ここがヘンだよ志位和夫

※存在そのものが日本に有害な共産党
 
共産党志位和夫、やはりその言動どころか存在そのものが日本にとって「有害」以外の何物でもない様だ。
 
 
志位和夫臨時国会における安倍首相の施政方針演説で第一次世界大戦後のパリ講和会議で日本が「人種差別撤廃提案」行った事に言及した事について
 
「これほど厚顔無恥な世界史の歪曲はない。歴史への無反省が表れた」
 
国際人権規約の基本理念は『民族自決権』だ。それを踏みにじって(朝鮮半島の)植民地支配をしていたのが戦前の日本だ」
 
「(首相の)歴史への無知と無反省が表れた。こういう姿勢だから日韓問題もより悪くなる」
 
等と記者会見で述べたが、歴史に無知蒙昧なのは志位和夫の方だ。
 
※日本の人種差別撤廃提案を葬ったアメリカ大統領ウッドロウ・ウィルソン
 
志位和夫の言う「民族自決」はヴェルサイユ条約での原則となった事は事実だ。だが、それはあくまでも「ヨーロッパ内部のルール」としての話であり、それを曲解してナチスは「他国のドイツ系住民の保護」と言う口実で他国を侵略する、と言う結果を招いた。
 
また、被植民地の人々(≒有色人種)にも「国際法上の権利」として明記されたのは国連憲章が初であり、国際人権規約が採択されたのは1966年。安倍首相の言及した日本の「人種差別撤廃提案」は1919年の話だ。この様に時系列を見れば志位和夫が如何に「おかしな事を言っている」のかは明白だが、新聞が「社会の公器」だと言うならこの様な指摘をしておかなくてはならない。政治家の発言を羅列して記事にするだけが能ではないのである。理解出来るか?毎日新聞
 
民族自決」を最初に言い出し、実践したのはソ連だ。そして当時のアメリカ大統領ウィルソンがこれを評価し、「ヴェルサイユ条約の原則」となったのは先述した通りだが、日本の提案を「全会一致」を持ち出して葬り去ったのもウィルソンである。日本の提案は採決にかけられ、賛成11反対5、と言う結果だった。米英反対に回ったが、この当時、アメリカでは黒人に対する人種差別が平然と行われており、英国では本国は賛成でも自治領の豪州等の反対に配慮しての対応であった。当時オーストラリアでは「白豪主義」と言う差別行為が平然と行われていた事は留意しておくべき事であろう。
 
日本の提案は各国で報じられ、特にアメリカの黒人層は喝采もので歓迎したそうだが、その提案を葬り去ったのは自国の大統領であった事を知って激昂し、全米各地で暴動が起きる結果になった。日本の提案は採択される事はなかったが、それでも「国際会議の場で最初に『人種差別撤廃』を提案したのは日本」と言う「歴史的事実」変わりはない。志位和夫はその「事実」認めたくないのだろうか?だとしたらそれこそが「世界史の歪曲」そのものである。
 
日韓併合beforeafter。
 
また、志位和夫の根本的な「歴史認識の間違い」として
 
「日本が朝鮮半島を植民地支配した」
 
と言う点を挙げる人は多いだろう。日本の朝鮮半島統治は「植民地支配」ではなく「併合」、即ち「日本の一部」として扱っていたと言うのが真実だ。しかもそれを持ち掛けて来たのは朝鮮側からだ。日本の統治によって朝鮮半島は搾取され、荒廃するどころかインフラが整備されるなど、発展を遂げたのだ。また、「人」に対しても人口や平均寿命が倍増し、教育水準が大幅に改善した事は否定しようのない「事実」である。この件で安倍首相を批判したいのであれば志位和夫は自らの主張の「客観的な証拠」を挙げ、反証してから口を開くべきだ。「言うだけ」なら誰でも出来るが、「政治家として」発言するなら一般人のそれと違ってそれなり以上の「根拠と責任」が特に求められる。それに見合った言動だと志位和夫は「自信を持って」言えるのだろうか?
 
※日韓関係を破壊しているのは文在寅
 
また、日韓関係について「日本が一方的に悪い」かの様に発言するのは大問題だ。志位和夫は一切言及しないが、日韓関係悪化の根本的な原因は「韓国が国際法や『国と国との約束』を守らない」からであり、それは安倍首相も演説で指摘している。そこに対する反論はないのか?志位和夫がそこまで安倍首相の発言内容を否定したいならこういう所もキチンと反証しなければ単なる「無責任」でしかないが、志位和夫にそういう自覚はないのだろう。それこそが「支持を得られない理由」なのだがその意味を理解しない限り共産党にこれ以上の伸びしろはない。やはり共産党は存在そのものが日本にとって「有害」以外の何物でもないのだ。