ドイツ紙の習近平への手紙

※おい、聞いてるか?
 
ドイツの新聞が論説で習近平支那共産党に強烈な論評を浴びせたらしいのだが、その内容が的確過ぎる。
 
 
ドイツの日刊紙である「ビルト」と言う新聞が習近平に対して編集長の「習近平への公開手紙」と言う形で
 
新型肺炎であなたは政治的に滅亡するだろう」
 
「あなたは監視を通じて統治する。監視がなかったとすればあなたは主席になることはできなかっただろうが、伝染病震源地である動物市場に対する監視は拒否している」
 
「批判的な新聞やインターネットメディアは閉鎖するが、コウモリのスープを販売する商店は閉鎖しない」

「全世界で流行っている支那最大の輸出ヒット商品はコロナ」
 
「あなた、あなたの政府と科学者はコロナが人から人へ感染するという事実をかなり前から知っていたが、世の中に知らせなかった」
 
ワシントンポストによると、武漢の実験室は安全基準なしにコウモリのコロナウイルスを実験したと報じた。なぜ毒性実験を政治犯監獄のように安全に捉えなかったのか」
 
「全世界で悲しんでいるコロナによる犠牲者の妻、娘、息子、夫、親に一度は説明するべきではないのか」

「あなたは全世界に大量のマスクを送れば、立派な友情と見なしているだろう。私はこれを友情だと呼ばず、『笑っている帝国主義』と呼んでいる」
 
「あなたは自国からの伝染病で自国を強化することを望んでいる。私はこれを通じてあなたが個人的な権力を試みられると信じていない。コロナが近い将来、あなたの政治的な滅亡を招くだろうと信じている」
 
等と酷評したのだと言う。この「ビルト」と言う新聞はドイツでの右派系グループが発行する新聞で、ドイツでは最大級の発行部数を誇る新聞らしい。
 
実に的確な論評、と言うよりない。特に「支那コロナウイルスに関する情報を隠蔽していた」と言う部分については先週の時点でAP通信がその証拠となる内部文書を入手したと報道されている。それによるとが1月14日の時点で
 
「コロナ感染は2003年の重症急性呼吸器症候群SARS)流行以来『最も深刻な危機』で『衛生上の大問題となる恐れがある』」
 
との認識を示していたらしい。また、この時点で
 
「人から人への感染の可能性がある」
 
事も認識していたのだと言う。更にそういう疑惑は1月下旬の時点で記事になっている。少なくともコロナウイルスに関する「支那情報隠蔽疑惑」は「クロ」である公算が極めて高い。
 
習近平に対する世界の総意。
 
これに対してドイツの支那大使館が反論した模様だが、「的確な反論」と言うには程遠い。しかし、ドイツの現政権は左派であり、支那やWHOに融和的だ。こういう声が何処までドイツ人を動かし、政権を動かすかについてその効果は未知数だ。
 
だが、部外者の目線から見ればこれ程的確かつ痛烈な論評はそうそうない。この編集長のセンスには脱帽ものだ。また、こういう論調はコロナに苦しむ世界の何処でも出現し得るものだ。特に情報隠蔽疑惑やウイルスの流出元に関してはアメリカ政府が本格的に調査に乗り出している。その結果次第では支那は世界中から袋叩きにされる事もあるだろうし、そうなる可能性は高い。と、言うか世界はそうしなければならない。今回のコロナ、「支那に依存する危険」と言う教訓を世界にもたらした。これで支那に対する関わり方が変わらず、支那を増長させる結果となればコロナウイルスの犠牲になった人が浮かばれない。その意味でも支那に対する追及は「コロナ後」世界の使命であり、義務でもあるのだ。