韓国での差別意識
韓国野党、未来統合党の河泰慶なる議員は北朝鮮の冷麺店の料理長が
「平壌に来て有名な玉流館の料理に食らいついたときは、何が起こったのかと思うほど怪しげであったが、(韓国に)戻ってから今まで全く何もしていなかった」
と、文在寅を批判した事について
「北朝鮮の料理長までもが文大統領をバカにしているのに、抗議の一言も言えないのが、親文派のロウソク精神なのか」
と、痛烈に批判。また、
「北朝鮮の大統領への侮辱は度を越えた。もし日本で文大統領にあのような侮辱をしたならば、親文派たちは黙っていただろうか」
「竹槍ではなく戦争しようと言ったはずだ」
「今は保守と進歩が争う時ではない。レッドラインをすでに越えた北朝鮮の脅迫と言葉の爆弾に対して、厳重に警告すべきだ」
「北朝鮮に堂々とした姿を見せれば、野党も文大統領に力を貸す」
とも主張したのだと言う。
一見まともな事を言っている様に思えるが、実際には「差別発言」のオンパレードで問題視すべき箇所もある。
玉流館とは北朝鮮で有名な冷麺店らしく、北朝鮮の外交の場としても利用される事もあるのだと言う。北朝鮮に散々言いたい放題されて何一つ反論出来ない文在寅にも確かに問題はあるが、日本を引き合いにしているこの議員の発言も問題があると言えそうだ。
河泰慶の主張にはその前提に
「日本から出てきた文在寅への批判なら韓国人は怒りを示す」
と言う前提がある。同じ批判が出たとして、一方には抗議どころか「戦争」を引き合いに猛反発、もう一方には「沈黙」では明白に差別である。つまりこの発言、
「韓国人は日本を差別し、見下している」
と言う前提がなければならない。それを公言する、と言うのはそういう認識が韓国では常識である、と言う意味に他ならず、問題なのはそういう認識を前提に発言している点である。
そして
「文在寅はそれでも『従北』を貫く」
と言う前提もある。その時点で「救いようのない阿呆」である事は明白だが、そんなのを大統領にし、与党に盤石の議席を与えたのは韓国人だ。その責任は韓国人が自身で取るしかない。日本としては「知った事ではない」のである。
だが、この様な認識が韓国では常識となっている点は見過ごせない。元々「反日教育」しているのだから「当然と言えば当然」なのだが、それを改めない限り本当の意味での「日韓友好」などあり得ない。日本としてはそういう認識を持ってこの国には対応しなくてはならない。文在寅が大統領である限り、また、将来国際法を遵守する人物が大統領となり、それらを実行するまで日本は韓国と距離をおくべきだ。何だかんだ言っても所詮は「南北揃って同じ穴の狢」でしかないのだから。