暴かれた支那の隠蔽工作
記事によると支那は新型コロナウイルスのゲノムを解析しておきながら「1週間は隠蔽していた」とか「重要な資料は隠し、最小限の情報提供しかしていなかった」とか「支那国営TVのCCTV出演したWHO責任者には出演15分前まで情報提供しなかった」等と言う「支那の隠蔽工作」が暴露されている。そしてWHOが今まで支那に甘い発言を繰り返していたのは
「情報を支那から引き出す為、甘言を用いていた」
と言うのだ。事実であればとんでもない事だ。
だが、例えこの記事の通りだとしてもWHOのこれまでの対応を弁護する事は出来ない。それなら早期に「支那が情報提供してくれない」とでもハッキリ言っておけば世界中から支那を非難する声が現在以上に上がって支那の立場を一層悪く出来た筈なのだ。そうしなかったテドロスの責任はどの道免れない。
元記事を書いた香港メディアはその根拠として「WHOの内部資料やEメールの入手」「職員へのインタビュー」を挙げている。で、あればテドロスは最早末端の職員の動向を掌握出来ていない、と言う裏返しでもあり、それだけテドロスへの反感がWHO内部でも広まっている、と言う事なのであろう。「人間としての良心」があるならそれは当然の反応であり、テドロスを裏切って内情を暴露した職員を責める事は出来ない。寧ろ「公益通報者」として世界が保護すべき人々なのではないだろうか?
また、この記事が事実であればアメリカ支那の対立にも大きな影響を及ぼす。記事の真実性が証明されればアメリカに「対支那制裁」の絶好の口実を与える事になる。その他の国の動向も「アメリカ寄り」になる事も容易に予想出来るだろう。香港メディアこの記事の破壊力、十分過ぎる。
世界のメディアは一斉にこの記事の内容の「真実性」を追うべきだ。その「真実性」が証明された時、その記事は世界を動かす事になる。ジャーナリストとしてはこれ程の名誉はそうそうないだろう。不肖筆者はジャーナリストではないが、その様な骨のあるジャーナリストが現れる事を願って止まない。