は

「従来の主張」

を繰り返して追及するつもりなのだろうか?ここで一度、「頭を冷やして考える」べきではないのだろうか?破綻した論理と筋書きで追及を続ける意味が果たして何処にある、と言うのか?それでも野党が「納得しない」と言うならば

京都産業大学が会見で明らかにした事を覆す」

物証を用意して集中審議に臨むべきだ。それが出来ないなら野党は

「間違いを認めて謝罪し、引き下がる」

べきであるのは論を待たない。

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※ネタは上がった。もう見え透いた嘘はやめろ。


「選定の過程において不公平なプロセスがあり、行政のあり方が歪められた」

と、主張したが、京都産業大学に反論は出来るのだろうか?

その前川喜平、国会で自民党平井卓也議員に

「総理のご意向という、いろんな文書。これ、前川さんが流出元ではないかというふうにいろんなところで報道されてますが、まさかそんなことはないと思いますので、まずそのことについてイエスかノーでお答えください」

と、質問され、

「文書の提供者が誰であるかいうことは、私はお答えを差し控えさせていただきます」

と、答弁したが、同日、民進党桜井充

「改めてお伺いしますが、最初の8枚の、前川参考人がですね、情報提供されたような、ま、名前がありませんでしたが、菅官房長官から怪文書と切り捨てられた文書がありましたが、これも行政文書だということでよろしいんでしょうか」

と、口を滑らせ、

民進党前川喜平はグル」

と、明らかにしてしまった。

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※文書の情報元は前川喜平だったか。

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※「印象操作」や「報道しない自由」でしか対抗出来ないならその時点で「負け」だ。

加戸守行前愛媛県知事の国会での証言と合わせて考えれば答えは明白だ。安倍首相は自ら集中審議に出席して説明する意向だと言うが、その場での答弁の仕方次第ではコレで野党の主張を「完全に潰す」事も出来る。そういうつもりなら、「大火傷」をするのは

「野党とマスコミ、そして前川喜平

と言う事にもなりかねない。悪い事は言わない。これ以上の追及に「意味はない」ので

「この話はここまで」

にして

「穏便に矛を収める」

方が得策だが、果たして「阿呆の民進党」にそれが出来るかどうか?今後の焦点はそこになりそうだ。
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※安倍首相もそれは知っているのだろう。