日本のウイルス対策は「奇妙な成功」か?

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※やる事はやっていた?のか?

アメリカの外交誌が日本のコロナ対策を

「奇妙な成功」

とか評しているらしい。だが、それは別段「奇妙」でも何でもない。欧米人の考える「常識」が常に正論とは限らない、と言うだけの話ではないだろうか?

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000101-kyodonews-int

確かに指摘されている通り日本のコロナ対策は他国と違って「ロックダウン」なんて真似は法的に不可能だし、私権を強制的に制限する措置は皆無だった。あくまで政府が行ったのは「要請」でしかない。

それでも「8割の外出自粛」はかなりの実現度を達成し、何より死亡者数が他国に比べて圧倒的に少ない。

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マスゴミは報道しないんだろうな。

考えられる要因は幾つかある。例えば「医療体制の確かさ」「『要請』で事足りる民度の高さ」や、「衛生習慣の高い基準と浸透性」等だ。また、「最初から検査主体ではなく、『死者の発生を抑える』」対策が結果的かも知れないが、功を奏した事も考えられる。PCR検査ありき、が正論とは限らないと言う事だ。

また、欧米人には「人類こそ万物の霊長、人類の叡知に不可能はない」とでも言わんばかりの発想でウイルスだろうが何だろうが力で抑え込もうとする傾向が見られるが、日本の場合、人類以上の「神」が人類以上に存在するものと考える。しかも「疫病神」「貧乏神」など欧米人が絶対理解出来ないであろう「神」まで居る。そういう「差」が、影響しているのではないだろうか?

コロナウイルスの被害は明らかに欧米の方が酷い。欧米人は「自分達のやり方こそ絶対」と言う考えは改めるべきだろう。そうでなければまた別の何かで同じ様な被害に遭いかねない。単に日本を「奇妙な成功」と不思議がる前にもう少し謙虚に調べてみては如何だろうか?