「対イラン」で浮き彫りになった日韓の外交力の差

※「外交力の差」以外の何物でもない。
 
先日イランのロウハニ大統領来日し、安倍首相と首脳会談行った。その中で安倍首相はホルムズ海峡近辺への自衛隊派遣について説明し、ロウハニ大統領もそれに理解を示した、とされている。一方韓国は同様にホルムズ海峡近辺への軍派遣を予定しておきながら対応はなし。日韓の外交力の差が浮き彫りになった形だ。
 
 
日韓双方とも派遣の目的は同様で「シーレーンの安全確保」である。また「アメリカの同盟国」と言う点でも同じではあるが、そのアメリカと激しく対立しているイランとの関係において日韓の外交力の差は「ここまで」と言う程歴然としている。
 
日本は百田尚樹氏の小説「海賊と呼ばれた男」にあるようにイランとも友好関係が存在する。一方韓国は?と言うとイランとはとてもじゃないが「友好関係がある」とは言えない。政治とは無関係の筈のスポーツ、例えばサッカーの試合で「イランVS韓国」と言えばどの様なシチュエーションであっても「因縁の一戦」同然となる。韓国にとってはある意味「日本以上に負けられない」相手だと言えるだろう。
 
自国の国益が絡んでいるとは言え、相手の反発を招きかねない事を行うにあたって日本は首脳会談で丁寧に説明、韓国は相手国の首脳が東アジア歴訪の外交予定を知っていながら自国に招聘する事さえしなかった。ロウハニ大統領の発言を見て韓国が後悔しても最早「手遅れ」でしかない。恨むなら自国の大統領の無能を恨んで頂きたい。
 
日本にとって「アメリカとイランの対立」は世界に及ぼす影響も然ることながら「友好国同士の対立」と言う事で板挟みになる問題でもある。文在寅にとっての「米朝対立」に似た構図ではあるが、日本はイランと核問題や対米関係についても意見交換したと言う。イランがそれを呑むかどうかはさておき、何らかの提案がなされたであろう事は予測できる。一方韓国にとっての「米朝対立」についての結果は?と言うと米朝双方から文在寅が自認している「仲介者」の役割は否定され、アメリカからは絶大なる不信感を、そして北朝鮮からは「相手にもされていない」と言う素晴らしい結果を残した。しかもそれでもその現実を直視出来ずに「未だにその立場に固執している」のだから始末に負えない。
 
日韓の「外交力の差」が韓国メディアから見ても否応なく認めざるを得ないレベルで明確になった形だが、ここに至って尚、「イランとの関係悪化」や「自国の外交的無能」について懸念は出せてもそれに対する具体的な解決策、打開策は記事からは読み取れない。最早「打つ手なし」レベルと言う裏返しなのだろうか?
 
言うまでもない事だが、韓国は日本に「歴史を直視せよ」と意味不明な事を言うが、その言葉はそのまま自国に跳ね返ってくる言葉である。他国の事をとやかく言う前に先ずは己を糺すべきなのだが、その意味が理解出来ない様だ。そしてそれこそが「おかしな反日」の諸悪の根源なのだが、「反日」に固執している限りその意味を理解する事はないのだろう。そしてそれが日本以外の自国の外交に悪影響を及ぼしているのだが、それを理解する事もないのだろう。日本からすれば韓国がその様にして「外交的自滅」をしようが知った事ではないが、ここまでの「無能ぶり」を見せつけられて文在寅を「支持する」神経は理解不能である。いい加減目を覚ました方が良いのだが、そういう事も理解は出来ないのだろう。そういう観点から見てもやはり日本からすれば韓国は「切り捨てる」べき相手なのだろう、と言う事は言えそうだ。