相手をヒトラーに準える菅直人の愚

 

※「厚顔無恥」とはコイツの為にある言葉。
 
菅直人が維新の面子の弁舌の巧みさをヒトラーに準える問題発言をTwitterでやり、松井一郎大阪市長が抗議する展開になっている。幾ら「表現の自由」「言論の自由」があるとは言え、「越えてはならない一線」と言うのは存在する訳で、菅直人のこの発言はその一線を越えたと言える。そうなると論争のどちらに理があるか以前の問題として非はこういう発言をした側にある事になるが、菅直人にはその認識はない様だ。これが「元首相」だったのだから今思い出しても背筋が凍る思いだ。
 
 
※伝説級のナイス野次。
 
問題の菅直人の発言は以下の通り。
 

 

逐一こんな奴のツイートをチェックしている訳ではないが、その前の発言などから考えると菅直人は維新の躍進が次回の参議院選挙では東京でも起きかねない、と危惧している事が判る。こんな奴でも肩書は「立憲民主党最高顧問」。危機感を持つ事は決して間違いではない。

 

※他者の批判の前に先ずは自分の足元から。
 

だが、先の総選挙で「維新躍進、立憲惨敗」と言う結果になったのは何故だったか?批判と揚げ足取りばかりでまともな政策議論は出来ない、国家国民の為にならない事ばかりする。「他人に厳しく身内に大甘」と言う体質が改善しない、等々挙げればキリがない程だが、そういう諸々の立憲の問題点に国民は辟易している、と言う点に変わりはない。菅直人は「立憲民主党最高顧問」としてそれらの問題点の解消にどう取り組んだのか?どんな結果を出したのか?知っている方が居れば是非とも教えて頂きたい。つまり先の総選挙での「維新躍進、立憲惨敗」と言う結果の責任の一端は旧執行部のみならず、(名誉職的とは言え)最高顧問のコイツにも間違いなくあるのだが、コイツに限っては責任を取った形跡すらない。流石最凶の無責任野郎なだけの事はある。

 

そういう自分達の落ち度を無視して相手を批判して貶めて自分達がマウントを取ろうなどと言う発想が根本的に間違っている。しかも相手をヒトラーに準えるなど手段としては最悪極まりない。維新にも問題議員がそれなりにいるのは事実だし、完璧とは言えない部分もある。だがそれでもその主張が良いか悪いか以前の問題として松井市長がこの様に猛反発するのは当然である。

 

 

 
※だからと言ってこれはナンセンス。
 
そもそも維新と立憲が政策論争をして立憲側が勝ったのを見た事がない。只でさえ落ち目の立憲と勢いがある維新とではこのままなら参議院選挙結果は火を見るより明らかで、立憲に勝ち目は薄い。選挙で勝つには「相手を上回る」必要があるが、それには「自分が相手の上に行く努力をする」か「相手を貶めて自分の下にする」と言う手段に二分される。日本の選挙では前者が王道であり、定石であるが後者の手段はどちらかと言うと邪道扱いだ。外国では当たり前かも知れないが。現在行われている韓国大統領選での誹謗中傷合戦を見れば明らかな様に「相手を貶めて自分が上を行く」のは日本の美徳からすれば醜悪そのものだ。それを菅直人は「立憲民主党最高顧問として」「元首相として」やっている訳だ。…それも相手をヒトラーに準えて。相手をヒトラーに準えるだけでも最悪なのに本人の肩書がそれを更に助長している事をまるで理解していない。こんな真似をすれば立憲民主党は更に支持を失うだけなのだがそういう理解はないらしい。良くも悪くも「史上最低の総理大臣」から何も進歩を見せていない。これで良く「立憲民主党最高顧問」などが務まるものだ。泉健太はコイツを留任させたのは失敗だったと言える。
 
立憲民主党が夏の参議院選挙で挽回を狙うのであれば菅直人に公式謝罪をさせて謙虚な姿勢を見せるよりないが、「身内に甘い」立憲民主党ではそれは期待出来ない。こうして立憲民主党の無責任体質がまたもや明らかになり、更に支持率を落とす結果になる。自ら望んで「負のスパイラル」に踏み込んでいる気がしてならないが、それが立憲民主党である。こんなスタンスで政治に関わろう、と言う時点から間違っている。何もしないなら維新は本気で立憲を潰しにかかるだろう。勿論維新も自民党も完璧とは言えないが、それでも一国民の目線からすれば立憲民主党が消え去る、と言うメリットの方が大きいのでこの件では維新を応援すべきであろう。立憲民主党、本物のバカばかりである。