土星の衛星ミマスの内部に海がある?

土星の衛星はリングの維持に大きな役割を果たしている。
 
太陽系で2番目に大きな惑星である土星。大きなリングを持ったその雄大な姿は誰もが写真や映像で目にした事があるだろう。だが、天体望遠鏡で実際にその姿を見るとそのイメージはデス・スターに狙撃された天体の如く木っ端微塵に打ち砕かれる事になる。かつてガリレオ・ガリレイ土星を観測して「土星には耳がある」と記録した。その「耳」とはリングの事だったのだが、ガリレオの望遠鏡の性能ではその様にしか見えなかったのだ。それがリングだと発見したのはホイヘンスである。その話を知って子供の頃、実際に自分の目で天体望遠鏡土星を見た際、妙に納得してしまったのは一つの思い出ではあるのだが。
 
そんな土星には多数の衛星がある。その一つ「ミマス」と言う衛星に「海がある」可能性があると言うのだ。海があるなら生命体が存在する可能性も…そんな期待を抱かせてはくれるのだが実際にはどうなのだろうか?
 

 

 


※ミマスの姿。
 
ミマスは土星の最も内側を周回する衛星で直径は約200kmとそれ程大きな天体ではない。最大の特徴は自身の直径の3分の1にも及ぶ巨大クレーター。発見者の名前に因んで「ハーシェル・クレーター」と命名されている。発見者のウィリアム・ハーシェル天王星を発見した事でも有名だが、命名はその息子によるものだ。何かとこの一家に縁がある天体の様だ。その姿は「スター・ウォーズ」に登場した「デス・スター」を連想させるが、まさに瓜二つ。
 
※確かにミマスにそっくりなデス・スター
 
とは言え、ミマスの姿が明らかになったのはスター・ウォーズ公開後。デス・スターの方が先だったのだ。要するに「偶然の一致」なのだが、デス・スターのデザインを考案した人もまさか瓜二つな姿の天体が実際に存在するなど夢にも思わなかったに違いない。また、ミマスの温度分布を色分けすると
 
※温度分布の姿がまるでパックマン
 
温度の高い部分の形がまるでパックマンの様な結果になった。恐らくハーシェル・クレーターの衝撃によるものだと考えられるが、デス・スターパックマンの両方の特徴を持つ。そんなユニークな一面を持つ天体。それがミマスである。
 
ミマス自身は小さな天体ではあるが、土星のリングの維持に大きな役割を果たしており、重力の影響でリングや他の衛星と共鳴して公転周期が整数比となっている。自然の成せる技だが、綺麗な整数比になるとは只事ではない。自然の偉大さをその身で示していると言えるだろう。
 
ミマスの表面はクレーターで覆われ、大気は存在していない。また、温度は-160~200度近くに達し、とてもじゃないが生命体が存在出来る環境ではない。が、それは表面での話であって内部の話は別、と言うのだ。
 
ミマスも「秤動」と言う動きが確認されている。これは簡単に言うと自転の際のブレで月もこれがあるので本来見えない筈の裏側の一部が地球から見える。月の場合、これによって地球から見える範囲は月の60%弱となっている。ミマスの場合、秤動が自身の公転運動だけでは説明出来ず、その原因として「内部に海があるから」と言う説が提唱されているのだ。実際に「外からは見えないが内部に海がある」と考えられている天体としては木星の衛星エウロパがあるが、ミマスはこちらと違って潮汐力による影響の痕跡が確認出来ない。エウロパの表面は氷で覆われ、非常に滑らかで、かつ氷が木星による潮汐力の影響もあって間欠泉の様に吹き出しているが、ミマスの表面はクレーターだらけの荒涼とした地形だ。そこで「内部海」に懐疑的な意見もあるのだが、現状では「一つの説」としてその可能性が指摘されていると言う事だ。
 
エウロパの内部海の存在理由は潮汐力による摩擦熱。
 
表面温度が-160~200度で太陽からも相当離れているのにどうして水が液体で存在出来るのか?と言う疑問を持つ人もいるかも知れないが、ミマスは土星を始め、様々な周囲の天体、物質の重力の影響を受けている。それによる潮汐力から発生する摩擦熱があれば理論上水が液体で存在出来る事になるし、地球でも太陽光の届かない深海でも生物が存在している事から似たような環境があれば理論上生命体は存在し得る事になる。が、あくまでもこれは「仮説の一つ」でしかなく、例の「ハーシェル・クレーター」による質量の偏りが原因、と言う説も提唱されている。今後の観測によって明らかにされていく事になるだろうが。
 
その「ハーシェル・クレーター」、相当大きな天体が衝突したであろう事は明白だが、そのサイズがもう少し大きかったらクレーターどころかミマス自身が破壊されていたと言われている。それでは「デス・スター」の被害天体である。そうなっていたら我々が目にする土星の姿も全く異なっていたに違いない。そんな偶然や美しいまでの数学的均衡などミマスは「小さくても大きな土星の縁の下の力持ち」だと言える。個人的には懐疑的に思っているが、ミマスにも「見えざる海」が存在してそこに生命体が存在していたらこれ程ロマンのある話はない。気になる話ではある。
 

 

 

トンガに救援物資を届けた自衛隊への歓迎が物凄かった件

 
 

※被災している最中にこの様な横断幕を作ってくれるとは…
 
海底火山の噴火で大きな被害を受けたトンガ。オーストラリアやニュージーランドに続いて日本も自衛隊を派遣して必要な物質の援助に乗り出している。航空自衛隊のc-130輸送機がまず飲料水3万トン等を支援し、それらは既にトンガに到着した模様だが、その時のトンガ側の歓迎ぶりが凄い。我々が思っている以上の深刻な被害を受けているにも関わらずこの様な歓迎ぶりではこちらが恐縮してしまう。マスコミは「自衛隊が支援物資を届けた」事は報じてもトンガ側の反応については触れそうもないので「是非とも掲載しておくべき」だと言えるだろう。
 
※全国民の8割が被害を受けるとは…
 
例の海底火山の噴火でトンガでは国民の8割が何らかの被害を受けたと言う。小さな島国で人口も多くない国とは言え、尋常ではない被害状況なのは明白である。火山灰によって通信網も遮断され、被害全容が中々掴み辛い中ではあるが、最も必要な物として「飲料水」があった。だから自衛隊は輸送機で飲料水3万トンを真っ先に届けた。トンガではフアカヴァメイリク首相以下、閣僚がズラリと並んでそれを出迎えてくれた上、日の丸を持って「ありがとう日本」と両国の国旗が描かれた横断幕を作ってくれた。深刻な被害を受けている最中、何処からそれを用意した?なんて言わない。それだけでも十分過ぎる程トンガの人々の気持ちは伝わる。心と心でしっかりと繋がる事が出来ると言う何よりの証明である。
 

防衛省統合幕僚監部Twitterより。

 

火山灰が如何に凶悪な存在であるかは以下の記事で触れている。参考にして頂ければ幸いだが、

 

 

 

 

火山灰の降灰、と言うのは積雪とは訳が違う。同じ数cmでも雪とは比べ物にならない凶悪さを誇るのが火山灰なのだ。そんな中では支援物資を届ける事すら実は我々が思っている以上に難しい任務なのだが、 それを感じさせない自衛隊のスキルも実は物凄い物なのである。何処ぞの国の様に「支援した事」を誇るのではなく、困難な状況下でもそれを感じさせずにさらりとやっている自衛隊のスキルも日本国民として誇りに思うべき事である。こうして日本のみならず他国の人々の助けにもなっている自衛隊憲法でキチンとした地位を保障するのは当然の事ではあるまいか?憲法を改正して自衛隊を「国防軍」として明記するのは当然の事だと言える。

 

勿論これだけではない。輸送艦おおすみ」がトンガに向かっており、追加の支援物資、飲料水や食料等に留まらず、火山灰の除去に必要な物質も積んでいると言う。残念ながら到着には今暫く時間はかかるが同艦がトンガに到着して物資が届けば復興の力にはなれる筈だ。勿論「おおすみ」に積載されている物資で全てが片付く訳ではないが、トンガの皆様にはもう暫く辛抱して頂きたい。救援は既に向かっているのだから。

 

トンガの人口は僅か10万人足らずだと言う。それでもトンガは東日本大震災の時に色々支援をしてくれた。そのトンガが大被害を受けている時に日本が支援するのは当然の事だ。物資だけでなく火山大国として対処のスキル等も支援する事になるのだろう。流石にコロナ禍の最中である事からトンガの人々と接触する事が出来ないのは痛いが、それは仕方ない。だがそれでもキチンと伝わっているのだから何も言うまい。

 

こういう事は何故か取り上げない新聞、と言うのもある事は容易に想定出来る。だからこそこういう事は個人のブログであっても伝える意味は大きいと言える。個人では出来る事などたかが知れているが、自分に出来る事をするのも支援に繋がる。何事であってもその積み重ねが重要なのである。

 

 

根拠なきテドロスの無責任楽観論

 

※信用出来るか?
 
パンデミック全開のコロナだが、テドロスの奴はWHOの執行理事会で現在出ている「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」について
 
「今年に終えられる可能性がある」
 
などと発言したらしい。が、どういう根拠なのかは全く判らない。無責任な楽観論ならこれ程迷惑な事はない。発言には気を付けて貰いたいものなのだが。
 

 

 

 
※根拠からして不明。
 
日本でも新規感染者が連日5万人を越えるなど、感染拡大しているのが実際の所である。テドロスが何を根拠にこの様な発言をしたのか全く伝わって来ない。現在流行の主流となっているオミクロン株の感染が収まればその先はない、と言いたいのか?現在ワクチンはあっても全人類が接種した訳でもなければこのウイルスの変異がこのオミクロン株で終了、なんて保証がある訳でもない。更に凶悪な変異株が発生する可能性だってあるし、下手すれば把握されていないだけで既に発生している可能性だってある。テドロスはその根拠も明確にしておかなくては無用の混乱や誤解を招く。ハッキリして貰わなくてはならない。
 
※伝えるマスコミの報道も不自然。
 
良く考えてみると現在WHOが出している「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」は考えようによっては実情に合っていない。懸念は既に現実のものとなり、どの国も「如何にウイルスの国内流入を防ぐか」ではなく「如何に発生した後の医療体制等の対応をするか」や「医療体制の確保や感染拡大抑制と経済活動の両立」が課題にシフトしている。感染拡大については「懸念」もへったくれもない「現実の問題」なのである。まさか、テドロスの奴は
 
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」
 
に代わる新たな指針、例えば
 
「国際的に対処が必要な公衆衛生上の緊急事態」
 
とでも言った宣言を提唱し、それに切り替える意味でこんな発言をしたのではあるまいな?
 
※テドロスは学者、ではないが。
 
仮にそうだとしたらそれはそれでこの2年余り、WHOは何をしてきたのか?と言う話になる。今になって新たな指針の宣言を提唱して採択するなど「無能の証明」以外何にもならない。1回目に加え、デルタ株、そしてオミクロン株とパンデミックは3回発生している事になるが、それで漸く指針変更だなんてWHOは人類を舐めている。テドロスこそパンデミックの元凶であり、人類の敵であると自ら証明する様なものだ。勿論話にならない。
 
本当にこのパンデミックが終わる光明の様なものを見出だしているならロードマップを明示して説明すべきだが、コイツの言う事を信用する国がどれだけあるだろうか?テドロス、と言うかWHOもこのコロナ対応で完全に信頼を失った。テドロスの責任は重大だが、コイツの無責任逃亡は決して許してはならない。例えコロナ全変異種に対応した特効薬が実用化され、ウイルスを根絶出来たとしてもコイツと習近平には責任を取らせないと「人類はコロナ禍を克服した」とは言えない。そこまでやってのコロナ対応なのである。科学的な根拠が明確にならない限りコイツの発言は信用してはならない。
 

 

 

相手をヒトラーに準える菅直人の愚

 

※「厚顔無恥」とはコイツの為にある言葉。
 
菅直人が維新の面子の弁舌の巧みさをヒトラーに準える問題発言をTwitterでやり、松井一郎大阪市長が抗議する展開になっている。幾ら「表現の自由」「言論の自由」があるとは言え、「越えてはならない一線」と言うのは存在する訳で、菅直人のこの発言はその一線を越えたと言える。そうなると論争のどちらに理があるか以前の問題として非はこういう発言をした側にある事になるが、菅直人にはその認識はない様だ。これが「元首相」だったのだから今思い出しても背筋が凍る思いだ。
 
 
※伝説級のナイス野次。
 
問題の菅直人の発言は以下の通り。
 

 

逐一こんな奴のツイートをチェックしている訳ではないが、その前の発言などから考えると菅直人は維新の躍進が次回の参議院選挙では東京でも起きかねない、と危惧している事が判る。こんな奴でも肩書は「立憲民主党最高顧問」。危機感を持つ事は決して間違いではない。

 

※他者の批判の前に先ずは自分の足元から。
 

だが、先の総選挙で「維新躍進、立憲惨敗」と言う結果になったのは何故だったか?批判と揚げ足取りばかりでまともな政策議論は出来ない、国家国民の為にならない事ばかりする。「他人に厳しく身内に大甘」と言う体質が改善しない、等々挙げればキリがない程だが、そういう諸々の立憲の問題点に国民は辟易している、と言う点に変わりはない。菅直人は「立憲民主党最高顧問」としてそれらの問題点の解消にどう取り組んだのか?どんな結果を出したのか?知っている方が居れば是非とも教えて頂きたい。つまり先の総選挙での「維新躍進、立憲惨敗」と言う結果の責任の一端は旧執行部のみならず、(名誉職的とは言え)最高顧問のコイツにも間違いなくあるのだが、コイツに限っては責任を取った形跡すらない。流石最凶の無責任野郎なだけの事はある。

 

そういう自分達の落ち度を無視して相手を批判して貶めて自分達がマウントを取ろうなどと言う発想が根本的に間違っている。しかも相手をヒトラーに準えるなど手段としては最悪極まりない。維新にも問題議員がそれなりにいるのは事実だし、完璧とは言えない部分もある。だがそれでもその主張が良いか悪いか以前の問題として松井市長がこの様に猛反発するのは当然である。

 

 

 
※だからと言ってこれはナンセンス。
 
そもそも維新と立憲が政策論争をして立憲側が勝ったのを見た事がない。只でさえ落ち目の立憲と勢いがある維新とではこのままなら参議院選挙結果は火を見るより明らかで、立憲に勝ち目は薄い。選挙で勝つには「相手を上回る」必要があるが、それには「自分が相手の上に行く努力をする」か「相手を貶めて自分の下にする」と言う手段に二分される。日本の選挙では前者が王道であり、定石であるが後者の手段はどちらかと言うと邪道扱いだ。外国では当たり前かも知れないが。現在行われている韓国大統領選での誹謗中傷合戦を見れば明らかな様に「相手を貶めて自分が上を行く」のは日本の美徳からすれば醜悪そのものだ。それを菅直人は「立憲民主党最高顧問として」「元首相として」やっている訳だ。…それも相手をヒトラーに準えて。相手をヒトラーに準えるだけでも最悪なのに本人の肩書がそれを更に助長している事をまるで理解していない。こんな真似をすれば立憲民主党は更に支持を失うだけなのだがそういう理解はないらしい。良くも悪くも「史上最低の総理大臣」から何も進歩を見せていない。これで良く「立憲民主党最高顧問」などが務まるものだ。泉健太はコイツを留任させたのは失敗だったと言える。
 
立憲民主党が夏の参議院選挙で挽回を狙うのであれば菅直人に公式謝罪をさせて謙虚な姿勢を見せるよりないが、「身内に甘い」立憲民主党ではそれは期待出来ない。こうして立憲民主党の無責任体質がまたもや明らかになり、更に支持率を落とす結果になる。自ら望んで「負のスパイラル」に踏み込んでいる気がしてならないが、それが立憲民主党である。こんなスタンスで政治に関わろう、と言う時点から間違っている。何もしないなら維新は本気で立憲を潰しにかかるだろう。勿論維新も自民党も完璧とは言えないが、それでも一国民の目線からすれば立憲民主党が消え去る、と言うメリットの方が大きいのでこの件では維新を応援すべきであろう。立憲民主党、本物のバカばかりである。

 

 

連合から三行半の立憲民主党

 

※終わりの始まり。
 
立憲民主党の支持母体、とされていた連合は夏の参議院選挙においては
 
共産党と協力する候補は推薦しない
・支持政党を明記しない
 
方針が素案になっていると言う。事実上立憲民主党に対する「三行半」だ。立憲としては困惑していると言うが、こうなっては共産党との協力解消を決断する以外ないだろう。
 

 

 

 
※それが認識出来るならこうはならない。
 
一般国民対象の世論調査でも共産党の言う「野党共闘」には否定的な見方が大半だ。ここまで民意にそぐわない方針を掲げて選挙に勝てる、と考える方がどうかしている。選挙に勝つには「国民の支持を得られる政策の立案」と「それを実行する能力」が不可欠だが、立憲にはそのどちらも欠けている。それはマスコミ、国民の声、連合などあらゆる方面から「明確に」指摘されていたのだが、この期に及んでそれが理解出来ないのでは政治に関わる資格さえないと言える。
 
そもそも「野党共闘」は参議院選挙での一人区で勝つ為の戦術だった。実際にはそれでも勝率3割程とお世辞にも健闘したとは言えないレベルでしかなかったが、今回そういう候補を「連合が推薦しない」と言う事はやれば連合系の組織票は期待出来ない、と言う意味でその上国民の支持も得られていない状況下でやった所で結果が出る訳もない。この段階で敗北は約束されたも同然である。
 
共産党との連携は民主主義の看板を捨てる、と言う意味だ。
 
勿論立憲民主党が連合の支持を取り付けたいのであれば共産党との共闘を解消するよりない。連携を維持して連合以外の野党支持層からの得票と連携を解消して連合の支持層からの得票とどちらが多いのか考えれば答えは明らかである。迷う様な話でもない二者択一だ。ここで迷うと言う事はそれだけ立憲民主党の政治家としての無能を証明する事になる。迷えばそれだけ更に支持率を落とすがそれを判っているのだろうか?…判っているならそもそも立憲民主党など存在してはいないのだが。
 
※政治でも話は同じ。
 
連合も連合でここまで口にしたからには立憲など完全に切り捨ててしまった方が良い。こんな連中を中途半端に生かしておくから政治が混乱したり、やるべき事が出来なかったりする。良い機会だ。完全に切り捨て、別の道へ進んだ方が賢明な判断である。立憲民主党などを支持するとか「自民党に変わる政治勢力」など現状では非現実的な目標を掲げていても仕方ない。現実に合わせた方針を採るのは当然だ。
 
こうして立憲民主党は足元から梯子を外される形になった。共産党と共闘するか否か?どちらを選ぶにしても敗北は必至だ。まぁ、公平に見ればそれが日本の為になるのだから歓迎すべき事である。立憲民主党は選挙戦術のみならず自分達の存在意義から見直さなくては再建も覚束ないだろう。そこまで考えるなら答えは一つ
 
「日本の為に消える」
 
事がその答えである。連合の判断がその一歩になる事を期待したい。

 

 

日本のEEZの天然ガスを狙う韓国

 

INPEXによる天然ガス試掘井の場所。
 
日本の石油・天然ガス開発関連での最大手と言われるINPEX社が日本海天然ガスが埋蔵されている場所を発見した。島根県浜田市から130km、山口県萩市から150kmの日本海だ。普通に日本のEEZであるから他国に干渉される事なく日本が日本の為にその天然ガスを有効利用出来る事は当然だが、それでも韓国がこの天然ガスを狙って触手を伸ばそうと目論んでいた。そういう事には動きが早い。そんな訳で日韓当局者による協議が行われたのだが、やはりそこは「日本のEEZ」であって「韓国のEEZではない」事が確認され、韓国メディアもそう報じるよりなかった模様だ。だが、それでも油断出来ないのがコイツ等である。
 

 

 

 
※試掘は3月から。
 
今回の天然ガス田はINPEX社によると3月から試掘を開始し、現状では国内の天然ガス消費量の1.2%程を賄える年間生産量を見込んでいると言う。商業化するには10年程かかってしまうと言うが、資源がそう多い訳ではない日本にとっては重要な天然ガス田になる事が期待されると言えるだろう。
 
※商業化には10年程かかる。
 
記事でも明確に認めている様に日韓は1974年の協定でこの付近での境界線を確定させており、それに基づいて判定した結果、試掘場所は日本側の場所で、日韓のEEZが被る様な場所でもない。「純粋な日本のEEZ」である事が明確になっている。だったらそれ以上未練たらしい真似は止めて
 
INPEXが今回発見した天然ガス田は日本のもの」
 
と認めてそれ以上口を出さない事だ。天然ガスは燃焼させれば二酸化炭素発生するのは当然だが、その量は石油や石炭に比べれば少ないとされており、「脱炭素」を前提に考えてもそこまでの繋ぎのエネルギー源として十分な役割を果たしてくれるであろう事が期待されている。だからこそ、この天然ガス田の開発には大きな意味があるのだ。勿論韓国になど輸出する必要など一切合切ない。
 
※韓国は日本の天然ガス田開発を指を加えて見ているが良い。
 
だが、記事を読むと判る様に韓国側はそこまで明確な証拠を目の当たりにしても納得して引き下がっているとは到底思えない。「1974年の協定で確定した境界線の日本側」「日韓EEZの被る場所ではない」と言う明確な証拠を突き付けられても尚、「場所が韓国のEEZに余りに近い」「その可能性(=場所が韓国のEEZ内)を排除しない」とか言う謎論理で未練を見せている。違うそうじゃない。天然ガスの採掘したいのであれば自国のEEZ内で先ずは探すべきなのは論を待たない。…もっとも韓国に海底の天然ガスを探したり、それを採掘する技術があるのかどうかは知らないが。
 
※韓国のハイエナ根性ここに見たり。
 
韓国の狙いは明らかだ。調査や試掘などの面倒な事は日本にやらせて自分達はその果実だけを頂こう、と言うゲスの極み、ハイエナ根性そのものだ。だから連中は一端引き下がったと見せかけて暫くして事実を捏造したり、ヤクザでもやらない様ないちゃもんを付けてこの天然ガス田を狙ってくる。勿論日本としてはこの協議で韓国の如何なる主張も通用しない事を確認しているのだから以後韓国が何を言おうが
 
「当該天然ガス田の日本への帰属は確認済みで以後の協議には一切応じない」
 
事を明確にしておかなくてはならない。こういう事は最初に予防線を張っておく事が必須であると言えるだろう。
 
※こういう結末にならない様にしなくてはならない。
 
そもそも韓国には「約束を守る」と言う概念からしてない。そういう意味では1974年の協定があるからと言っても安心は出来ず、「日本に有利な内容だから破棄して再交渉」なんて主張をしかねない。と言うか「天然ガス田」と言うニンジンが目の前にぶら下がっていれば連中はそうする可能性は高いと見るべきだ。実に面倒な隣国で存在そのものが迷惑だが、国の位置を変える事は残念ながら出来ない。民族ごと火星にでも片道切符で移住してくれるならその為の技術支援なら世界中がしてくれるだろう。韓国はそういう事を目指してはどうか?冗談はさておき、この天然ガス田は福音だけでなくこういう厄介事も同時に引き当ててしまった。日本政府の毅然とした対応が求められている。

 

 

杜撰な工法だけでなく粗悪品で作られていた韓国マンション

 

※工法も杜撰なら素材も粗悪品。
 
韓国・光州の建築中のマンションの外壁が崩落した事故で新たな事実が判明した。このマンション建築に素材のコンクリートを納品した業者は10社あったそうだが、そのうち8社に何らかの形で「不適合」判定が下され、摘発されていたと言うのだ。つまりこのマンション建築に粗悪品のコンクリートが使われていた可能性が高い、と言う意味だ。工法の杜撰さだけでなく、素材からして粗悪品とは流石「Kクオリティ」である。
 

 

 

 
※安全意識ゼロ。
 
問題のマンションは2020年3月からコンクリート工事が始まったと言う。 だが、2020年7月~11月と2021年5月~7月に国土交通部の点検が行われた際、上記の事態が発覚した。コンクリートに入れる砂利や砂などの骨材の管理を誤っていたり、配合する比率が合っていない、コンクリートの強度を高めるために入れる混和剤の不適切な保管、セメントの管理が不十分、など内容は多岐に渡る。要するにそれら粗悪品コンクリートの寄せ集めで高層マンションを建築しようとしていたのか。そして更に杜撰な工法で建築していたのなら事故は必然的な結果であり、「人災」だと断言しても差し支えない。 これが韓国が世界に誇る「Kクオリティ」の実態である。
 
※それが「Kクオリティ」
 
こんな事は韓国では今に始まった事ではない。95年の「三豊百貨店崩落事故」は手抜き工事が原因だった。この建物は建物の荷重を柱だけで支える構造だったが、設計上鉄筋16本があるべき柱は実際には8本しかなかった。また床と柱をつなぐ鉄筋も本来使うべきL字型でなくI字型だった。今回の事故も同じだ。粗悪品のコンクリート、杜撰なコンクリート打ち・養生、無謀としか言い様のない工期短縮。事故の構図の類似性が指摘されるが、要するに30年以上韓国の建築物に関する安全意識は全く成長していないと言う事だ。こんな体たらくで外国の建築物を手掛けるなど僭越も甚だしい。韓国は危険を輸出している様なものだ。自国での安全意識が確立されるまでそういう真似は慎むべきなのは言うまでもない。
 
※韓国が作っているのは建築物ではなく危険。
 
また、30年以上も安全意識が進化しない国が先進国である訳がない。自意識過剰は止めにして先ずは自分達の足元から見直してはどうか?もっともコイツ等はセウォル号沈没事故の時も散々そういう事を言っていたが、少し時が経てばきれいサッパリ忘れている。「歴史を忘れた民族に明日はない」だったか。存在しない歴史に見向きもしない日本と自分達の差はそこにあるとも言える。己を知らない程愚かな事はない。韓国はまず他者をとやかく言う前に自分達をどうにかすべきである。それが出来るまで他国には関わるべきではないと言えるだろう。