枝野幸男の妄言


※流石国賊野党の長は言うことが違う。

最近の日韓対立に関連した国賊野党の発言が目立たない。本来であれば国賊野党としては「安倍首相の対応を批判し、韓国を擁護する」事がモットーなのだろうがマスコミ各社の世論調査を見れば日本国民の実に3人に2人が政府の対応を支持している、と言う状況だ。そんな中で本音を堂々と語ろうものなら一瞬にして支持を失いかねない。「腫れ物に触る」心地で対応「せざるを得ない」と言うのが現在国賊野党にとって「日韓対立」についての対応の実情なのだろう。

だとしたら以下の枝野幸男の発言は「何の考えもなく本音を言った」と、見るべきか?それとも「発言に何か狙いがある」と見るべきか?


枝野幸男の目から見ても「韓国のGSOMIA破棄」は「行き過ぎた対応」と映る様だ。それに対して「毅然とした」対応を政府が行う事には枝野幸男も一定の理解を示している。それはそれで結構な話だが、一方で枝野幸男は河野外相の対応について

「上から目線」

韓国を追い込んだ。責任は大きい。」

相手の顔も一定程度、立てないとできないのに、あまりにも顔に泥を塗るようなことばかりを河野さんはやり過ぎ」

などと批判し、結論としては

外務大臣、代えるしかない」

と言う事に落ち着いているのだが、この者がここまで言うなら予定されている内閣改造では

「河野外相続投」

が正解である。

※間違っても交代させてはならない。

そもそも枝野幸男の発言の間違いは「日韓が同じ土俵で対立している」と言う前提で発言している事であろう。枝野幸男

外交ですから、相手の顔も一定程度、立てないとできないのに、あまりにも顔に泥を塗るようなことばかりを河野さんはやり過ぎ」

と言った。確かに外交にはそういう側面もある。外交が常に「100対0」で決着する、となると結局は「力のある国」が「力のない国」蹂躙する事になる。それは「武力」が「外交力」になっただけでかつての帝国主義と何ら変わりはないと言える。だから外交においては如何に外交力経済力で相手を圧倒していても「力のない国の顔を立てる」必要がある、と言うのは確かだ。だが、それはあくまでも「双方の主張が国際法に基づいていれば」の話であって、「国際法上合法的な主張と国際法を無視した主張」の対立の場で通用する論理ではない。何が悲しくて

「筋の通らない違法な主張を正論をねじ曲げてまでして受け入れなければならない」

と言うのか?それが罷り通るのであれば外交とは

「言った者勝ち」

の場となり、国際法はその意味をなくす。枝野幸男の志向する外交とはそういうものだと言うのか?

※それが罷り通るなら国際法など最初から要らない。

慰安婦合意は誰の目から見ても

文在寅が一方的に国家間の約束を破棄した」

のであり、所謂徴用工問題での韓国大法院の異常判決は

「日韓請求権協定と言う国際法を無視したもの」

である事も明白だ。それらに相応の「国際法上の根拠」があるならまだ理解出来なくもないが、韓国政府の要人からその様な発言が出てきた試しはない。それどころか

※それさえも韓国は拒否した。

と言う安倍首相の発言に対して韓国政府は

「決して受け入れられない」

と、「国際法や国家間の約束の遵守」を公然と拒否した。そんな「信頼関係醸成の基本中の基本」すら出来ない相手の顔を立てなければならない理由が一体何処にあると言うのか?そこまで言うからには枝野幸男にはそれを明確に示して貰いたいものだ。

※だから日本は韓国の「国際法違反」と言う事実を突いているのである。

枝野幸男にとっては日本の国益や法秩序を守る事より、韓国の面子の方が大事なのだろう。これまでの河野外相の言動を見れば河野外相はその優先順位を理解しているが、枝野幸男はそれを理解していない、と言うのは明白だ。「政治家の格の違い」とはこういう所で出てくるのだが、この様に格下が事の本質を無視して批判している姿は見苦しい。枝野幸男は河野外相の爪の垢でも煎じて飲むべきである事は論を待たない。そんな体たらくだから立憲民主党は支持が伸びないのである。枝野幸男は先ずはそういう現実を認識すべきである。