恥曝し韓国外交
※またやらかしたのか?
要するに自由韓国党に言わせると
と言う訳だ。
韓国国会では先日、来年度の予算案が可決された模様だが、その予算案は与党とそれに同調する少数政党だけで作られたものだった上に、本来先に審議・採決すべき(らしい)関連法案より先に予算案本体を採決した事に自由韓国党が「強行採決」だとして「抗議の座り込み」をしている状況下だと言う。そんな状況下では外国首脳を国会に迎えて演説などさせられる筈もなく、また、この座り込み実力で排除しようものならそれはそれで野党からの「攻撃の口実」を与えたり、対応を誤れば来年の総選挙に影響が出る可能性は高い。だからこの様な対応をしたのだろう。判らなくもないが、それでも疑問に思える点は幾つか存在すると言えるだろう。
「スウェーデン首相が国会で演説する計画も全く知らなかった」
と、主張している。その時点で問題であろう。外国の首脳が自国を訪問する予定は野党であっても承知であろうが、「外国首脳が自国に来て何をするのか」の予定さえ把握出来ていない、と言うのは不自然であろう。ましてや「国会演説」となればそれを聞くのは基本的には国会議員であって、そこには与党も野党も関係がないのではないのか?政府与党がその予定を野党に知らせなかった、と言うなら確かに大問題だが、例え対立しているからと言ってその様な対応が有り得るのだろうか?
また、暴露された駐韓スウェーデン大使の手紙には
「すでに1000人以上のメディア機関と外国大使を演説に招いた。(演説場所に関連して)迅速に措置を取らなければ、韓国党の国内外イメージが逆風にさらされるかもしれない深刻な事項」
と、スウェーデン首相の演説会場変更に「文喜相の関与」があった事、また「その理由を『自由韓国党の行動が原因』としている」事は読み取れる。韓国でも国会議長は「無所属」として公正中立な立場が要求されている模様だが、要は自由韓国党に言わせると
「文喜相の言動は『公正中立』を逸脱している」
と言う事になる。
その一方で記事は国会議長室関係者のコメントとして
と言う証言も掲載している。その通りであれば文喜相はスウェーデン側の憂慮を受けて演説会場の変更を行った、と言う事になるのでそれであれば自由韓国党の批判は当たらない事になる。それについて大使とやり取りするのも、自由韓国党の行動について言及があるのも必然的だろう。「どちらかが嘘を吐いている」事は間違いないだろうが、これらの報道だけではそれを断定するのは難しそうである。
だが、この一件の真相に関わらず、一番バカを見る事になるのはスウェーデン首相である。韓国国会での演説どころか韓国訪問そのものからして「韓国の政争に巻き込まれた」形になってしまった。それだけでも十分「『失礼』にも程がある」が、韓国国会議員は与野党問わずその意味を理解していないとしか思えない。スウェーデン側の胸中いかばかりか?
この様にして韓国は世界を敵に回していくのだろう。以前韓国を訪問して
「民主主義を学びたい」
と言って国会を見学に来た某国の大統領いたが、韓国国会はその眼前で乱闘騒ぎを起こした、と言う事があった。その時から韓国国会は何も「進歩していない」模様だ。こんな程度では「民主主義」を語る資格もなければ「国として外交」
する資格さえない、と言う事は確実であろう。韓国の外交はそういうレベルである。